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== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
 
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:第4巻第5話から登場。海賊討伐のプロパガンダとして[[ベルナデット・ブリエット|テテニス・ドゥガチ]]をパイロットに出撃したが、実際の操縦は[[クラックス・ドゥガチ]]のバイオ脳が行なっている。[[木星帝国]]の[[ニュータイプ]]部隊と共に[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]と交戦しようとするが、突如[[クロスボーン・ガンダムX3]]が強襲し戦闘になる。テテニスを人質として利用する事で戦闘を有利に進めるが、ムラマサ・ブラスターの押し合いでパワー負けし、コクピットブロックを奪い取られた上で撃破された。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;大型メガ・ビーム砲
 
;大型メガ・ビーム砲
:モビルスーツ形態の左肩、[[モビルアーマー]]形態の機首に内蔵されている3連装[[メガ粒子砲]]。通常時は顎状のカバーで覆われており、この部分を延長することで打突武器としても使用出来る。
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:モビルスーツ形態では左肩、[[モビルアーマー]]形態では機首となる顎状のカバーに内蔵されている3連装[[メガ粒子砲]]。発射時には開口する様にカバーを展開し、砲身を露出する。カバーは閉じた状態で延長することで打突武器としても使用出来る。
 
;フレキシブル・テール・キャノン
 
;フレキシブル・テール・キャノン
:機体後部に装備されているビーム砲。[[エレファンテ]]の技術を応用した武装であらゆる方向に射撃可能な他、先端のクローによる格闘も可能。
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:機体後部に装備されている尻尾状のビーム砲。[[エレファンテ]]の技術を応用した武装であらゆる方向に射撃可能な他、先端の展開機能付きクローによる格闘も可能。
 
;ヒート・ナギナタ
 
;ヒート・ナギナタ
:大型の薙刀状の武装。本機にマウントする為のラッチが無い為、MA形態では随伴機による受け渡しが必要となる。『クロボン』作中では随伴する[[ディオナ]]が携行している。
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:モビルスーツ形態の全高を超えるほど大型の薙刀状の武装。長銃型の柄に大型の刃が付いている。本機にマウントする為のラッチが無い為、MA形態では随伴機による受け渡しが必要であり、『クロボン』作中では随伴する[[ディオナ]]が携行している。
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;ムラマサ・ブラスター
 
;ムラマサ・ブラスター
:[[クロスボーン・ガンダムX3]]から奪って使用。この際に装備を解析し、セーフティを解除し使用可能にしている。
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:[[クロスボーン・ガンダムX3]]との戦闘中に相手から奪って使用。この際に装備を解析してセーフティを解除し、ビーム刃を発振可能にしている。ただX3は手のIフィールドを用いた力技でこれを押し返した挙句、奪還したため、結果的に相手に更なる攻撃手段を与えてしまう事となった。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;[[ディビニダド]]
 
;[[ディビニダド]]
 
:本機と同じく[[クラックス・ドゥガチ]]の[[バイオ脳]]が操縦する機体。
 
:本機と同じく[[クラックス・ドゥガチ]]の[[バイオ脳]]が操縦する機体。
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:木星タカ派組織[[オリンポスの下僕]]が開発した可変MA。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*本機のデザイン原案は、後に『00』『AGE』等のガンダムシリーズでメカニックデザインを手掛ける海老川兼武氏が学生時代に描いた物で、月刊少年エース誌上で行われたMSコンテストに投稿し入賞した事で晴れて同氏のデビュー作となった。
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*本機のデザイン原案は、後に『00』『AGE』等のガンダムシリーズでメカニックデザインを手掛ける海老川兼武氏が学生時代に描いた物で、「月刊少年エース」誌上で行われたMSコンテストに投稿し、96年4月号で受賞したデザインが『クロボン』に採用された事で晴れて同氏のデビュー作となった。同氏は当時、他にも「MJ (模型情報)」などにもよく投稿していたとの事。
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**本機がモビルアーマーである理由について同氏は「METAL BUILD クロスボーン・ガンダムX3」及び「ガンダムエース 2021年5月号」のインタビュー文にて「作中のメカにも負けない様なギミックを~と考えていたらモビルアーマーになっていたんだと思います」と、木星軍MSの個性的な外見と豊富なギミックに魅力を感じた事が切欠である事を語っている。
 
**木星帝国所属機の機体名は基本的にスペイン語由来のものだが、本機については海老川兼武氏による造語であり、新装版『クロボン』第4巻の巻末インタビューにてエレファンテの「エレ」を加えて命名した事を明らかにしている。
 
**木星帝国所属機の機体名は基本的にスペイン語由来のものだが、本機については海老川兼武氏による造語であり、新装版『クロボン』第4巻の巻末インタビューにてエレファンテの「エレ」を加えて命名した事を明らかにしている。
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**同氏は2022年11月4日にTwitter上でデザイン原案のコピーを公開しており、脚部先端の着陸装置や顎の開口時間(約1秒)、武器名称・構造の差異(「ヒート・ナギナタ → ビームランスガン」「顎 → シャーククロー (通称)」「大型メガ・ビーム砲 → 3本のクロー」)などといった公式設定では見られない緻密な構造・設定が見られる。
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***[https://twitter.com/KANETAKE/status/1588480849410162688?s=20&t=WyZkWcmArKoEuuiXEl-t1A 海老川兼武氏のツイート1] / [https://twitter.com/KANETAKE/status/1588481115157057536?s=20&t=WyZkWcmArKoEuuiXEl-t1A 2] / [https://twitter.com/KANETAKE/status/1588483457188958209?s=20&t=WyZkWcmArKoEuuiXEl-t1A 3]
 
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2024年8月2日 (金) 20:37時点における最新版

エレゴレラ
外国語表記 Elegorella
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム
デザイナー
  • 長谷川裕一
  • 海老川兼武 (原案)
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スペック
分類 試作型可変モビルアーマー
型式番号 EMA-06
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星帝国
所属 木星帝国
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

木星帝国の開発した試作型可変モビルアーマーモビルスーツ形態への変形機構を持つ、木星戦役時点の木星系技術の集大成とも言える機体である。

エレファンテからの技術を応用したフレキシブル・テール・キャノンを装備し、MS形態に変形する事で接近戦でも高い戦闘力を見せるバランスの良い機体である。本来はニュータイプパイロット用に試作された物だが、その機体バランスを買われ、完全自動操縦機の実験機として採用されている。この自動操縦装置は表向きには完全なブラックボックスとされているが、その実態はクラックス・ドゥガチバイオ脳によるものである。

MS形態への変形は腕部を展開し、上半身を90度回転する事で行われる。なお、MA形態ではマニピュレータが格納される為、携行武装のマウントは不可能。MS形態で使用する武器は随伴機が携行し、変形に伴って受け渡しを行う必要がある。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム
第4巻第5話から登場。海賊討伐のプロパガンダとしてテテニス・ドゥガチをパイロットに出撃したが、実際の操縦はクラックス・ドゥガチのバイオ脳が行ない、味方機への指示はテテニスの合成映像を用いて行った。木星帝国ニュータイプ部隊と共に宇宙海賊クロスボーン・バンガードと交戦しようとするが、突如クロスボーン・ガンダムX3が強襲し戦闘になる。テテニスを人質として利用する事で戦闘を有利に進めるが、ムラマサ・ブラスターの押し合いでパワー負けし、コクピットブロックを奪い取られた上で撃破された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
モビルスーツ形態に変形可能。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

大型メガ・ビーム砲
モビルスーツ形態では左肩、モビルアーマー形態では機首となる顎状のカバーに内蔵されている3連装メガ粒子砲。発射時には開口する様にカバーを展開し、砲身を露出する。カバーは閉じた状態で延長することで打突武器としても使用出来る。
フレキシブル・テール・キャノン
機体後部に装備されている尻尾状のビーム砲。エレファンテの技術を応用した武装であらゆる方向に射撃可能な他、先端の展開機能付きクローによる格闘も可能。
ヒート・ナギナタ
モビルスーツ形態の全高を超えるほど大型の薙刀状の武装。長銃型の柄に大型の刃が付いている。本機にマウントする為のラッチが無い為、MA形態では随伴機による受け渡しが必要であり、『クロボン』作中では随伴するディオナが携行している。

その他 [編集 | ソースを編集]

ムラマサ・ブラスター
クロスボーン・ガンダムX3との戦闘中に相手から奪って使用。この際に装備を解析してセーフティを解除し、ビーム刃を発振可能にしている。ただX3は手のIフィールドを用いた力技でこれを押し返した挙句、奪還したため、結果的に相手に更なる攻撃手段を与えてしまう事となった。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

エレファンテ
この機体の技術が応用されている。
ディビニダド
本機と同じくクラックス・ドゥガチバイオ脳が操縦する機体。
シュヴァイン
木星タカ派組織オリンポスの下僕が開発した可変MA。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本機のデザイン原案は、後に『00』『AGE』等のガンダムシリーズでメカニックデザインを手掛ける海老川兼武氏が学生時代に描いた物で、「月刊少年エース」誌上で行われたMSコンテストに投稿し、96年4月号で受賞したデザインが『クロボン』に採用された事で晴れて同氏のデビュー作となった。同氏は当時、他にも「MJ (模型情報)」などにもよく投稿していたとの事。
    • 本機がモビルアーマーである理由について同氏は「METAL BUILD クロスボーン・ガンダムX3」及び「ガンダムエース 2021年5月号」のインタビュー文にて「作中のメカにも負けない様なギミックを~と考えていたらモビルアーマーになっていたんだと思います」と、木星軍MSの個性的な外見と豊富なギミックに魅力を感じた事が切欠である事を語っている。
    • 木星帝国所属機の機体名は基本的にスペイン語由来のものだが、本機については海老川兼武氏による造語であり、新装版『クロボン』第4巻の巻末インタビューにてエレファンテの「エレ」を加えて命名した事を明らかにしている。
    • 同氏は2022年11月4日にTwitter上でデザイン原案のコピーを公開しており、脚部先端の着陸装置や顎の開口時間(約1秒)、武器名称・構造の差異(「ヒート・ナギナタ → ビームランスガン」「顎 → シャーククロー (通称)」「大型メガ・ビーム砲 → 3本のクロー」)などといった公式設定では見られない緻密な構造・設定が見られる。

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]