「ガンダム試作1号機フルバーニアン」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
34行目: 34行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[シーマ・ガラハウ]]との戦闘で大破した[[ガンダム試作1号機]]を、[[フォン・ブラウン]]郊外の[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム社]]リバモア工場で改修を施した機体。
+
[[シーマ・ガラハウ|シーマ艦隊]]との戦闘で大破した[[ガンダム試作1号機]]を、フォン・ブラウン郊外の[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム社]]リバモア工場で改修を施した機体。試作1号機は本来[[コア・ファイター]]の換装によって宇宙/地上それぞれの環境に適応する事をコンセプトとしていたが、機体の破損状況や以降の作戦展開を踏まえた上で完全な宇宙戦用MSに改修された<ref>本来の宇宙戦仕様はユニバーサル・ブースト・ポッドを採用したコア・ファイターへの換装・ショルダー・バーニア・ポッドの装着、脚部推進ユニット及びプロペラントタンクの増設のみで済ませる予定であった。</ref>。
  
試作1号機は本来[[コア・ファイター]]の換装によって宇宙/地上それぞれの環境に適応する事をコンセプトとしていたが、機体の破損状況や以降の作戦展開を踏まえた上で完全な宇宙戦用MSに改修された<ref>本来の宇宙戦仕様はユニバーサル・ブースト・ポッドを採用したコア・ファイターへの換装・ショルダー・バーニア・ポッドの装着、脚部推進ユニット及びプロペラントタンクの増設のみで済ませる予定であった。</ref>。
+
改修にあたって既にロールアウトしていた1号機用の宇宙戦用装備が流用され、同時にこれまでの実働データもフィードバックされている。
  
改修にあたって既にロールアウトしていた1号機用の宇宙戦用装備が流用され、同時に地上におけるトライアルのデータのフィードバックに加え、ロールアウトからトライアル、そして損壊に至るまでの期間に提案されたアイデアなども盛り込まれている。
+
最大の特徴は機体各部に搭載されたバーニアスラスター。特にバックパックに装着されたユニバーサル・ブースト・ポッドは改修に伴って固定式から可動式へと改められ、高推力を各方向に自在に振り分ける事が可能となった。これら推進器群を連動させる事で[[モビルアーマー]]並の運動性を実現しているが、機体の高機動化に伴いパイロットにかかるGも増大している。
  
Fb化に際して受けた改修点は、ショルダー・バーニアポッド及びフレキシブル・ブースト・ポッドの増設と、脚部の構造変更である。特にバックパックに装着されたユニバーサル・ブースト・ポッドは改修に伴って固定式から可動式へと改められ、高推力を各方向に自在に振り分ける事が可能となった。脚部はほとんど当初の改装案に準じた改造が行われているが、基本フレームに大型のプロペラントタンクが装備され、それに準じた脚部カバーが覆っている。更に、当時の標準的な艦艇の規格範囲内ギリギリで足部ソールにまで増槽が装備されていた<ref>MSの構造の内、脚部は機体容積の過半数を締めており、巨大なバーニアユニットとして機能していた例は多く、大容量の燃料タンクとしても有用であった。</ref>。この脚部構造は、四肢としての機能に支障がなければ何を内装しても構わないという発想を生み出し、後にジェネレーターを脚部に装備する[[Ζガンダム]]などの誕生へと結びつく事になった。
+
改修時の追加装備は試作1号機の当初の設計案に組み込まれていたものの、ここまで大規模な改修は想定されておらず<ref>特にコア・ファイターはコクピットブロック以外はほぼ新造に近い改修を受けている。</ref>、アナハイム側も峻別する目的で便宜上機体ナンバーを「GP-01fb」に更新している。
 
 
機体に装備されたスラスター等の出力は無重力空間に合わせて調整され、機体構造の軽量化と共にプロペラントタンクの増設等を施し、作戦行動時間の延長と出力の増大が成されている。また、上半身の各バーニアスラスターの可動域も拡大され、これら推進器群を連動させる事で[[モビルアーマー]]並の機動性・運動性を実現しているが、機体の高機動化に伴いパイロットにかかるGも増大している。
 
 
 
改修時の追加装備は試作1号機の当初の設計案に組み込まれていたものの、ここまで大規模な改修は想定されておらず<ref>特にコア・ファイターはコクピットブロック以外はほぼ新造に近い改修を受けている。</ref>、アナハイム側も峻別する目的で便宜上機体ナンバーを「GP-01fb」に更新している(あくまで便宜上の物であり制式番号ではない)。
 
 
 
工場への搬入は[[宇宙世紀]]0083年11月2日、同月4日にトライアルが開始されている。これは、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の強い督促の他に、必要なパーツが既に完成していた事と、開発担当者による不眠不休の尽力があって初めて可能となった奇跡だとも言われている。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
:初登場作品。第6話から登場し、[[コウ・ウラキ|コウ]]と共に[[ケリィ・レズナー|ケリィ]]の乗る[[ヴァル・ヴァロ]]、[[アナベル・ガトー|ガトー]][[ガンダム試作2号機]]と激闘を演じた。最終的に[[ソロモン|コンペイトウ]]で核爆撃を終えたガンダム試作2号機と交戦し、相打ちとなり大破。その際、機体の損傷が激しくコアブロックシステムが作動しなかったため、コウはコクピットハッチから脱出を余儀なくされた。
+
:初登場作品。第6話から登場し、[[コウ・ウラキ|コウ]]と共に[[アナベル・ガトー|ガトー]][[ケリィ・レズナー|ケリィ]]などのエースパイロットと激闘を演じた。
 
;[[機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 REBELLION]]
 
:
 
:
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
:第48話からガンダム連合のガンダム達に紛れてカメオ出演している。
 
:第48話からガンダム連合のガンダム達に紛れてカメオ出演している。
;[[機動戦士ガンダム 修羅の双星]]
 
:勲章を30個集めることで出現する隠しステージ「強襲!フルバーニアン」に出てくる。
 
攻撃はビームライフルとビームサーベル(近接攻撃)を扱う。後者は連続で攻撃してくる場合があり、ヒートホークで斬りつけてもさらに攻撃してくる場合がある。搭乗パイロットのカットインがないためパイロットは不明。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[コアブロックシステム]]
 
;[[コアブロックシステム]]
:[[コアファイターII|コアファイターII-Fb]]がボディユニットと合体し、コックピット兼脱出ユニット及びバックパックとして機能する。実戦データのフィードバックもあって、空間戦闘に対応するべく基本設計に手が加えられ、機体の前後を接続するジョイント部も抜本的に見直された。<br/>第7話ではこの機構を活用し、[[ヴァル・ヴァロ]]に機体をクローで挟まれた際にAパーツ(機体上半身)を強制分離し拘束から脱出。そのままヴァル・ヴァロの撃破に成功している。
+
:[[コアファイターII|コアファイターII-Fb]]がボディユニットと合体し、コックピット兼脱出ユニット及びバックパックとして機能する。
;ショルダーバーニアポッド
+
:第7話ではこの機構を活用し、[[ヴァル・ヴァロ]]に機体をクローで挟まれた際にAパーツ(機体上半身)を強制分離し拘束から脱出。そのままヴァル・ヴァロの撃破に成功している。
:ショルダーアーマーの上面装甲を換装する形で増設された補助機動装備。本来のガンダム試作1号機の設計案にも含まれており、最大稼働時にはバーニアノズルが基部からせり出して可動する。これによって、無重力空間における機体の機動性を飛躍的に向上させる事が可能となる。<br/>なお、ショルダージョイントとの中間に増設された可動アーマーは、耐弾性向上のために改装時に追加装備されたものである。
+
 
;リバース・スラスター
 
:コアファイターII-Fbのインテーク部に増設された補助機動装備。通常は耐弾性向上の為に装甲内に収納されているが、緊急時に展開し、機体の制動に用いられる。姿勢制御などにも援用されるため、ガンダム試作1号機と比較して180度姿勢変換に必要な時間が0.1sec改善されている。
 
 
;ユニバーサル・ブースト・ポッド
 
;ユニバーサル・ブースト・ポッド
 
:プロペラントタンクと一体化したバーニアユニットを、ヒンジとターレットで自在に変位させる補助推進装備。当初の設計案で既に盛り込まれていた装備だが、改修に伴い可動式に改められた。
 
:プロペラントタンクと一体化したバーニアユニットを、ヒンジとターレットで自在に変位させる補助推進装備。当初の設計案で既に盛り込まれていた装備だが、改修に伴い可動式に改められた。
72行目: 61行目:
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に左右一対2門内蔵。改修前の試作1号機からの変更点は無し。主に牽制や迎撃に用いられるが、至近距離であれば敵機に致命的なダメージを与える事も可能とされる。
+
:頭部に左右一対2門内蔵。改修前の試作1号機からの変更点は無し。主に牽制や迎撃に用いられるが、至近距離であれば敵機に致命的なダメージを与える事も可能とされる。劇中では試作2号機との間合いを取る為に使った。
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
;[[ビーム・サーベル]]
:バックパック上部に2基装備。コア・ファイター時のビーム・ガンと兼用装備になっている。改修に伴い接続部のレイアウトが変更されており、基部にスライドレールが追加された。
+
:バックパック上部に2基装備。コア・ファイター時のビーム・ガンと兼用装備になっている。改修に伴い接続部のレイアウトが変更されており、基部にスライドレールが追加された。劇中ではガトーが乗る[[ガンダム試作2号機]]とのビーム・サーベルでの対決が印象的。
 
:;ビーム・ガン
 
:;ビーム・ガン
 
::バックパックにマウントしたビーム・サーベルはビーム砲として使用可能。主にコア・ファイター時に使用される。フルバーニアンへの換装に伴い、ジェネレーターの高出力化やユニットの更新によって火力が向上した。
 
::バックパックにマウントしたビーム・サーベルはビーム砲として使用可能。主にコア・ファイター時に使用される。フルバーニアンへの換装に伴い、ジェネレーターの高出力化やユニットの更新によって火力が向上した。
 
;BOWA・XBR-M-82H<ref>重力下仕様はBOWA・XBR-M-82-05H、宇宙用をBOWA・XBR-M-82-06Aとする資料もある。</ref> [[ビーム・ライフル]]
 
;BOWA・XBR-M-82H<ref>重力下仕様はBOWA・XBR-M-82-05H、宇宙用をBOWA・XBR-M-82-06Aとする資料もある。</ref> [[ビーム・ライフル]]
:改修前の試作1号機と同じビーム・ライフル。当時としては画期的なEパック方式を採用している。
+
:改修前の試作1号機と同じビーム・ライフル。
 
:;ビーム・ジュッテ
 
:;ビーム・ジュッテ
::銃身部に備えられた緊急防御用の小型ビーム・サーベル。敵の近接攻撃を受け止める際に使用する。
+
::銃身部に備えられた緊急防御用の小型ビーム・サーベル。敵の近接攻撃を受け止める際に使用する物で劇中では[[ドラッツェ]]のビームサーベルを受け止めている。
 
;A.E.Blash XBR-L-83d 試作ビーム・ライフル<br/> (ロングライフル / ロング・ビーム・ライフル / ロングレンジ・ビーム・ライフル)
 
;A.E.Blash XBR-L-83d 試作ビーム・ライフル<br/> (ロングライフル / ロング・ビーム・ライフル / ロングレンジ・ビーム・ライフル)
:機体に内蔵されたコンデンサーからチャージを行う方式の新型高出力ビーム・ライフル。出力は2.2MW。<br/>CDシネマ『[[ルンガ沖砲撃戦]]』で使用し、[[チベ級]]を大破させた。他の新型機用に開発された装備であるため命中精度は低く、テスト中の調整は困難を極めた。その後、[[アルビオン]]の主砲のスタビライザーを使用する事で一応の安定性を得ているが、一回の発射でエネルギージャムを引き起こし発射不能となっている。
+
:機体に内蔵されたコンデンサーからチャージを行う方式の高出力ビーム・ライフル。出力は2.2MW。CDシネマ『[[ルンガ沖砲撃戦]]』で使用し、[[チベ級]]を大破させた。他の新型機用に開発された装備であるため命中精度は低く、テスト中の調整は困難を極めた。その後、[[アルビオン]]の主砲のスタビライザーを使用する事で一応の安定性を得ているが、一回の発射でエネルギージャムを引き起こし発射不可能となっている。
:上記の武器名の通り、媒体によって名称にバラつきがある。デザインも二通りあり、佐野浩敏氏によるラフデザイン版とカトキハジメ氏によるGFF版デザインの内、後者が各媒体で主流となっている<ref>立体物もカトキ版が採用されるのが殆どだが、その中でフィギュア「MS IN ACTION !! ガンダム試作1号機」は佐野版が付属する貴重な一品となっている。気になる人は一度手に取ってみてはいかがだろうか</ref>。
+
:上記の武器名の通り、媒体によって名称にバラつきがある。
 
;シールド
 
;シールド
 
:対ビームコーティングが施されたシールド。改修前の試作1号機の物からの変更点は無い。
 
:対ビームコーティングが施されたシールド。改修前の試作1号機の物からの変更点は無い。
109行目: 98行目:
 
:アーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。「ガンダム開発計画が継続され、[[ティターンズ]]で試作1号機が運用されたら?」というIF設定を持ち、[[ガンダムMk-II]]と同様、ティターンズカラーに塗装されているのが特徴。ただ、正史で[[ジョン・コーウェン]]失脚のために同計画を頓挫させたティターンズが果たしてこの機体を運用するかは疑問の余地がある<ref>あくまでカードテキスト内におけるAE社社員の想像であることを注記しておく</ref>。
 
:アーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。「ガンダム開発計画が継続され、[[ティターンズ]]で試作1号機が運用されたら?」というIF設定を持ち、[[ガンダムMk-II]]と同様、ティターンズカラーに塗装されているのが特徴。ただ、正史で[[ジョン・コーウェン]]失脚のために同計画を頓挫させたティターンズが果たしてこの機体を運用するかは疑問の余地がある<ref>あくまでカードテキスト内におけるAE社社員の想像であることを注記しておく</ref>。
 
;[[重装フルアーマー・バーニアン]]
 
;[[重装フルアーマー・バーニアン]]
:漫画『REBELLION』に登場する換装形態。[[重装フルアーマーガンダム]]と同様の装備が施されている。
+
:漫画『REBELLION』に登場する換装形態。[[重装フルアーマーガンダム7号機]]と同様の装備が施されている。
  
 
=== 系列機・派生機 ===
 
=== 系列機・派生機 ===
118行目: 107行目:
 
;[[ジム・カスタム高機動型]]
 
;[[ジム・カスタム高機動型]]
 
:本機のバックパックの評価試験機。
 
:本機のバックパックの評価試験機。
=== その他 ===
 
;[[ゲルググ・ウェルテクス]]
 
:搭載されたアクティブ・バインダーの設計及び制御にフルバーニアンのデータが活用されたと言われている。
 
;[[ガンダムF90-Tタイプ]]
 
:バックパックのバーニア・ユニットの開発時にフルバーニアンのユニバーサル・ブースト・ポッドを参考にしたとされる。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

ガンダムWikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はガンダムWiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)