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全長37メートルにも及ぶ巨体を持ち、巨大な花を思わせる5基の可動ユニットと、それを束ねるセンターユニットからなる。どちらのユニットにも複数のビーム砲と大型のバーニアスラスターが装備されており、その巨体に反して高い機動性を確保している。可動ユニットには、自在に動く触手のようなテンタクラー・ロッドが多数内装されており、対象を捕縛したり、あるいは先端のチェンソーで攻撃する事ができる。
 
全長37メートルにも及ぶ巨体を持ち、巨大な花を思わせる5基の可動ユニットと、それを束ねるセンターユニットからなる。どちらのユニットにも複数のビーム砲と大型のバーニアスラスターが装備されており、その巨体に反して高い機動性を確保している。可動ユニットには、自在に動く触手のようなテンタクラー・ロッドが多数内装されており、対象を捕縛したり、あるいは先端のチェンソーで攻撃する事ができる。
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ラフレシアは、カロッゾがクロスボーン・バンガードに参画する以前から研究していた「思考による機器操作および意思感知」を体現した機体である。武装を含む機体制御はすべてパイロットであるカロッゾ単独で行う事が可能であり、[[ネオサイコミュシステム]]と呼ばれるインターフェイスが用いられている。カロッゾの鉄仮面の頭頂部から伸びる無数のケーブルによって機体制御が行われているらしく、所謂「手足を使った操縦」をする必要はなく、すべて「思考」によって行われているとされる。ただし、このシステムはカロッゾが自らを強化した上で成立していると言われており、機械的な強化を施されたカロッゾの専用機として設計されている。
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ラフレシアは、カロッゾがクロスボーン・バンガードに参画する以前から研究していた「思考による機器操作および意思感知」を体現した機体である。武装を含む機体制御はすべてパイロットであるカロッゾ単独で行う事が可能であり、[[ネオサイコミュシステム]]と呼ばれるインターフェイスが用いられている。カロッゾの鉄仮面の頭頂部から伸びる無数のケーブルによって機体制御が行われているらしく、所謂「手足を使った操縦」をする必要はなく、すべて「思考」によって行われているとされる。このシステムはカロッゾが自らを強化した上で成立していると言われており、機械的な強化を施されたカロッゾの専用機として設計とする書籍もあるが、ネオ・サイコミュを介した機体の思考コントロール自体は、専用のノーマルスーツを必要とするくらいで、それを前提としない機体でも後付けで行えることである。
    
コクピットは雌しべにあたる中央ユニット先端に位置し、[[モビルスーツ]]やモビルアーマーのものとしては極めて珍しいキャノピー式の半露出構造となっていた。コクピットを機体内に収納しなかった理由は不明だが、カロッゾ自身がノーマルスーツなしで宇宙空間に出られる身体機能を有していた事も影響していたと考えられる。
 
コクピットは雌しべにあたる中央ユニット先端に位置し、[[モビルスーツ]]やモビルアーマーのものとしては極めて珍しいキャノピー式の半露出構造となっていた。コクピットを機体内に収納しなかった理由は不明だが、カロッゾ自身がノーマルスーツなしで宇宙空間に出られる身体機能を有していた事も影響していたと考えられる。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムF91]]
 
;[[機動戦士ガンダムF91]]
:初登場作品。月から出撃した連邦軍艦隊を迎撃するために[[ザムス・ガル]]から出撃し、艦隊を壊滅させ、[[ガンダムF91]]と[[ビギナ・ギナ]]と交戦。ビギナ・ギナを中破させ、圧倒的な戦闘力を見せつけたが、F91のM.E.P.E.が生み出した残像に翻弄された末、コックピット直上の残像をコックピットごと撃ち抜き自滅した。
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:初登場作品。月から出撃した連邦軍艦隊を迎撃するために[[ザムス・ガル]]から出撃。瞬く間に艦隊を壊滅させ、[[ガンダムF91]]と[[ビギナ・ギナ]]と交戦。それらの攻撃を寄せ付けることもなくビギナ・ギナを中破させ、圧倒的な戦闘力を見せつけた。最終的にはF91がM.E.P.E.で発生させた残像に徐々に翻弄され、コックピット直上の残像をコックピットごと自ら撃ち抜き自滅した。F91側も戦闘能力をほぼ喪失しており、相打ちに近い結末となった。
 
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
 
;[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE]]
 
:ストーリーイベント「クロスオーバーUCE エンジェル・ハイロゥ編」の「II」と「IV」のアニメパートに登場。ストーリーは[[ラプラス事変]]から[[ザンスカール戦争]]までが短期間の内に勃発した架空戦記であるため、[[コスモ・バビロニア建国戦争]]で撃墜された後に[[ザンスカール帝国]]によってカロッゾ共々回収され、[[フォンセ・カガチ]]の切り札として[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にバグと共に投入されている。カロッゾが調整によって「物言わぬ生体パーツ」と化しており、ザンスカールと[[リガ・ミリティア]]にバグと共に無差別攻撃を加え、[[ウッソ・エヴィン]]の[[シャクティ・カリン]]救出も妨害している。エンジェル・ハイロゥ地球降下後の決戦にも投入され、[[IIネオ・ジオング]]のサイコ・シャードによって無差別攻撃を激化させたが、ゲームオリジナル機体の[[ドッゴーグ]]の前座という事もあってか、最後は[[ガンダムF91 ツイン・ヴェスバー装着型]]のヴェスバー4門の斉射による一撃であっさりと撃墜された。この際、バリアが機能している様子も見られない。
 
:ストーリーイベント「クロスオーバーUCE エンジェル・ハイロゥ編」の「II」と「IV」のアニメパートに登場。ストーリーは[[ラプラス事変]]から[[ザンスカール戦争]]までが短期間の内に勃発した架空戦記であるため、[[コスモ・バビロニア建国戦争]]で撃墜された後に[[ザンスカール帝国]]によってカロッゾ共々回収され、[[フォンセ・カガチ]]の切り札として[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にバグと共に投入されている。カロッゾが調整によって「物言わぬ生体パーツ」と化しており、ザンスカールと[[リガ・ミリティア]]にバグと共に無差別攻撃を加え、[[ウッソ・エヴィン]]の[[シャクティ・カリン]]救出も妨害している。エンジェル・ハイロゥ地球降下後の決戦にも投入され、[[IIネオ・ジオング]]のサイコ・シャードによって無差別攻撃を激化させたが、ゲームオリジナル機体の[[ドッゴーグ]]の前座という事もあってか、最後は[[ガンダムF91 ツイン・ヴェスバー装着型]]のヴェスバー4門の斉射による一撃であっさりと撃墜された。この際、バリアが機能している様子も見られない。
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:ゲーム作品などでは本機の武装として扱われることが多い。
 
:ゲーム作品などでは本機の武装として扱われることが多い。
 
;[[ネオガンダム]]
 
;[[ネオガンダム]]
:本機と同様、ネオサイコミュシステムが搭載されている機体。
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:1号機には本機と同様、ネオサイコミュシステムが搭載されている。搭乗者は機体と何本ものケーブルで接続する専用ノーマルスーツを着用する。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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