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| 外国語表記 = GUNDAM G04
 
| 外国語表記 = GUNDAM G04
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| 別表記 = ガンダム4号機[Bst](ショルダーユニット装備時)
 
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*[[MSV]]
 
*[[MSV]]
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元々連邦軍全体の方針としては、本格的な標準機の設計完了と共に生産ラインが既存のものから転換される予定であったが、技術士官や各方面軍司令部などの要望もあって、極端な設計変更や規格外品でなければ独自の設計に基づく機体の試作や量産は担当部局の裁量に任されることとなったため、本来の生産計画は変更され、緊急性の高い地域への早期配備や、後の技術発展を見越したカスタマイズなどが可能になった。こういった事情から、投入から3ヶ月程度の期間内で[[ジム]]系の[[モビルスーツ]]に多数のバリエーションが存在したり、また開発当初の段階で独自のコンセプトに基づく複数のリファレンス機が存在することとなった<ref>同様に、ある程度の開発能力を持つ研究所や工廠が各地に点在することになり、兵装や外装、オプション規格などの混乱や乱立を招いたものの、このことが結果的に連邦軍全体のMS開発・生産能力の底上げに繋がった。</ref>。
 
元々連邦軍全体の方針としては、本格的な標準機の設計完了と共に生産ラインが既存のものから転換される予定であったが、技術士官や各方面軍司令部などの要望もあって、極端な設計変更や規格外品でなければ独自の設計に基づく機体の試作や量産は担当部局の裁量に任されることとなったため、本来の生産計画は変更され、緊急性の高い地域への早期配備や、後の技術発展を見越したカスタマイズなどが可能になった。こういった事情から、投入から3ヶ月程度の期間内で[[ジム]]系の[[モビルスーツ]]に多数のバリエーションが存在したり、また開発当初の段階で独自のコンセプトに基づく複数のリファレンス機が存在することとなった<ref>同様に、ある程度の開発能力を持つ研究所や工廠が各地に点在することになり、兵装や外装、オプション規格などの混乱や乱立を招いたものの、このことが結果的に連邦軍全体のMS開発・生産能力の底上げに繋がった。</ref>。
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かくしてサイド7において収集されたガンダムのトライアルデータを基に再設計を施された[[G-3ガンダム|3号機]]以降の[[ガンダムタイプ]]の機体群は、生産性を優先したジム系の機体とは異なり、いわゆる「高性能化」や「特殊化」を指標として開発されることになった。MSの本格的な投入に伴い、[[ジオン軍]]への反攻を開始した連邦軍は、[[ソロモン]]や[[ア・バオア・クー]]、ひいては[[ジオン公国]]本土攻略の主戦力として使用する目的で、既に開発途上にあったガンダム4号機及び[[ガンダム5号機|5号機]]を宇宙仕様のタイプ4、タイプ5に回想することを決定した。
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かくしてサイド7において収集されたガンダムのトライアルデータを基に再設計を施された[[G-3ガンダム|3号機]]以降の[[ガンダムタイプ]]の機体群は、生産性を優先したジム系の機体とは異なり、いわゆる「高性能化」や「特殊化」を指標として開発されることになった。MSの本格的な投入に伴い、[[ジオン軍]]への反攻を開始した連邦軍は、[[ソロモン]]や[[ア・バオア・クー]]、ひいては[[ジオン公国]]本土攻略の主戦力として使用する目的で、既に開発途上にあったガンダム4号機及び[[ガンダム5号機|5号機]]を宇宙仕様のタイプ4、タイプ5に改装することを決定した。
    
主な改装点は、あくまでRX-78-2を基本としつつ、ランドセルの換装と各部サブスラスターの増設、プロペラント容量の増加などを施すことで、空間戦闘時における機動力を40%程度向上させている。また、オプションのプロペラントタンクなどを装着することで稼働時間も延長され、長時間の戦闘、特に要塞攻略などにおける多大な戦果が期待されていた。一方で、[[コアブロックシステム]]は代替装備の完成やコストの問題などから採用は見送られ、それによって余裕が出来たスペースを冷却システムなどに使うことでジェネレーターの能力や稼働効率が向上し、より強力なビーム兵器の運用が可能となっている。それにより、武装は[[ビーム・ライフル]]を強力にしたハイパー・ビーム・ライフルに変更されたのに咥え、ビーム・ガンを左右腕部に一門ずつ装備している。
 
主な改装点は、あくまでRX-78-2を基本としつつ、ランドセルの換装と各部サブスラスターの増設、プロペラント容量の増加などを施すことで、空間戦闘時における機動力を40%程度向上させている。また、オプションのプロペラントタンクなどを装着することで稼働時間も延長され、長時間の戦闘、特に要塞攻略などにおける多大な戦果が期待されていた。一方で、[[コアブロックシステム]]は代替装備の完成やコストの問題などから採用は見送られ、それによって余裕が出来たスペースを冷却システムなどに使うことでジェネレーターの能力や稼働効率が向上し、より強力なビーム兵器の運用が可能となっている。それにより、武装は[[ビーム・ライフル]]を強力にしたハイパー・ビーム・ライフルに変更されたのに咥え、ビーム・ガンを左右腕部に一門ずつ装備している。
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:[[ガンダム]](RX-78プロトタイプ)が8号機まで存在するという設定の初出。
 
:[[ガンダム]](RX-78プロトタイプ)が8号機まで存在するという設定の初出。
 
;[[MSV]]
 
;[[MSV]]
:機体設定の初出。[[プロトタイプガンダム]]の旧キットのインスト等に1~8号機の記述が見られ、「4、5号機は[[星一号作戦]]において[[ホワイトベース]]級2番艦[[サラブレッド]]に搭載された」と以降の登場作品の雛形となる設定ができた。ただ、この段階では「正式に確認できる資料が現存していない」という設定になっている。
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:機体設定の初出。[[プロトタイプガンダム]]の旧キットの取扱説明書に1~8号機の記述が見られ、「これらはほぼ素体のままで種々の冷却システムを持たぬまま[[ジム|RGM-79]]の母体となった。改修中であった4、5号機は[[星一号作戦]]において[[ホワイトベース]]級2番艦[[サラブレッド]]に搭載された」と以降の登場作品の雛形となる設定ができた。ただ、この段階では「正式に確認できる資料が現存していない」という設定になっている。
 
;[[M-MSV]]
 
;[[M-MSV]]
 
:大河原邦男氏による機体デザインが設定された。SDクラブ誌のM-MSV連動小説『ア・バオア・クー攻防戦』においては、[[ガンダム5号機]]と共に[[ア・バオア・クー]]戦に参戦。[[ビグロ改]]と交戦し、5号機を撃墜されながらも無事生還した。
 
:大河原邦男氏による機体デザインが設定された。SDクラブ誌のM-MSV連動小説『ア・バオア・クー攻防戦』においては、[[ガンダム5号機]]と共に[[ア・バオア・クー]]戦に参戦。[[ビグロ改]]と交戦し、5号機を撃墜されながらも無事生還した。
 
;[[機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…]]
 
;[[機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…]]
:カトキハジメ氏によりデザインがリファインされた。[[ガンダム5号機]]と共に[[第16独立戦隊]]に配備され活躍。その後、[[グラナダ]]を発った敵艦隊に対しメガ・ビーム・ランチャーを使用し、これを殲滅するも、外部ジェネレーターの爆発により本機は失われている。同作のIF展開では爆発寸前のジェネレーターを直前に切り離したため、損傷しつつも健在。その後、[[ガンダム4号機[Bst]|ブースター装備]]に換装され、[[ア・バオア・クー]]戦に参戦している。<br/>ちなみに、同作を収録しているPS2用ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」の内、限定版には[[ガンダム4号機[Bst]|Bst装備の本機]]のフィギュア「MS IN ACTION!!」が付属している。
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:カトキハジメ氏によりデザインがリファインされ、肩部にコンポジットタンクユニットを装備した状態のガンダム4号機[Bst]も設定された。[[ガンダム5号機]]と共に[[第16独立戦隊]]に配備され活躍。その後、[[グラナダ]]を発った敵艦隊に対しメガ・ビーム・ランチャーを使用し、これを殲滅するも、外部ジェネレーターの爆発により本機は失われている。同作のIF展開では爆発寸前のジェネレーターを直前に切り離したため、損傷しつつも健在。その後、ブースター装備に換装され、[[ア・バオア・クー]]戦に参戦している。<br/>ちなみに、同作を収録しているPS2用ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」の内、限定版にはBst装備の本機のフィギュア「MS IN ACTION!!」が付属している。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;プロペラントタンク
 
;プロペラントタンク
 
:ランドセル下面にプロペラントタンクのターミナルと、タンクホルダー兼用のサブスラスターユニットが装着出来るようになっており、この装備はプロペラントが空になればタンクそのものは投棄されるが、いわゆるドロップタンクのように戦闘時に即時投棄されるものではなく、補助推進装備の一部となっている。これらはメインスラスターなどの噴射軸に干渉しない位置に据え付けられ、5号機及び4号機の戦闘時の機動性を飛躍的に向上させている。
 
:ランドセル下面にプロペラントタンクのターミナルと、タンクホルダー兼用のサブスラスターユニットが装着出来るようになっており、この装備はプロペラントが空になればタンクそのものは投棄されるが、いわゆるドロップタンクのように戦闘時に即時投棄されるものではなく、補助推進装備の一部となっている。これらはメインスラスターなどの噴射軸に干渉しない位置に据え付けられ、5号機及び4号機の戦闘時の機動性を飛躍的に向上させている。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
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;ハンド・ビーム・ガン
 
;ハンド・ビーム・ガン
 
:両腕に1門ずつ内蔵されている小型ビーム砲。ビーム・ライフルなどの携行武装の消耗、損壊時の戦闘能力低下を指摘する声があったため、固定武装を追加装備する試みが実行された。機体のジェネレーター出力の向上に伴って試験的に装備されたもので、戦闘時における有効性やコスト、整備性の検証のために実装された。有効射程が短く、近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。
 
:両腕に1門ずつ内蔵されている小型ビーム砲。ビーム・ライフルなどの携行武装の消耗、損壊時の戦闘能力低下を指摘する声があったため、固定武装を追加装備する試みが実行された。機体のジェネレーター出力の向上に伴って試験的に装備されたもので、戦闘時における有効性やコスト、整備性の検証のために実装された。有効射程が短く、近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。
;ハイパー・ビーム・ライフル
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;ハイパー・[[ビーム・ライフル]]
 
:4号機、5号機共通の装備。両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力であるため、通常のビーム・ライフルより強力なものをドライブすることができる。エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装で、連射能力はともかく、威力そのものは後発の[[ガンダム開発計画|GPシリーズ]]のものに匹敵すると言われている。
 
:4号機、5号機共通の装備。両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力であるため、通常のビーム・ライフルより強力なものをドライブすることができる。エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装で、連射能力はともかく、威力そのものは後発の[[ガンダム開発計画|GPシリーズ]]のものに匹敵すると言われている。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
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;[[プロトタイプガンダム]] / [[ガンダム]] / [[G-3ガンダム]]
 
;[[プロトタイプガンダム]] / [[ガンダム]] / [[G-3ガンダム]]
 
:ファーストロットに属するガンダム。
 
:ファーストロットに属するガンダム。
;[[ガンダム6号機]] / [[ガンダム7号機]] / ガンダム8号機
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;[[ガンダム6号機]] / [[ガンダム7号機]]
 
:本機とは別の仕様に改修されたセカンドロット機。
 
:本機とは別の仕様に改修されたセカンドロット機。
 
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;[[ペイルライダー]] (空間戦仕様)
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:同じくオーガスタ系の機体で、本機の物と同型の射撃武装、シールド、プロペラント・タンクを装備している。
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;[[ガンダムGT-FOUR]] / [[ガンダムNT-1]]
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:連邦軍の[[G-4計画]]において空軍と宇宙軍で開発された、G-3ガンダムに次ぐ4番目のガンダム。内、後者は元々本機と同じ設定を持っていたが、その後本機との設定の重複が明らかになったため、別機体であるNT-1として設定の変更が成された(リンク先の余談の項を参照)。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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<references />
 
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
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[[Category:登場メカか行]]
 
[[Category:登場メカか行]]

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