「MSA-120」を編集中
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*[[ウィリアム・C・オーランド]] | *[[ウィリアム・C・オーランド]] | ||
*[[ヴェロニカ・ヴァーノン]] | *[[ヴェロニカ・ヴァーノン]] | ||
− | *[[サイファー]] | + | *[[ユーリー・ミノフスキー|サイファー]] |
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]から宇宙世紀0111年に提示された次世代MS規格の策定要求に対して、[[ヘビーガン]]の発展型として開発した[[モビルスーツ]]。[[サナリィ]]のFシリーズに対する競合機として[[グラナダ]]工場のジオン系開発チームに発注され、新時代の[[リック・ディアス]] | + | [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]から宇宙世紀0111年に提示された次世代MS規格の策定要求に対して、[[ヘビーガン]]の発展型として開発した[[モビルスーツ]]。[[サナリィ]]のFシリーズに対する競合機として[[グラナダ]]工場のジオン系開発チームに発注され、新時代の[[リック・ディアス]]を目指してアナハイム・ガンダムの技術を投入し開発された。 |
次期主力モビルスーツ選定において[[ガンダムF90]]とのコンペティションが行われ、コンピュータ・シミュレーションによる一次審査では最大出力・耐弾性に勝っていたものの、運用コスト及び機動戦力比で水を開けられ、続く実機を用いた模擬戦形式の二次審査でF90に敗退。これ以降、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]は小型MSを主力とした方針転換を確定させ、次期主力機の開発はサナリィに一任される事になり、MSA-120の存在は闇に葬られた。 | 次期主力モビルスーツ選定において[[ガンダムF90]]とのコンペティションが行われ、コンピュータ・シミュレーションによる一次審査では最大出力・耐弾性に勝っていたものの、運用コスト及び機動戦力比で水を開けられ、続く実機を用いた模擬戦形式の二次審査でF90に敗退。これ以降、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]は小型MSを主力とした方針転換を確定させ、次期主力機の開発はサナリィに一任される事になり、MSA-120の存在は闇に葬られた。 | ||
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:「ラプラス事変やマフティーの反乱を経験したアナハイム・エレクトロニクス社が技術を総動員して作った大型MSの末裔」というリファイン設定で、[[ガブスレイ]]をベースにヴェイガン機や[[ギラ・ドーガ]]等のキットとミキシングした作例が登場。アップリケアーマーを外した中身も製作している気合の入れよう。 | :「ラプラス事変やマフティーの反乱を経験したアナハイム・エレクトロニクス社が技術を総動員して作った大型MSの末裔」というリファイン設定で、[[ガブスレイ]]をベースにヴェイガン機や[[ギラ・ドーガ]]等のキットとミキシングした作例が登場。アップリケアーマーを外した中身も製作している気合の入れよう。 | ||
;[[機動戦士ガンダムF90FF]] | ;[[機動戦士ガンダムF90FF]] | ||
− | : | + | :実機が本格的に登場。「ドライグ」のペットネームやパイロットをはじめ全8機生産された事や、開発系譜、ハイインパクトガンの概要等々、設定面でかなりの掘り下げが行われた。<br/>第1話でF90との模擬戦について言及され、その後、第19話でその模擬戦時のパイロットが[[ヴェロニカ・ヴァーノン]]であった事が本人の口から語られた。19話では[[レガシィ]]によって強奪された[[ユーリー・ミノフスキー|サイファー]]機が[[ネモ]]3機と共に[[ファステスト・フォーミュラ]]と交戦。メガ・ブーストの機動力で[[キャノンガンダム]]の懐に一瞬で飛び込み、ビーム・サーベルの一刺しで瞬時に撃墜し、F90をも圧倒。その後もFF隊の前に幾度となく立ちはだかった。また33話よりツインアイタイプに改装された[[ドライグ・アクティブ]]も登場している。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 特殊機能 === | === 特殊機能 === | ||
;メガ・ブースト | ;メガ・ブースト | ||
− | :[[エネルギーCAP]] | + | :[[エネルギーCAP]]の技術を応用し、瞬間的に出力を上げ、機動性を高める新技術。この際の機動力はサナリィのF90すらも凌駕する。 |
;蒸発式アップリケ・アーマー | ;蒸発式アップリケ・アーマー | ||
:新素材を用いた複合耐ビーム装甲材。機体表面に施され、被弾時に装甲を蒸発させダメージを最小限に止める。 | :新素材を用いた複合耐ビーム装甲材。機体表面に施され、被弾時に装甲を蒸発させダメージを最小限に止める。 | ||
79行目: | 79行目: | ||
:武装欄に表記あり。詳細不明。 | :武装欄に表記あり。詳細不明。 | ||
;[[ビーム・サーベル]] | ;[[ビーム・サーベル]] | ||
− | : | + | :近接白兵戦用の装備。『F90FF』に登場した機体が装備。 |
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
89行目: | 87行目: | ||
;[[ヘビーガン]] / [[ヘビーガンII]] | ;[[ヘビーガン]] / [[ヘビーガンII]] | ||
:ベース機。フレームを流用しているものの、外見や体格は大きく異なる。 | :ベース機。フレームを流用しているものの、外見や体格は大きく異なる。 | ||
− | ;[[Gカスタム]] | + | ;[[ハーディガン Gカスタム]] |
:本機の装備が転用されたハーディガンの先行試作タイプ。 | :本機の装備が転用されたハーディガンの先行試作タイプ。 | ||
;[[ゾーリン・ソール]] | ;[[ゾーリン・ソール]] | ||
95行目: | 93行目: | ||
;[[ドライグ・アクティブ]] | ;[[ドライグ・アクティブ]] | ||
:ツインアイとブレードアンテナを装備した1号機。 | :ツインアイとブレードアンテナを装備した1号機。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*『スーパーMJ』の設定では、ヘビーガンの内部フレームが本機に流用されているとの事だが、機体デザインが根本的に違う。この辺りはヘビーガンの方が制作時系列的には後発である事や初出の『機動戦士ガンダムF90』時の諸設定の変更が行き届いていないのが原因なのだろう。 | *『スーパーMJ』の設定では、ヘビーガンの内部フレームが本機に流用されているとの事だが、機体デザインが根本的に違う。この辺りはヘビーガンの方が制作時系列的には後発である事や初出の『機動戦士ガンダムF90』時の諸設定の変更が行き届いていないのが原因なのだろう。 |