サイ・サイシー

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サイ・サイシー(Sai Saishi)[編集 | ソースを編集]

ネオチャイナ代表のガンダムファイターで、少林寺再興を目指す16歳の少年。祖父は第3回大会優勝者のサイ・フェイロン、父はサイ・ロンパイ。拳法の達人だが、中華料理も得意。幼き頃のちのサポートクルーの恵雲瑞山によりコロニーの少林寺で修行に明け暮れ、第13回大会では総師よりドラゴンガンダムを授かった。性格は明朗活発でお調子者。レインのスカートをめくったり、ナスターシャの水浴びを覗いたりするなど破廉恥なことも平気でやるが、憎めない奴。

地球へ降下した際に機体とは離れ離れとなってしまい、しかもドラゴンガンダムは盗賊団に利用されていた。そこで出会ったばかりのドモンに取り入り、彼を利用して取り戻すことに成功。あわよくばと盗賊団と共倒れと思っていたようだが、ドモンはしぶとく生き残り、そのままガンダムファイトへ突入する。終始優勢にファイトを進めたドモンの勝利と思いきや、最後に自ら相討ちの形に持ち込んで引き分けとなった。第13回大会の予選では唯一ドモンと引き分けている。

普段は年少者らしくお調子者のムードメーカーであり、ドモンを「アニキ」と慕っているが、戦いともなればまさしく豹変し、裂帛の気合と鋭い洞察力を備えた強豪ファイター。普段は仲間たちの輪の内にあってその手の内をよく見ていたが、自らは奥の手を見せないなど抜け目ない。決勝大会における新生シャッフル同盟との連戦でも、ドモンはサイ・サイシーを一番の強敵と見ていた。 実は新生シャッフル同盟の面々はドモンを含め何かしらの精神的な脆さを抱えている(アルゴ・ガルスキーさえ「仲間」というアキレス腱を持っている)のだが、サイ・サイシーは父、サイ・ロンパイが少林寺再興の悲願を叶えることなく他界してしまったこと、生まれてくるサイ・サイシーにその願いを託す旨をしたためた手紙を読み、それまでの不真面目であった自らを強く戒め「少林寺再興」のために戦うことを誓うという「弱さの克服」ではなく「強さを手に入れた」形となっている。その覚悟のほどは決勝リーグ戦でドモンとの死闘からも伺える。ドラゴンガンダムの両腕や切り札の辮髪も破壊されてもなお闘志をみなぎらせ、真・流星胡蝶剣でゴッドガンダムのゴッドフィンガーを右手ごと破壊したことからも伺える。激闘の末破れはしたものの、アニキと慕うドモンが相手であったことから無念をにじませつつもその敗北を受入れ、後の師弟対決を見守り、デビルガンダム討伐にも参加した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動武闘伝Gガンダム

人間関係[編集 | ソースを編集]

サイ・フェイロン
祖父。
サイ・ロンパイ
父。
恵雲
瑞山
サポートクルー。
ドモン・カッシュ
ネオジャパンのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
チボデー・クロケット
ネオアメリカのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
アルゴ・ガルスキー
ネオロシアのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
ジョルジュ・ド・サンド
ネオフランスのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
セシル・ボルガー
一目惚れした相手。ネオデンマークのガンダムファイターであるハンス・ボルガーの妹。最終回でも写真で僅かながら登場。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「天に竹林!地に少林寺!目に物見せるは最終秘伝!真・流星胡蝶剣!!」
サイ・サイシーがゴッドガンダム戦で最後の攻撃を仕掛けた時の台詞。両腕を破損している状態でゴッドガンダムの「爆熱ゴッドフィンガー」を見事に打ち破る…が、直後に左腕のゴッドフィンガーが炸裂してしまう。とはいえ、ゴッドフィンガーを打ち破った最初で最後の技ではある。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ドラゴンガンダム

商品情報[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]