「機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り」の版間の差分

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(相違点なし)

2018年12月8日 (土) 23:34時点における版

概要

  • 著者:福井晴敏
  • メカニックデザイン:カトキハジメ
  • 原案:矢立肇、富野由悠季
  • 出版社:角川コミックス・エース

完全設定資料集『機動戦士ガンダムUC GREAT WORKS BOX III episode 7』同梱の書き下ろし小説および小説『機動戦士ガンダムUC』第11巻に収録されている小説。

小説『機動戦士ガンダムUC』の世界線に映像作品『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』初出の「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」、OVA版『機動戦士ガンダムUC』初出の「ネオ・ジオング」を逆輸入した作品で、小説版にネオ・ジオングが登場しなかった理由や暴走事件後のフェネクスの動向が描かれている。時系列では小説版第8巻『宇宙と惑星と』と同時期にあたる[1]

2018年にはこれを基に新要素を多く追加した、OVA版『UC』の続編『機動戦士ガンダムNT』が公開された。

ストーリー

ある曇った日の浜辺にヨナリタはいた。リタが養父母に引き取られる日、彼女と会話できる最後の機会だというのに、ヨナは自分の想いを打ち明けられないまま、去って行く彼女をただ見つめた。


――次に生まれ変わるとしたら、あたし鳥になりたいな。ヨナは?


時は流れ、ネオ・ジオンのダカール襲撃から約1週間。ユニコーンガンダム3号機「フェネクス」捕獲の任を受けたシェザール隊にヨナはいた。

フェネクスと共に消息を経ったリタに、あの時言えなかった想いを伝えるために。

登場人物

メインキャラクター

ヨナ・バシュタ
主人公。幼い頃に別れたリタを追うべくシェザール隊に入り、フェネクスの捜索任務に参加する。
リタ・ベルナル
ヨナと同じ孤児院で育てられた少女。13歳の時にティターンズの養父母に引き取られ、後にフェネクスのパイロットとなる。

シェザール隊

イアゴ・ハーカナ
少佐。シェザール隊の隊長で一年戦争以来のベテラン。
アマージャ
大尉。隊長に次ぐ年嵩。
デラオ
大尉。バンカラ気質で、それが顔にも表れている。
フランソン
大尉。物静かな性格の持ち主。
タマン
中尉。ヨナと年齢が近い若手の隊員。

地球連邦軍

エスコラ・ゲッダ
連邦軍の准将で、シェザール隊へ転属する前のヨナの上官。元ティターンズ仕官で、かつて孤児院からニタ研の実験体となる孤児を引き取っていた。

登場メカ

モビルスーツ・モビルアーマー

艦船

用語

セント・ファーガス孤児院
ニューフロリダに存在していた孤児院。ヨナやリタ達、戦災孤児を抱えていた。
エシャロット事件
映像作品『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』で描かれたフェネクスの暴走事件。生き残った乗員の中にヨナと同じ孤児院で育った人物がおり、ヨナはそこからリタのその後を知ることとなる。

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脚注

  1. イアゴの発言からダカール事件から10日も経っていないことが分かる他、作中にL1ジャンクションが破壊されるシーンが存在する。

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