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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[フライダーツ]]の後継機として開発した全領域戦闘機。フライダーツと同様、高々度~低軌道を主体とした制空に主眼が置かれている。
 
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が[[フライダーツ]]の後継機として開発した全領域戦闘機。フライダーツと同様、高々度~低軌道を主体とした制空に主眼が置かれている。
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宇宙機ではテール・スタビライザーを始めて採用した機体であり、宇宙空間での縦・横の制御を[[AMBAC]]で精密にコントロールするため、長距離の射撃の精度が従来の宇宙機に比べて格段に向上している。機体中央のスタビライザー内部は大半が燃料タンクになっており、後端には上下に垂直フィンとラダー、下面にはアレスティング・フックを有している。
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宇宙機ではテール・スタビライザーを初めて採用した機体であり、宇宙空間での縦・横の制御を[[AMBAC]]で精密にコントロールするため、長距離の射撃の精度が従来の宇宙機に比べて格段に向上している。機体中央のスタビライザー内部は大半が燃料タンクになっており、後端には上下に垂直フィンとラダー、下面にはアレスティング・フックを有している。
    
胴体と主翼は滑らかなラインで融合しており、外縁部には可変翼と収納式ベーンが搭載されている。また、極音速飛行時には後退角を最大にする事でデルタ型の再面形となり、機体全体にあるウェイブ・ライダー的な空力特性によって良好な揚抗比を示す。
 
胴体と主翼は滑らかなラインで融合しており、外縁部には可変翼と収納式ベーンが搭載されている。また、極音速飛行時には後退角を最大にする事でデルタ型の再面形となり、機体全体にあるウェイブ・ライダー的な空力特性によって良好な揚抗比を示す。
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エンジンはターボ・ファン / ロケットのハイブリット・タイプであり、ポッド式でスタビライザーを挟んで左右に搭載。インテークからダクトまではほぼ一直線であり、扁平なボディの上下に膨らんだ形状となっている。インテークは2次元式であり、開口部が大きいものの傾いているため、正面から見た面積は小さい。片方のエンジンに対してボディは可変式・2次元コーンの役割を持っている。また、インテークの内側は可変式ランプになっており、衝撃波の発生や空気流量を調節し、エンジンをロケット推進に切り替えると張り出してきてインテークを塞ぐようになっている。また、このロケットモードでは、燃料を大量に消費するため、大量の燃料スペースを有する本機であっても更に外部タンクが取り付けられる場合がある。
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エンジンはターボ・ファン/ロケットのハイブリット・タイプであり、ポッド式でスタビライザーを挟んで左右に搭載。インテークからダクトまではほぼ一直線であり、扁平なボディの上下に膨らんだ形状となっている。インテークは2次元式であり、開口部が大きいものの傾いているため、正面から見た面積は小さい。片方のエンジンに対してボディは可変式・2次元コーンの役割を持っている。また、インテークの内側は可変式ランプになっており、衝撃波の発生や空気流量を調節し、エンジンをロケット推進に切り替えると張り出してきてインテークを塞ぐようになっている。また、このロケットモードでは、燃料を大量に消費するため、大量の燃料スペースを有する本機であっても更に外部タンクが取り付けられる場合がある。
    
機首は[[コア・ファイター]]・バリエーションからの流用であり、既存のシステムのアビオニクスを一部改良した物となっている。本来、コア・ファイターは亜音速飛行を目的としたデザインのため、本機の高速飛行にはあまり適した形状ではないが、[[可変モビルスーツ|TMS]]の飛行形態、中でも[[Ζプラス]]のウェーブ・ライダー形態の練習機としてはコックピットも機首も非常に適しているため、TMSへの機首転換訓練用にも運用されている。
 
機首は[[コア・ファイター]]・バリエーションからの流用であり、既存のシステムのアビオニクスを一部改良した物となっている。本来、コア・ファイターは亜音速飛行を目的としたデザインのため、本機の高速飛行にはあまり適した形状ではないが、[[可変モビルスーツ|TMS]]の飛行形態、中でも[[Ζプラス]]のウェーブ・ライダー形態の練習機としてはコックピットも機首も非常に適しているため、TMSへの機首転換訓練用にも運用されている。
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