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補足
[[一年戦争]]の脅威から解放された地球連邦はその反動から増長と腐敗が横行しており、[[ティターンズ]]によるジオン残党狩りも公然と行われていた。そういった地球の惨状を目の当たりにしたクワトロは[[ブレックス・フォーラ]]に接触し、エゥーゴの設立に協力。しかし組織の中心人物の一人でありながらそうした政治的なポジションを嫌い、当人は「一人の男」としてなるべく目立たないように振舞っていた。
[[一年戦争]]の脅威から解放された地球連邦はその反動から増長と腐敗が横行しており、[[ティターンズ]]によるジオン残党狩りも公然と行われていた。そういった地球の惨状を目の当たりにしたクワトロは[[ブレックス・フォーラ]]に接触し、エゥーゴの設立に協力。しかし組織の中心人物の一人でありながらそうした政治的なポジションを嫌い、当人は「一人の男」としてなるべく目立たないように振舞っていた。
[[グリプス戦役]]の最中にブレックスが暗殺された事を契機に、シャア・アズナブルとしてエゥーゴの代表として表舞台に立つことになる。しかし、あくまでも望んでそうしているというよりは「他に人がいないから」というスタンスであり、本人にエゥーゴの指導者として先導していくという意識はなかったようだ。このころの彼は一年戦争時の野心的なシャア・アズナブルはなりを潜め、あくまでも地球のため、人類のためという姿勢を崩さず、「若者を導いていく大人」としてのポジションを貫いていた。そのためか[[アムロ・レイ]]とも「よき理解者」としてそこそこ良好な関係を築いていた。
[[グリプス戦役]]の最中にブレックスが暗殺された事を契機に、シャア・アズナブルとしてエゥーゴの代表として表舞台に立つことになる。しかし、あくまでも望んでそうしているというよりは「他に人がいないから」というスタンスであり、本人にエゥーゴの指導者として先導していくという意識はなかったようだ。このころの彼は一年戦争時の野心的なシャア・アズナブルはなりを潜め、あくまでも地球のため、人類のためという姿勢を崩さず、「若者を導いていく大人」としてのポジションを貫いていた。そのためか再会した[[アムロ・レイ]]とも「よき理解者」としてそこそこ良好な関係を築いていた。
しかし、グリプス戦役の最終決戦を経て<ref>一説には最高の[[ニュータイプ]]と称された[[カミーユ・ビダン]]という可能性を潰えさせたことが主な原因と言われている</ref>人類が自ら変わっていくことができないと結論づけてしてしまい、真の意味で人類の革新を遂げるべく[[ネオ・ジオン]]総帥「シャア・アズナブル」となり[[第二次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こす事になる<ref>一方『新訳Ζ』においてはカミーユが帰るべき場所を見出し帰還したことから「カミーユが原因説」の根拠がなくなってしまう可能性も考えられる。</ref>。
しかし、グリプス戦役の最終決戦を経て<ref>一説には最高の[[ニュータイプ]]と称された[[カミーユ・ビダン]]という可能性を潰えさせたことが主な原因と言われている</ref>人類が自ら変わっていくことができないと結論づけてしてしまい、真の意味で人類の革新を遂げるべく[[ネオ・ジオン]]総帥「シャア・アズナブル」となり[[第二次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こす事になる<ref>一方『新訳Ζ』においてはカミーユが帰るべき場所を見出し帰還したことから「カミーユが原因説」の根拠がなくなってしまう可能性も考えられる。</ref>。