「ディミアン・カラス」の版間の差分
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:自分の考えを語った後に、トビアを激励した上で勧誘する。純然たる敵であるにも関わらず、こうも馴れ馴れしいキャラクターも珍しい。 | :自分の考えを語った後に、トビアを激励した上で勧誘する。純然たる敵であるにも関わらず、こうも馴れ馴れしいキャラクターも珍しい。 | ||
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2022年10月27日 (木) 10:14時点における版
ディミアン・カラス | |
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外国語表記 | karasu |
登場作品 | |
声優 | 茶風林 (Gジェネレーションシリーズ) |
デザイナー | 長谷川祐一 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男 |
没年月日 | 宇宙世紀0133年 |
出身 | 木星 |
職業 |
|
所属 | 木星帝国 |
主な搭乗機 | ノーティラス |
概要
木星への留学生の指導教官の一人。その正体はクラックス・ドゥガチ直属の特殊工作員。工作員として優秀であり、その手腕からドゥガチの影の右腕とも呼ばれている。
「強者こそが正義」という絶対の信念を持ち、木星帝国に従っているのも自らの信念に従っているに過ぎない。ニュータイプを選別する高能力収集官としての地位も持ち、ギリ・ガデューカ・アスピスやカリスト兄弟など彼の教え子である。一方、弱者に対しては冷徹であり、強者として認めた者に手を差し伸べるが、弱者は顔色一つ変えずに見限っている。
特殊工作員としてワイヤーの扱いに長け、生身で宇宙空間へ飛び出してなお生還し、手榴弾のみでモビルスーツを無力化するなど、人間離れした身体能力を持つ。
木星戦役ではトビア・アロナクスの持つ才能にいち早く気付いており、彼を評価すると共に自身の軍門に招こうと幾度となく勧誘を行い、最終決戦では自らニュータイプ部隊を率いてノーティラスでトビアに戦いを挑み、持論を語るものの敗北。彼を強者として認めたカラスは敗者でありながらトビアに銃を向けた部下を粛清し、その信念を貫くする形で戦死した。
登場作品と役柄
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 初登場作品。当初は穏和な教師として登場したが、スマシオン号の積荷をトビアに悟られた事で本性を現し、以後はトビアの前に刺客として立ちはだかった。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE
- オムニバス初回の主役として登場。宇宙世紀0103年、幼少のクォ・グレーと共に地球連邦軍のニュータイプ研究所を襲撃し、その中で優秀な生徒を選別し確保しようと暗躍した。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- ジュピター・サナリィの使者としてフォンセ・カガチとともにハウゼリー・ロナの下を訪れている。
人間関係
- クラックス・ドゥガチ
- 主君。思想がどうのではなく、「強者だから」という理由のみで従っていた。
- トビア・アロナクス
- 木星に留学生として招いた生徒の一人。彼に正体が発覚してからは敵対する立場を取るが、彼の才能を認め、幾度となく勧誘している。
- ギリ・ガデューカ・アスピス
- 教え子の一人。優秀な生徒ではあったが、木星戦役終盤には敗北を重ねた彼を見限っている。
- 光のカリスト / 影のカリスト
- 教え子。ドゥガチ亡き後、木星帝国の総統の座に就く。
- クォ・グレー
- サーカスの団長。教え子の一人で、少なくとも宇宙世紀0103年から彼の活動をサポートしている。
名台詞
- 「この世はね!トビア君!強き者だけが生きのこり、すべてを手にする権利があるのです!」
「弱き者は淘汰されてしかるべきなのです。私が木星帝国に力を貸すのは、木星こそが、地球圏を支配するにふさわしい力を持っていると考えるからです」 - 自分の考えを語った後に、トビアを激励した上で勧誘する。純然たる敵であるにも関わらず、こうも馴れ馴れしいキャラクターも珍しい。
- 「違うな!われわれは木星人なのだよ!地球人がそう呼ぶようにっ!」
「違う惑星の生き物なのだよ!すでに!SF映画に出てくる異星人のようにね!」 - 「ばかものーっ!!敗者のぶんざいで、勝者のゆくてをはばむでないわーっ」
- 最期の瞬間、後ろからトビアを狙おうとした部下を自らの手で始末して。「強いものこそ正しい」という彼の信念に順ずる死に様だった。