差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,382 バイト追加 、 2019年8月12日 (月) 02:13
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 +
| コードネーム = 02(ゼロツー)
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
| 型式番号 = RX-78-02
+
| 型式番号 = RX78-02<ref>原作漫画版『THE ORIGIN』など</ref><br/>RX-78-02<ref>アニメ版『THE ORIGIN』など</ref>
 
| 頭頂高 = 18.0m
 
| 頭頂高 = 18.0m
 
| 全高 = 18.5m
 
| 全高 = 18.5m
30行目: 31行目:  
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
<!-- 本文はここから -->
 
<!-- 本文はここから -->
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した試作型モビルスーツ。[[ガンキャノン最初期型]]が完敗したことにより新たに開発された機体である。基本的には『[[機動戦士ガンダム|1st]]』の[[ガンダム]](以下、1st版)と同じだが、[[コアブロックシステム|コア・ブロック・システム]]が搭載されておらず、大気圏突入のための装備もない。コア・ブロック・システムは[[ジャブロー]]で追加されている。後にはバックパックにスタビライザーが追加された他、機体各所にスラスターの増加、マグネットコーティング処理など改修され続けて運用された。
+
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した試作型モビルスーツ。
 +
 
 +
[[ガンキャノン最初期型]]が完敗したことにより新たに開発された機体で、試作された2機の内、本機は2号機である。基本的には『[[機動戦士ガンダム|1st]]』の[[ガンダム]](以下、1st版)と同じだが、[[コアブロックシステム|コア・ブロック・システム]]が搭載されておらず、大気圏突入のための装備もない。コア・ブロック・システムは[[ジャブロー]]で追加されている。後にはバックパックにスタビライザーが追加された他、機体各所にスラスターの増加、マグネットコーティング処理など改修され続けて運用された。
 +
 
 
;初期型
 
;初期型
 
:サイド7編からジャブロー編までのバージョン。左右非対称な胴体やショルダーキャノンの装備など実験的な要素が強く、特に左肩のショルダーマグナムはほとんど使用されなかった。装甲も1st版ほどではなく、ザクマシンガンであっても直撃すれば只では済まなかった。
 
:サイド7編からジャブロー編までのバージョン。左右非対称な胴体やショルダーキャノンの装備など実験的な要素が強く、特に左肩のショルダーマグナムはほとんど使用されなかった。装甲も1st版ほどではなく、ザクマシンガンであっても直撃すれば只では済まなかった。
 
;中期型
 
;中期型
:ジャブローで改修されたバージョン。左肩のショルダーマグナムが廃止され、代わりにガトリング砲を装備。ショルダーキャノンも装備されなくなり、胴体内部に脱出用のコア・ポッドを内蔵した。
+
:ジャブローで改修されたバージョン。左肩のショルダーマグナムが廃止され、代わりにガトリング砲を装備。ショルダーキャノンも装備されなくなり、胴体内部に脱出用のコア・ポッドを内蔵した。また、肩アーマーの天面にフックが追加されている。
 
;後期型
 
;後期型
:サイド6で[[マグネットコーティング]]を施し、各部にバーニアを追加したバージョン。この時点でのマグネット・コーティングは実験的要素が強かったのでアムロが難色を示したが、コーティング後の成果は予想以上に良好であった。
+
:サイド6で[[マグネットコーティング]]を施し、各部にバーニアを追加したバージョン。肩アーマーのフックもスラスターに変更されている。この時点でのマグネット・コーティングは実験的要素が強かったのでアムロが難色を示したが、コーティング後の成果は予想以上に良好であった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
 
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
:ポジションについては『1st』の[[ガンダム]]と概ね同じだが、改修エピソードの追加や戦闘内容など所々『1st』とは異なる箇所がある。
+
:[[サイド7]]でのザク襲撃時にテストパイロットの[[ウィリアム・ケンプ|ケンプ中尉]]に搭乗が命じられるものの、移動中に爆発に巻き込まれ死亡。[[ホワイトベース]]への搬出中の事故で放置状態になっていたところへアムロが訪れ搭乗した。ポジションについては『1st』の[[ガンダム]]と概ね同じだが、改修エピソードの追加や戦闘内容など所々『1st』とは異なる箇所がある。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
55行目: 59行目:  
:頭部に2門装備している。
 
:頭部に2門装備している。
 
;ガトリング砲
 
;ガトリング砲
:右肩に1基装備している。
+
:初期型では右肩に1基、中期型では両肩に1基ずつ装備している。後期型への改修時にセンサーへと変更された。
 
;ショルダーマグナム
 
;ショルダーマグナム
:左肩に2基装備している。後の改修でガトリング砲に変更された。
+
:左肩に2基装備している。中期型への改修時にガトリング砲へと変更された。
 
;ミサイルランチャーユニット
 
;ミサイルランチャーユニット
 
:ショルダーマグナムを換装し装備する武装。
 
:ショルダーマグナムを換装し装備する武装。
 
;腕部バルカン砲
 
;腕部バルカン砲
:片腕に2門ずつの計4門内蔵している。
+
:左腕部に2門内蔵。モノクロ画稿では肘側にマガジンらしきボックス状のディテールが確認できる。ただ、作中で本兵装が確認できるのは初出撃時のみで、以降はアーチ状の構造のみ残された状態となっている(カラー画稿と同一)。
 
;ビーム・ライフル
 
;ビーム・ライフル
 
:連邦が開発に成功したエネルギーCAP技術を初めて実用化したメガ粒子砲であり、ザクIIを一発で撃破し軍艦も数発で撃沈するほどの強力な火力を有している。マシンガンやバズーカがメインだったザクに比べれば常識外れの性能で、連邦・ジオンともにその後新規に開発されたMSのほとんどにビーム系射撃兵装が標準装備される(少なくとも装備可能となる)など大きな影響を与えた。ガンダムの活躍・圧倒的優位を象徴する武装であり、代名詞と言える。当初は1st版と形状が異なっていたが、ベルファスト出港後は同じ形状になっている。
 
:連邦が開発に成功したエネルギーCAP技術を初めて実用化したメガ粒子砲であり、ザクIIを一発で撃破し軍艦も数発で撃沈するほどの強力な火力を有している。マシンガンやバズーカがメインだったザクに比べれば常識外れの性能で、連邦・ジオンともにその後新規に開発されたMSのほとんどにビーム系射撃兵装が標準装備される(少なくとも装備可能となる)など大きな影響を与えた。ガンダムの活躍・圧倒的優位を象徴する武装であり、代名詞と言える。当初は1st版と形状が異なっていたが、ベルファスト出港後は同じ形状になっている。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
:肩掛け式の無反動砲。対艦用の実弾兵器だが対MS戦にも使用できる。スコープが装備されている。
+
:肩掛け式の無反動砲。対艦用の実弾兵器だが対MS戦にも使用できる。1st版とは違い、スコープが装備されている。
 
;ビーム・サーベル
 
;ビーム・サーベル
 
:バックパックに2基装備。ミノフスキー粒子をIフィールドによって刀身状に成型したもので、後の連邦軍のモビルスーツだけでなくシリーズを越えて様々なモビルスーツに採用されるガンダムシリーズの基本的な装備。ショルダー・キャノン装備時はバックパック右側に1基のみ装備する。
 
:バックパックに2基装備。ミノフスキー粒子をIフィールドによって刀身状に成型したもので、後の連邦軍のモビルスーツだけでなくシリーズを越えて様々なモビルスーツに採用されるガンダムシリーズの基本的な装備。ショルダー・キャノン装備時はバックパック右側に1基のみ装備する。
 
;ショルダー・キャノン
 
;ショルダー・キャノン
:バックパックを換装して装備する武装。
+
:高機動タイプのバックパックとセットで運用されるキャノン砲。使用の際にはバックパックを換装して装備するが、通常のバックパックにも装備は可能。試作一号機の物よりも砲身が短い物を使用している。
 
;シールド
 
;シールド
:防御用のシールドで、左手に装備できる。背部にマウントすることも可能。1st版と比べて上下逆さに装備しているのが特徴。本体の装甲が1st版ほど強力ではないので、敵の攻撃を防ぐ生命線となっている。
+
:防御用のシールドで、左手に装備できる。背部にマウントすることも可能。1st版と比べて上下逆さに装備しているのが特徴<ref>ただし原作漫画では場面によって1st版と同じ向きで装備している。</ref>。本体の装甲が1st版ほど強力ではないので、敵の攻撃を防ぐ生命線となっている。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
82行目: 86行目:  
;[[ガンダム]]
 
;[[ガンダム]]
 
:1st版の本機。
 
:1st版の本機。
;[[ガンダム試作1号機 (THE ORIGIN)]] / ガンダム1号機
+
;[[ガンダム試作機一号]]
:[[ガンダム試作1号機]]のORIGIN版ではなく本機の1号機。
+
:本機の1号機。ゴーグル型カメラアイやテスト用の黄色い塗装が特徴。
 
;[[局地型ガンダム]]
 
;[[局地型ガンダム]]
 
:1号機の余剰パーツで開発された機体。
 
:1号機の余剰パーツで開発された機体。
96行目: 100行目:  
<amazon>B014SCW9DQ</amazon>
 
<amazon>B014SCW9DQ</amazon>
 
<amazon>B01MS946P2</amazon>
 
<amazon>B01MS946P2</amazon>
 +
 
=== フィギュア ===
 
=== フィギュア ===
 
<amazon>B00QEQZAM2</amazon>
 
<amazon>B00QEQZAM2</amazon>
102行目: 107行目:  
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
   −
<!-- == 脚注 == -->
+
== 脚注 ==
<!-- <references /> -->
+
<references />
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 +
 
{{DEFAULTSORT:かんたむ THE ORIGINはん}}
 
{{DEFAULTSORT:かんたむ THE ORIGINはん}}
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

案内メニュー