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3,991 バイト追加 、 2018年11月30日 (金) 11:00
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CGSの方針として、非人道的な『阿頼耶識システム』を3度にわたって受けているため、前述のような機動兵器の操縦に加えて高い空間認識能力を有する。
 
CGSの方針として、非人道的な『阿頼耶識システム』を3度にわたって受けているため、前述のような機動兵器の操縦に加えて高い空間認識能力を有する。
鉄華団のメンバーの中では小柄な体格をしているが年はオルガと一つ違いでこれは阿頼耶識システムによる成長阻害が示唆されている。
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年はオルガと二つほどしか変わらないが鉄華団のメンバーの中では小柄な体格。
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細かい事を気にしない大らかな性格の持ち主だが、同時に戦場育ち特有のシビアな思考も同時に備える。
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細かい事を気にしない大らかな性格の持ち主だが、同時にスラム出身の少年兵特有のシビアな思考も同時に備える。
 
また自らが敵と認識した相手には一切の容赦はしないが、決して冷淡な人間ではなく、仲間と認めた相手に対して情深く礼節も弁える。  
 
また自らが敵と認識した相手には一切の容赦はしないが、決して冷淡な人間ではなく、仲間と認めた相手に対して情深く礼節も弁える。  
しかし、その一方で行動の決定権をオルガに強く依存しており、部隊内では積極的な自己主張をせず、オルガが下した指示の内容に対しても深い詮索は行わない。ただし、自分の意志を持っていないと言う訳ではなくオルガへの信頼の表れである。
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しかし、その一方で行動の決定権をオルガに強く依存しており、オルガが下した指示の内容に対しても深い詮索は行わない。ただし、自分の意志を持っていないと言う訳ではなくオルガへの信頼の表れである。
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将来は農園を経営すると言う夢を持っており、その為とバルバトスの整備の手伝いをする為にクーデリアから字の読み書きを習う事となる。
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将来は農園を経営すると言う夢を持っており、その為とバルバトスの整備の手伝いをする為に[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]から字の読み書きを習う事となる。
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全話を通して自らの言葉で語ることは少なく周囲の人間から見た「三日月・オーガス」という形で描写されている。また、彼自身はあまり感情を表に出すことが上手ではなく、満足な教育を受けていないため倫理的なタブー意識が希薄。そのためか序盤は人間味の希薄な酷薄なキャラクターのように描写されていたが、物語が進むにつれ周囲の人々の描写が充足されるにしたがって三日月の人間性も徐々に視聴者に伝わるようになっていく。
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表情豊かではなく言葉数も多くないものの、発言自体は率直で、喜んで笑ったり軽口を言うシーンも見られる。殺人などの倫理的なタブー意識は周囲と比べても希薄だが、「自分のせいで参番組が死んだ」と語るクーデリアや「率いた仲間でなく自分が死ねば良かった」と語る[[ノルバ・シノ]]に「それは死んだ仲間に失礼」という旨を語るなど、自分なりの道理やルールはある様子。十分な働きができなかった際は落ち込み、親しい仲間が傷つけられた際は明らかな怒りを見せる。
しかし第二期に入ると三日月の超人性、優秀さだけが強調されるようになる。[[ハッシュ・ミディ]]の孤児時代の兄貴分ビルスが、三日月の優秀さに対して阿頼耶識システムの搭載手術に失敗した自らを「産廃」と呼び自殺したエピソードを始め、(もちろん実戦で強いということはそれだけで十分な理由になるのだが)特にこれといった魅力的なエピソードもないまま団員からは強い羨望を受ける。戦闘においてはライバルが存在せず、モビルアーマー「[[ハシュマル]]」は単独で撃破(機体は中破、自身の体は右半身付随になった)、それまでの「モビルスーツは宇宙という極限環境で運用されるものだから丈夫にできているはずで、ビーム一発で沈むのはおかしい」というコンセプトを無視したような「三日月無双」に終始。ほとんどの敵勢力が全く歯が立たないという状態で勝ち続けていったが、「三日月無双」以上の殲滅力を発揮した「ダインスレイヴ」の乱発によりモビルスーツ戦は事実上陳腐化。鉄血団のガンダム・フレーム機体は全てダインスレイヴにより致命的なダメージを受けた。それでも対モビルスーツ戦では比較にならない強さを維持し続けたものの、最終的にはダインスレイヴの掃射により大破。大破しながらも一般兵士の機体を圧倒していたが、やがて限界がきてジュリエッタ・ジュリスにより打ち取られ、そのまま死亡したものと思われる。
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老女の[[桜・プレッツェル]]をちゃん付けで呼び、自分に片思いしている[[アトラ・ミクスタ]]の追及をごまかすために方便を使い、クーデリアには突然キスをするなどジゴロめいた言動もする。(一期前半でアトラに貰ったブレスレットを見せての「これがあるから」には「面倒だからごまかそう」というト書きがあるらしい)
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一期半ば頃になると感情を殺した冷淡さが強調されていく。
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第二期に入ると一層その傾向が強まるとともに、三日月の天才性も一層強調されるようになる。この冷淡さには脚本家の岡田麿里が、天才性には監督の長井龍雪の意向がより強く影響しているという。
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岡田氏は一期半ばでは三日月を自分の動かしやすいキャラにしようと(恐らく「三日月が殺しに迷う展開」を)仕込んだが、それを監督に制止された後、カルタ死亡頃の[[ガエリオ・ボードウィン]]を主人公的なキャラクターにしていったと語る。結果、三日月をより非情にヒール的に、ガエリオをより感情豊かで「主人公」や「白馬の王子様」と声優などが語る扱いに、という流れになったのだろう。
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ちなみに、三日月の声優として一話から好演していた河西健吾の演技に岡田氏が初めて納得したのが、二期でMS戦闘中にハッシュを冷淡に蹴り飛ばして命を救う際の「邪魔」という一言だったという。三日月とハッシュの関係性や性格描写は制作陣の方針変更とも関わりが深く、例えば[[ハッシュ・ミディ]]が反抗的な言動の消失から三日月の介護係になっていく流れは、脚本側が二期の新人反抗エピソードを途中で没にして、ハッシュも死亡させようとしたが介護係として再利用した結果だという。そしてハッシュの孤児時代の兄貴分ビルスが、三日月の優秀さに対して阿頼耶識手術に失敗した自らを「産廃」と呼び自殺した回想エピソードも、そののち特にクローズアップされることはなかった。
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戦闘力においては別格でライバルがおらず、モビルアーマー「[[ハシュマル]]」は自身の右半身不随と引き換えに単独で撃破、更にはそれまでの「モビルスーツは宇宙という極限環境で運用されるものだから丈夫にできているはずで、ビーム一発で沈むのはおかしい」というコンセプトを無視したような「ダインスレイヴ」の乱発によりモビルスーツ戦は事実上陳腐化。鉄華団のガンダム・フレーム機体は全てダインスレイヴにより致命的なダメージを受けた。それでも対モビルスーツ戦では最強を維持し続けたものの、最終的にはダインスレイヴの掃射により大破。大破しながらも一般兵士の機体を圧倒していたが、やがて限界がきて[[ジュリエッタ・ジュリス]]により打ち取られ、そのまま死亡したものと思われる。(ちなみに二期前までの案でも死亡予定であったがそれは雑兵の大群に削り殺されるというもので、その頃ではジュリエッタの首取りはもちろん、ダインスレイヴも存在しなかったのかもしれない。)
    
彼のみの特性としてガンダムバルバトスの「リミッター解除」が挙げられる。
 
彼のみの特性としてガンダムバルバトスの「リミッター解除」が挙げられる。
 
何らかの理由によってリミッター解除が行われると、通常のモビルスーツはおろかガンダム・フレームでも圧倒する機体強化を得られる反面、その都度体の自由を失っていくという強烈なデメリットを負っている。
 
何らかの理由によってリミッター解除が行われると、通常のモビルスーツはおろかガンダム・フレームでも圧倒する機体強化を得られる反面、その都度体の自由を失っていくという強烈なデメリットを負っている。
しかし三日月の希薄な人間性と「ガンダムにつながっている間は肉体は自由になる」という救済処置によってほぼ無視できるペナルティになってしまっていた。本来なら日常生活を送るのも困難な障害だが、彼はそうした平時の描写が特に少なく、本人もそれを自然に受け入れていることから悲壮感もなく、またそれによって彼が自分自身を見つめなおすという変化や「オルガからの自立」といった自己の確立にもつながらなかった。
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しかし前述の通りにハッシュやビルスといった阿頼耶識にこだわるキャラクターの役割消失と、そして二期でガエリオが用いるものとして設定された脳阿頼耶識システムの登場によって、重要度が軽減してしまった。
結局のところこれが何であったのか、どうして発動するのか、そして行きつく「先」といった部分で明らかになることはなかった。ガンダムバエルとアグニカ・カイエルの伝承、[[ハシュマル]]、阿頼耶識TypeEといった断片をつなぎ合わせればおおむね答えは提示されているのだが、一方でそれを持ってして何を見せようとしたのかは語られておらず、「凄い三日月」を支えるだけのファクターになっている。
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脳阿頼耶識とは「他者の脳を兵器利用することで、ハシュマルを単騎で倒した三日月と同等のMS操縦能力をノーリスクで得られる」というもので、使用者はシステムに操られるだけで最強格になれ、システム自体には後遺症もない。「大人がノーリスクで受けられる阿頼耶識システム」の登場で、子供が身を犠牲にして強さを得る阿頼耶識システムやそれに三回も耐えた三日月という特別性はほぼ失われる。なお初期案による一期は「ガエリオは子供しか適合しない阿頼耶識を施術されて不随になって死亡」だったそうで、もしかしたら元は阿頼耶識というシステムの掘り下げももっと行う予定だったのだろうか。
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しかも三日月の特異な人間性を形成する上でのオルガとの過去も描写されず、対して敵対勢力であるところの[[ガエリオ・ボードウィン]]と[[マクギリス・ファリド]]が作中唯一の「ガンダム対決」を行って幼少からの過去も何段階もかけて描かれている。
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ガンプラの宣伝映像では[[ガンダム・バルバトスルプス]]対;[[ガンダム・ヴィダール]]が大きく用いられたが成らずにハシュマル編が急遽挿入され、終盤でも[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]と[[ガンダム・バエル]]だけが特別扱いで大きなスケールが用意されていたがバエルの扱いと釣り合わないことを鑑みると、何かしら大人の事情が関わっているのかもしれない。
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結局のところ阿頼耶識とはが何であったのか、どうして発動するのか、そして行きつく「先」といった部分で明らかになることはなかった。ガンダムバエルとアグニカ・カイエルの伝承、[[ハシュマル]]、阿頼耶識TypeEといった断片をつなぎ合わせて答えを想像できる可能性もあるが、実際のところは語られておらず、「凄い三日月」もしくは「二期でのガエリオの勝利」を支えるだけのファクターになってしまった。
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それでも三日月とバルバトスのキャラクター・メカ人気は鉄血作中においてはトップクラスではあるらしく、全ガンダム大投票でも(特殊な位置にあるオルガを除けば)鉄血内では群を抜いた実質一位となっている。
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三日月の希薄な人間性に対して内面の描写が充足されることが期待されたが、ストーリーの展開との都合で彼の変化や魅力を感じさせるエピソードが極めて少なく、特に第二期に入ってからはライバル不在であったため単純に強いだけのアイコンとしてしか活躍することができなかった。対して、敵対勢力であるところの[[ガエリオ・ボードウィン]]と[[マクギリス・ファリド]]のライバル関係、変化したものと変化しなかったもの激しいぶつかり合いは両者の魅力を存分に引き出したことを考えれば、そのポジションに据えられることがなかったのは不幸といえようか。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== 鉄華団 ===
 
=== 鉄華団 ===
 
;[[オルガ・イツカ]]
 
;[[オルガ・イツカ]]
:幼馴染にして最大の友人。鉄華団の代表であり、家族の一員でもある。
+
:鉄華団のリーダー。三日月にとっては一番昔からの幼馴染にして行動の原動力でもある。
 
;[[ビスケット・グリフォン]]
 
;[[ビスケット・グリフォン]]
:
+
:家族ぐるみで付き合っている大事な仲間の一人。
 
;[[アトラ・ミクスタ]]
 
;[[アトラ・ミクスタ]]
:自分に想いを寄せる少女。働かされていた店を飛び出し、空腹で途方に暮れていた彼女を馴染みの雑貨屋であるハバに紹介するなど世話を焼いたことで、好意を持たれている。三日月自身はそれに気付いてはいないが、普段からあまり感情を見せない三日月が「アトラの作る料理は美味しい」と欲目を見せたり、彼女が傷付けられたと知るや激しい殺意をあらわにするなど、大切な存在として認識しているのは確かである。
+
:ダブルヒロインの一人で幼馴染。働かされていた店を飛び出し、空腹で途方に暮れていた彼女を三日月が馴染みの雑貨屋であるハバに紹介するなど世話を焼いたことで、一話前から好意を持たれている。二期では三日月の子供が欲しいと望まれて応じる。本作はダブルヒロイン制(初期案では四人)なのでどちらが正ヒロインとも言いがたいが、三日月にとっても大事な存在ではある様子。
 
;[[昭弘・アルトランド]]
 
;[[昭弘・アルトランド]]
 
:同じ鉄華団のMSパイロット。CGS時代からの実力者で、三日月もその実力を信頼している他、よく一緒にトレーニングに励んでいる。その為、低軌道ステーションではグレイズ改の操縦に慣れていないにも関わらず援護を任せるという無茶振りをかますが、昭弘はきっちり役目を果たした。
 
:同じ鉄華団のMSパイロット。CGS時代からの実力者で、三日月もその実力を信頼している他、よく一緒にトレーニングに励んでいる。その為、低軌道ステーションではグレイズ改の操縦に慣れていないにも関わらず援護を任せるという無茶振りをかますが、昭弘はきっちり役目を果たした。
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=== 火星 ===
 
=== 火星 ===
 
;[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]
 
;[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]
:護衛対象。当初はきつい物言いをする事もあったが、後に仲間と認めたのか理想と現実の差を突きつけられた時に自分なりの励ましのアドバイスを送っている。
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:ダブルヒロインの一人で護衛対象。当初はきつい物言いをする事もあったが、後に仲間と認めたのか理想と現実の差を突きつけられた時に自分なりの励ましのアドバイスを送っている。一期で彼女から子供扱いのハグをされた際に三日月がお返しにキスをした。その頃から異性として意識されており、二期でもそのまま愛情を持たれている様子。
 
;[[桜・プレッツェル]]
 
;[[桜・プレッツェル]]
:ビスケットとクッキー、クラッカ姉妹の祖母。
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:ビスケットとクッキー、クラッカ姉妹の祖母。怒った三日月を落ち着いて止められる女傑であり、三日月からも信頼されている。
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;[[クッキー・グリフォン]];[[クラッカ・グリフォン]]
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:ビスケットの妹で双子。気軽な軽口や心配の言葉もかけられたりと慕われている。三日月側も二人があわや事故で傷つけられたかと思い込んだ際には本気の怒りを見せていたので、大事な相手ではあるようだ。
    
=== テイワズ ===
 
=== テイワズ ===
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:火星で諸事情から出会う事になる。その際にクッキーとクラッカにお詫びとしてチョコを上げた事から後に戦場で再会した時に「'''チョコレートの人'''」と呼んだ。また、基本的に敵対者に関心を払わない三日月をして「こいつは違う」と言わしめるほどの技量の持ち主として強く印象に残った様子。そのため、モンタークと名乗った際も正体を見抜き、グリムゲルデを駆って援護に駆け付けた時にも、その動きからすぐに見破った。
 
:火星で諸事情から出会う事になる。その際にクッキーとクラッカにお詫びとしてチョコを上げた事から後に戦場で再会した時に「'''チョコレートの人'''」と呼んだ。また、基本的に敵対者に関心を払わない三日月をして「こいつは違う」と言わしめるほどの技量の持ち主として強く印象に残った様子。そのため、モンタークと名乗った際も正体を見抜き、グリムゲルデを駆って援護に駆け付けた時にも、その動きからすぐに見破った。
 
;[[クランク・ゼント]]
 
;[[クランク・ゼント]]
:ギャラルホルンのパイロット。バルバトスのパイロットが少年だと知り、三日月達をあくまでも大人の犠牲になっている子供として身を案じながらも軍人として命令を果たす為に決闘を申し込む。最後は三日月に敗北し重傷を負い、三日月に介錯を頼み銃を向ける三日月に感謝する……が、三日月はクランクを介錯するのではなくあくまでも自分の敵を殺しただけなのか感謝の言葉を最後まで口にする前に引き金を引いて射殺している。
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:ギャラルホルンのパイロット。殲滅対象であるCGSの隊員として敵対したバルバトスのパイロットが少年だと知り、三日月達を大人の犠牲になる子供として案じつつもギャラルホルンは裏切れずに決闘を申し込む。最後は三日月に敗北し重傷を負い、三日月に介錯を頼み銃を向ける三日月に感謝する……が、襲撃してきた敵の身で子供は戦うなと言いながらクーデリアを賭けた決闘や介錯を望むクランクに三日月は怒りをおぼえてもいるようで、感謝の言葉を最後まで語る前に引き金を引いて射殺している。
 
;[[ガエリオ・ボードウィン]]
 
;[[ガエリオ・ボードウィン]]
:火星でビスケットの妹たちを轢きそうになり、カッとなって首に掴みかかった相手。その件で対抗心と敵意を抱かれる。後に戦場で再会した時にはマクギリスの隣にいた事から「'''チョコの隣の人'''」と呼んだ。再戦時には相手に名乗られたにもかかわらず「'''ガリガリ'''」と呼び、以後はそう呼ぶようになる。
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:火星でビスケットの妹たちを轢きそうになり、カッとなって首に掴みかかった相手。後に戦場で再会した時にはマクギリスの隣にいた事から「'''チョコの隣の人'''」と呼んで交戦し、ほとんど相手にならずに三日月が勝利したことで強い対抗心と敵対心を抱かれる。再戦時には相手に名乗られたにもかかわらず「'''ガリガリ'''」と呼び、以後はそう呼ぶようになる。
 
;[[アイン・ダルトン]]
 
;[[アイン・ダルトン]]
 
:ギャラルホルンのパイロット。クランクの仇である三日月や鉄華団に対して強い恨みを持つようになる。
 
:ギャラルホルンのパイロット。クランクの仇である三日月や鉄華団に対して強い恨みを持つようになる。
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:機体を拘束し投降を進めてきたガエリオに対しての台詞。この台詞からガエリオは視聴者からチョコレートの隣の人呼ばわりされることに。この時ガエリオは直後に名乗っているのだが…
 
:機体を拘束し投降を進めてきたガエリオに対しての台詞。この台詞からガエリオは視聴者からチョコレートの隣の人呼ばわりされることに。この時ガエリオは直後に名乗っているのだが…
 
;「かわいいと思ったから。嫌だった?」
 
;「かわいいと思ったから。嫌だった?」
:名瀬達のキスを見た後、影響されてかクーデリアが可愛いと思ったという理由だけでクーデリアにキスした際の台詞。彼の欠落した人間性を表す印象的なシーン
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:名瀬達のキスを見た後、自らハグしてきた後に一人でうろたえているクーデリアが「可愛いと思った」という理由だけでキスした際の台詞。
 
;「…もう、フミタンじゃない」
 
;「…もう、フミタンじゃない」
 
:フミタンの死後、死を認められずその場から離れないクーデリアに対して。フミタンの死を糧に彼らは先へ進むのだった…。
 
:フミタンの死後、死を認められずその場から離れないクーデリアに対して。フミタンの死を糧に彼らは先へ進むのだった…。
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;「そうだ…オルガが連れてってくれる場所にたどり着くためなら…なんだってやってやるよ」
 
;「そうだ…オルガが連れてってくれる場所にたどり着くためなら…なんだってやってやるよ」
 
;「…誰そいつ?」
 
;「…誰そいつ?」
:クランクの仇をとろうと突撃してきたグレイズ・アインに対して。いくらなんでもこれはひどい。
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:クランクの仇をとろうと突撃してきたグレイズ・アインに対して。ひどい台詞にも聞こえるが、ラスボス格との予断を許さぬ戦闘中でずっと前に一度きり聞いた名前をすぐに思い出すとなると当然ながら難しい。なおクランクという人物のことは覚えていたようで、察したのちは「あのおっさんは死にたがってたよ」と教えたものの、アインにとっては信じるに値しない事実だったようである。
 
;「…おい、バルバトス…お前の力…全部よこせ。」<br>「まだだ…もっと…もっと寄越せ…バルバトス!」
 
;「…おい、バルバトス…お前の力…全部よこせ。」<br>「まだだ…もっと…もっと寄越せ…バルバトス!」
 
:アイン相手に苦戦した際、バルバトスへ語り掛けた言葉。同時にこれにこたえるように阿頼耶識を通じて情報量が三日月の中に流れていき、それに同調して三日月は片目の視力を失う。…悪魔はパイロットの一部を糧として、その者に強大な力を与えた。
 
:アイン相手に苦戦した際、バルバトスへ語り掛けた言葉。同時にこれにこたえるように阿頼耶識を通じて情報量が三日月の中に流れていき、それに同調して三日月は片目の視力を失う。…悪魔はパイロットの一部を糧として、その者に強大な力を与えた。
;「うるさいなぁ…オルガの声が聞こえないじゃないか…」
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;「うるさいな…オルガの声が聞こえないだろ」
:強大な力を持ってしても、純粋な阿頼耶識による力はそれよりも高く、一度は倒される事を覚悟した三日月…。しかし、オルガによる激励で目覚めたのだった。それに呼応するかのようにグレイズ・アインの反応速度をも超える力をもたらす悪魔。その後、やっとの事で太刀の使い方を知った三日月は、フレームごと腕部装甲を切り裂くという芸当を見せ、両腕を切断されたアインによる叫びを太刀でコックピットを突き刺して邪魔した後の台詞。
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:強大な力を持ってしても、純粋な阿頼耶識による力はそれよりも高く、一度は倒される事を覚悟した三日月…。しかし、オルガによる激励で目覚めたのだった。それに呼応するかのようにグレイズ・アインの反応速度をも超える力をもたらす悪魔。その後、やっとの事で太刀の使い方を知った三日月は、フレームごと腕部装甲を切り裂くという芸当を見せ、両腕を切断されたアインによる叫びを太刀でコックピットを突き刺して止めた後の台詞。
    
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