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| 登場作品 = [[ガイア・ギア]]
| 登場作品 = [[ガイア・ギア]]
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイン = <!-- デザイナー名 -->
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| デザイン =
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佐山善則(改修前)<br/>伊東守(改修後)<!-- デザイナー名 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 =
| 分類 =
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*[[モビルスーツ]] 又は[[マン・マシーン]](改修前)
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*第5世代[[モビルスーツ]](改修前)
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*第五世代モビルスーツの発展型
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*[[マン・マシーン]](改修後)
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*試作型[[マン・マシーン]] (改修型)
| 型式番号 = RX-110
| 型式番号 = RX-110
| 頭頂高 = 19.2m
| 頭頂高 = 19.2m
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| センサー有効半径 = 18,000m
| センサー有効半径 = 18,000m
| 開発組織 =
| 開発組織 =
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*[[アナハイム・エレクトロニクス社]] (原型機)
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*[[アナハイム・エレクトロニクス社]] (原型機開発)
*[[メタトロン]] (改修)
*[[メタトロン]] (改修)
| 所属 = [[メタトロン]]
| 所属 = [[メタトロン]]
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== 概要 ==
== 概要 ==
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[宇宙世紀]]110年に開発した第5世代[[モビルスーツ]]。生産性を度外視し、[[ミノフスキークラフト]]や[[ミノフスキー・バリアー]]、そして[[サイコミュシステム]]と[[ファンネル]]等が搭載されている高級機である。[[ジオン軍|ジオン]]系の機体だが[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]系の技術を参考にしている部分が多い。
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[宇宙世紀]]110年に開発した第5世代[[モビルスーツ]]。生産性を度外視し、[[ミノフスキークラフト]]とその発展技術である[[ミノフスキー・バリアー]]、そして機体の操縦性を高める[[サイコミュシステム]]とオールレンジ攻撃が可能な[[ファンネル]]等が搭載されている高級機である。
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型式番号は[[ティターンズ]]が開発した[[ガブスレイ]]と重複するが、偽装コードであるとも言われている。機体そのものはアナハイム内でも最高機密に指定され、社内でも予算取りのダミーとして認識されている。
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[[ジオン軍|ジオン]]系の機体だが[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]系の技術を参考にしている部分が多く、頭部側面は[[サザビー]]を思わせるシルエットを持つが、正面からは[[ガンダムタイプ]]にも見えるようなデザインになっている。
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ズィー・オーガニゼーションが「シャア存続計画」の一環として[[ホンコン]]の廃ビルにほぼ一世紀に渡って秘匿し、宇宙世紀0200年代にズィー・オーガニゼーションから改称した[[メタトロン]]によって引き上げられた。その際、アビオニクスの換装や[[サイコミュシステム]]の調整等の改修を施された上でメタトロンの[[マン・マシーン]]として運用された。
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型式番号は[[ティターンズ]]が開発した[[ガブスレイ]]と重複するが、これはロールアウトした年代から付けられた物である。機体そのものはアナハイム内でも最高機密に指定され、機体資料も抹消されたため、機体は予算取りのダミーであり、型式番号も偽装コードとして認識されていた。
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完成した機体はズィー・オーガニゼーションが「[[シャア存続計画]]」の一環として[[ホンコン]]の廃ビルにほぼ一世紀に渡って秘匿し、宇宙世紀0200年代にズィー・オーガニゼーションから改称した[[メタトロン]]によって引き上げられた。その際、アビオニクスの換装や[[サイコミュシステム]]の調整等の改修を施された上でメタトロンの[[マン・マシーン]]として運用された。
100年近く前の機体である為、細かい動きはマン・マシーンよりも正確だが若干動作が鈍い。またメタトロンの制式機種でない為、整備が不完全な状態で運用されていった。
100年近く前の機体である為、細かい動きはマン・マシーンよりも正確だが若干動作が鈍い。またメタトロンの制式機種でない為、整備が不完全な状態で運用されていった。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
−
;ガイア・ギア (小説版)
+
;[[ガイア・ギア]]
:初登場作品。書籍『月刊ニュータイプ』昭和62年11月号にモビルスーツ時の画稿が掲載されたのが初出。小説では第1巻第7章で初登場し、[[バァム・ゼーゲン]]からアフランシへと託された後、彼の搭乗機となる。後にマン・マシーンとしての改修が施されてからは状況に応じて[[ジョー・スレン]]や[[マドラス・カリア]]、[[ケラン・ミード]]が搭乗している。
:初登場作品。書籍『月刊ニュータイプ』昭和62年11月号にモビルスーツ時の画稿が掲載されたのが初出。小説では第1巻第7章で初登場し、[[バァム・ゼーゲン]]からアフランシへと託された後、彼の搭乗機となる。後にマン・マシーンとしての改修が施されてからは状況に応じて[[ジョー・スレン]]や[[マドラス・カリア]]、[[ケラン・ミード]]が搭乗している。
;[[サウンドシアター ガイア・ギア]]
;[[サウンドシアター ガイア・ギア]]
:第10話で初登場。物語当初から[[ガイア・ギアα]]に搭乗するため、アフランシが搭乗する機会はなく、最初からマン・マシーンとして登場する。
:第10話で初登場。物語当初から[[ガイア・ギアα]]に搭乗するため、アフランシが搭乗する機会はなく、最初からマン・マシーンとして登場する。
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;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
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:第37話でその存在が言及され、[[MSA-120]]の技術素体となっている事が語られた。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
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;[[ミノフスキークラフト]]
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:ミノフスキー粒子の性質を利用した空中浮揚システム。サブフライトシステムを使わずにバーニアとの併用だけで大気圏内を自力飛行する事が可能。
;ミノフスキー・バリアー
;ミノフスキー・バリアー
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:機体を防御するバリアー。
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:ミノフスキー・クラフトを応用し、機体を防御するバリアー。ゾーリン・ソールを中心に真円に発生される。
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:敵のミノフスキー・クラフト搭載ヘリコプターからのミサイル攻撃を防御した。
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;[[ミノフスキークラフト]]
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:ミノフスキー粒子を利用し大気圏内を飛行する事が可能。
;ドライヴ・ユニット
;ドライヴ・ユニット
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:追加装備。これを装備する事で、瞬間的な運動性や巡航性能を向上させることができる。しかし、使用後の投棄が困難でありデッドウェイトとなってしまう。
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:機体の瞬間的な運動性や巡航性能を向上させることができるオプション装備。しかし、使用後の投棄が困難であり、デッドウェイトとなってしまう欠点を持つ。
;[[サイコミュシステム|サイコミュ・システム]]
;[[サイコミュシステム|サイコミュ・システム]]
:サイコミュ兵器の運用を可能にするマン・マシン・インタフェース。
:サイコミュ兵器の運用を可能にするマン・マシン・インタフェース。
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<!-- ;武装名:説明 -->
<!-- ;武装名:説明 -->
;60mmバルカン砲
;60mmバルカン砲
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:頭部に2門内蔵されている。
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:頭部に2門内蔵されている機関砲。
;[[ビームライフル]]
;[[ビームライフル]]
:一般的な射撃兵装。
:一般的な射撃兵装。
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:一般的な格闘用兵装。
:一般的な格闘用兵装。
;ロング・フィン・ファンネル
;ロング・フィン・ファンネル
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:肩部と腰部に合計5基搭載されてる。航続距離の延長が計られている。
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:肩部と腰部に合計5基搭載されてる[[ファンネル]]。通常のファンネルと比べて航続距離の延長が計られている。
;[[ファンネル・ミサイル]]
;[[ファンネル・ミサイル]]
:腰部周りに搭載されている。サイコミュによって無線誘導される特殊なミサイルであり、大気圏内でも問題なく使用可能。通常のファンネルと違ってビーム砲は内蔵されておらず、それ自体が相手に突撃して破壊する。
:腰部周りに搭載されている。サイコミュによって無線誘導される特殊なミサイルであり、大気圏内でも問題なく使用可能。通常のファンネルと違ってビーム砲は内蔵されておらず、それ自体が相手に突撃して破壊する。
;シールド
;シールド
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:防御用としてよりゾーリン・ファンネルの充填用のラックとしての意味合いが強く、予備も無いため防御用としては使わない。
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:腕部のサブ・スタビライザーを取り外してセットするシールド。ゾーリン・ソールはミノフスキー・バリアーを装備するため、防御目的は補助・付属的な物であり、ゾーリン・ファンネルの充填用のラックとしての意味合いが強い。非常に高価であり、使い捨てるような運用は出来ない。
:;ゾーリン・ファンネル
:;ゾーリン・ファンネル
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::シールドの裏に2基搭載されている。[[νガンダム]]のフィン・ファンネルを強化発展させたもの。プロペラントタンク兼ビーム発振誘導機能を持つ3枚のヒレ状のパーツと推進器および[[エネルギーCAP]]で構成されており、使用時にヒレ状のパーツを展開した攻撃形態へと変形する。Iフィールドバリアーを発生させるサテライトとしての機能もあるが、ミノフスキーバリアーの存在もあり使用頻度は少ない。
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::シールドの裏に2基搭載されているファンネル。[[νガンダム]]のフィン・ファンネルを強化発展させたもの。プロペラントタンク兼ビーム発振誘導機能を持つ3枚のヒレ状のパーツと推進器および[[エネルギーCAP]]で構成されており、使用時にヒレ状のパーツを展開した攻撃形態へと変形する。Iフィールドバリアーを発生させるサテライトとしての機能もあるが、ミノフスキーバリアーの存在もあり使用頻度は少ない。
;Pak43A エレクトロ・ケミカルガン
;Pak43A エレクトロ・ケミカルガン
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:貫通力の高いHEAT弾を超高速で発射する射撃兵装。
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:貫通力の高いHEAT弾を超高速で発射する射撃兵装。液体炸薬に大電流を流す事で発生するプラズマの膨張と炸薬本来の爆発力により超高初速を実現しており、同時に電磁誘導による加速も行うハイブリッド方式を採用する。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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:ゾーリン・ソールの後にアナハイムが開発した試作機。[[ムーバブルフレーム]]は[[ヘビーガンII]]の物を使用するが、ゾーリン・ソールが技術的な素体となっている。
:ゾーリン・ソールの後にアナハイムが開発した試作機。[[ムーバブルフレーム]]は[[ヘビーガンII]]の物を使用するが、ゾーリン・ソールが技術的な素体となっている。
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== 余談 ==
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<!-- == 余談 == -->
<!-- *説明 -->
<!-- *説明 -->
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*グリプス戦争期の機体である[[ガブスレイ]]と型式番号が重複しているが理由や詳細は不明である。
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== 商品情報 ==
== 商品情報 ==