差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
3行目:
3行目:
− +
→メガ粒子砲(Mega Particle Canon)
エネルギー効率や収束率など既存のレーザー砲や荷電粒子砲よりも優れ、出力・収束率次第ではあるがピンポイントで核兵器にも匹敵する威力のビームを照射出来る為、[[宇宙世紀]]の指向性エネルギー兵器のほとんどはメガ粒子砲に一本化された。
エネルギー効率や収束率など既存のレーザー砲や荷電粒子砲よりも優れ、出力・収束率次第ではあるがピンポイントで核兵器にも匹敵する威力のビームを照射出来る為、[[宇宙世紀]]の指向性エネルギー兵器のほとんどはメガ粒子砲に一本化された。
メガ粒子砲は高い直進性と貫通力を持ち、実体弾兵器の様な曲射こそ出来ない<ref>リフレクター・インコムなど、メガ粒子偏向器が取り付けられた機器はこの限りではない。</ref>ものの、光速に近い速度<ref>ただし、映像作品では実体弾とほぼ同等の速度で描写されており、レーザーよりも弾速に劣るとする資料もある。</ref>で発射されたメガ粒子ビームの回避はほぼ不可能。ミノフスキー粒子がメガ粒子に縮退された際に使われたエネルギーは(見かけ上の)質量をメガ粒子に付与し、発射の際に質量の一部が運動エネルギーへ変換される<ref>そのため、メガ粒子砲やビーム・ライフルには通常の光学兵器には無い「反動」が生じる。</ref>。
メガ粒子砲は高い直進性と貫通力を持ち、実体弾兵器の様な曲射こそ出来ない<ref>リフレクター・インコムなど、メガ粒子偏向器が取り付けられた機器はこの限りではない。</ref>ものの、光速に近い速度<ref>ただし、映像作品では実体弾とほぼ同等の速度で描写されており、レーザーよりも弾速に劣るとする資料もある。</ref>で撃ち出されるので回避はほぼ不可能。ミノフスキー粒子がメガ粒子に縮退された際に使われたエネルギーは(見かけ上の)質量をメガ粒子に付与し、発射の際に質量の一部が運動エネルギーへ変換される<ref>そのため、メガ粒子砲やビーム・ライフルには通常の光学兵器には無い「反動」が生じる。</ref>。
メガ粒子は状態維持が難しく、一定以上のエネルギーを消費すると元のミノフスキー粒子に戻り雲散霧消していく<ref>この性質は実体弾の様に理論上障害物に当たらない限り永遠に飛び続ける危険がなく、戦域外へ流れ弾を出さない利点の一つとなっている。</ref>。メガ粒子の生成には膨大な電力を生み出す電源が必要であり、エネルギーチャージにも時間が掛かる為、当初は戦艦や要塞にのみ使用されていた。しかし、[[エネルギーCAP]]の開発によって大幅なダウンサイジングを実現し、[[モビルスーツ]]が携行可能な「[[ビーム・ライフル]]」や「[[ビーム・サーベル]]」が登場した。
メガ粒子は状態維持が難しく、一定以上のエネルギーを消費すると元のミノフスキー粒子に戻り雲散霧消していく<ref>この性質は実体弾の様に理論上障害物に当たらない限り永遠に飛び続ける危険がなく、戦域外へ流れ弾を出さない利点の一つとなっている。</ref>。メガ粒子の生成には膨大な電力を生み出す電源が必要であり、エネルギーチャージにも時間が掛かる為、当初は戦艦や要塞にのみ使用されていた。しかし、[[エネルギーCAP]]の開発によって大幅なダウンサイジングを実現し、[[モビルスーツ]]が携行可能な「[[ビーム・ライフル]]」や「[[ビーム・サーベル]]」が登場した。