「ガンダム・ルブリス」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
72行目: | 72行目: | ||
;[[ガンダム・キャリバーン]] | ;[[ガンダム・キャリバーン]] | ||
:競作機。パイロットの生命保護を一切担保しない設計のため、コンペティションでルブリスが採用された。 | :競作機。パイロットの生命保護を一切担保しない設計のため、コンペティションでルブリスが採用された。 | ||
+ | ;[[ガンダム・ルブリス・ジウ]] | ||
+ | :兵器としてではなく義肢の延長として開発された実験機。 | ||
;[[ガンダム・ルブリス 量産試作モデル]] | ;[[ガンダム・ルブリス 量産試作モデル]] | ||
:ガンダム・ルブリスの量産タイプ。 | :ガンダム・ルブリスの量産タイプ。 |
2023年7月23日 (日) 08:24時点における版
ガンダム・ルブリス | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM LFRITH |
作中名称 | ルブリス |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE |
デザイナー | JNTHED |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | XGF-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 49.3t |
開発組織 | |
開発拠点 | フォールクヴァング |
所属 | オックス・アース・コーポレーション |
主なパイロット |
概要
地球で設立されたオックス・アース・コーポレーションが開発した試作モビルスーツ。本機の最大の特徴は、義肢などの福祉工学を端とする革新的な身体機能拡張技術「GUND(ガンド)」をMS用に発展させた「GUNDフォーマット」を基幹システムとして採用した事にある。GUNDフォーマットを搭載し、領域横断的な戦闘能力を獲得したMSは「GUND-ARM」と呼ばれ、「ガンダム」の通称で知られる事になった。
GUND-ARMはデータストームによって人体に発生するダメージが運用上の問題点とされているが、ルブリスは一定のパーメットスコア内であれば、人体に対して最小限の負担で運用出来る事を利点としている。
武装として次世代群体遠隔操作兵器システム「ガンビット」で構成されたコンポガンビットシールドを装備しており、コンポガンビットシールドは必要に応じて分離し、ビットステイヴとして運用可能。また、ビットステイヴをバックパックに接続する事で「ビットオンフォーム」と呼ばれる機動性能向上形態に変化する。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE
- 初登場作品。GUNDフォーマットの健全性を証明するため、フロント「フォールクヴァング」でカルド・ナボらを中心に開発が進められていたが、パーメットリンク接続テストをクリア出来ないまま開発が難航していた。
その後、モビルスーツ開発評議会が保有する特殊部隊ドミニコス隊が侵攻した際、偶然カルドによってバイタルを登録されていたエリクト・サマヤがレイヤー33のコールバックに成功し、レイヤー34に移行した事で起動に成功。エリクトの母であるエルノラ・サマヤの操縦により出撃した。戦闘で3機のハイングラを撃墜するが、ベギルベウと交戦した際にはアンチドートによって行動不能になり左腕を失い、撃墜寸前の所まで追い詰められた。しかし、駆けつけたナディム・サマヤの搭乗するガンダム・ルブリス 量産試作モデルの捨て身の援護を受け、爆破するフォールクヴァングを後に戦域から離脱した。 - 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- スレッタ・マーキュリーがエリクトと対面した際のデータストーム空間内で登場。機体各部が解体され、データ収集用のプローブが打ち込まれた状態となっており、その状態を経てガンダム・エアリアルに改修された事が視差されている。
装備・機能
特殊機能
- GUNDフォーマット
- 福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたGUND-ARMの基幹システム。これを使用する事で、領域横断的な戦闘能力を獲得した。
GUNDフォーマットは機体とリンクした際に発生するデータストームによって生じる搭乗者へのダメージが生命倫理の観点から問題視されており、ルブリスはその問題点をクリアしGUNDフォーマットの健全性を証明する機体となる筈であったが、逆にそれが開発を難航させる要因となっていた。 - ビットオンフォーム
- ビットステイヴをバックパックに接続し、機動性能を向上させた形態。スピードの強化だけでなく、あらゆる姿勢においてMSの域を超えた加速と制動を示す。
武装・必殺攻撃
- ビームサーベル
- MSの標準的な携行装備である近接戦闘用兵器。通常はバックパックの上部にマウントされている。
- レシーバーガン
- ガンダム・ルブリスの携行火器。連射性の高いビーム射撃が行える他、巨大なビーム刃を形成(ブレイドオン)し、ビームブレイドとしての運用も可能。非使用時はバックパック中央部にマウント可能。
- ガンビットライフル
- レシーバーガンは前後にビットステイヴを接続する事でガンビットライフルにバージョンアップする。この状態では、高出力ビームの発射機構がアンロックされる。
- コンポガンビットシールド(ビットステイヴ)
- GUNDビット、通称「ガンビット」と呼ばれる次世代群体遠隔操作兵器システムで構成されたシールド。シールドは7基のビットステイヴに分離し、推力偏向ノズル方式を採用した姿勢制御用スラスターと、内蔵したビームキャノンの連動によって多彩な立体攻防を行う。ルブリスのバックパックやレシーバーガンと接続する事で機体の機能を向上させる役目も担っている。
対決・名場面
- ルブリス起動
- 『水星の魔女 PROLOGUE』より。エルノラ・サマヤをテストパイロットとし、パーメットリンク接続テストが行われるが、最大の課題であるレイヤー33のコールバックがクリア出来ず、調整は難航していた。そんな中、両親が自分の誕生日パーティを一向に始められない事に怒ったエリクト・サマヤは、ルブリスに文句を言おうと1人で格納庫を訪れる。すると、コクピットの中にカルド・ナボがおり、エリィは促されるがままにルブリスに生体登録を行い、ルブリスにお話を聞かせ始めた。
それから程なくして、デリング・レンブランの命令を受けたドミニコス隊がフォールクヴァングを急襲、施設を完全制圧。格納庫内が炎に包まれる中、辛うじてルブリスのコクピットに逃げ込んできたエルノラは娘と再会する。娘と共に脱出するべく未だテストを終了していないルブリスを起動させようとするエルノラだったが、どういう訳か機体は何の問題なく起動する。コンソールを確認すると、レイヤーは33から34に移行しており、その原因がいつの間にか生体認証を行っていたエリィにあると知り、エルノラは動揺した……。
関連機体
- ガンダム・キャリバーン
- 競作機。パイロットの生命保護を一切担保しない設計のため、コンペティションでルブリスが採用された。
- ガンダム・ルブリス・ジウ
- 兵器としてではなく義肢の延長として開発された実験機。
- ガンダム・ルブリス 量産試作モデル
- ガンダム・ルブリスの量産タイプ。
- ガンダム・ルブリス・ウル / ガンダム・ルブリス・ソーン
- 量産試作モデルをベースに大幅なアップデートが施された機体。
- ガンダム・エアリアル
- 水星で開発されたGUND-ARM。ルブリスの改修機であり、シェルユニットやビットステイヴなど、複数の共通点を有する。