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『[[機動戦士ガンダム アグレッサー]]』に登場する[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の部隊。部隊章は骸骨に突き刺さった4本の剣。通称は「アグレッサー」で、ジオン亡命隊とも呼ばれる他、ジオン側からは「裏切りのアグレッサー」と呼ばれている。[[ハインツ・ハイウェイ|ハイウェイ]]や[[チェイス・スカルガード|チェイス]]がかつて所属していた[[グリフォン隊]]と同じ「名誉と共に生き、威厳と共に死を」という矜恃を持つ。
 
『[[機動戦士ガンダム アグレッサー]]』に登場する[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の部隊。部隊章は骸骨に突き刺さった4本の剣。通称は「アグレッサー」で、ジオン亡命隊とも呼ばれる他、ジオン側からは「裏切りのアグレッサー」と呼ばれている。[[ハインツ・ハイウェイ|ハイウェイ]]や[[チェイス・スカルガード|チェイス]]がかつて所属していた[[グリフォン隊]]と同じ「名誉と共に生き、威厳と共に死を」という矜恃を持つ。
  
ジオン亡命隊と呼ばれる通り、中隊長の[[ダグラス・トランブル]]以外は[[ジオン公国軍]]からの亡命兵や、戦争によって流れ込んだジオン系不法居住者によって構成されている。これは連邦にとっての厄介者達は、監視付きで1つにまとめて最前線に送ることが最善の策とされたためである。また[[エルラン]]派の息がかかっていることもあって、[[ジャブロー]]直轄の部隊でありながら本部から冷遇されており、他の部隊からも吹き溜まり部隊と称されるなど友軍とは思われていない。また、ジャブロー内での行動規制も厳しくされている。
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ジオン亡命隊と呼ばれる通り、中隊長の[[ダグラス・トランブル]]以外は[[ジオン公国軍]]からの亡命兵や、戦争によって流れ込んだジオン系不法居住者によって構成されている。これは連邦にとっての厄介者達は、監視付きで1つにまとめて最前線に送ることが最善の策とされたためである。また[[エルラン]]派の息がかかっていることもあって、[[ジャブロー]]麾下の部隊でありながら本部から冷遇されており、他の部隊からも吹き溜まり部隊と称されるなど友軍とは思われていない。また、ジャブロー内での行動規制も厳しくされている。
  
 
連邦内でも最も致死率の高い作戦ばかりに補給なしで駆り出されるなど危険な任務が多い部隊であるが、一方で入隊するメリットも存在しており、終戦まで生き残れば正式な居住権を獲得できる他、戦死した場合でも残された家族に[[地球連邦政府]]から一時滞在許可証が与えられることになっている。
 
連邦内でも最も致死率の高い作戦ばかりに補給なしで駆り出されるなど危険な任務が多い部隊であるが、一方で入隊するメリットも存在しており、終戦まで生き残れば正式な居住権を獲得できる他、戦死した場合でも残された家族に[[地球連邦政府]]から一時滞在許可証が与えられることになっている。
  
ジオン軍の[[ジャブロー降下作戦 (U.C.0079)|ジャブロー降下作戦]]の先行部隊に対して、ジャブロー防衛部隊の1つとして出撃した。友軍の03中隊と共に[[ダガー隊]]や親衛隊と交戦し、これを撃破する活躍を見せるが、ある日本部の命令でジオンの奇襲を受けた04と05中隊の救出作戦に補給なしで駆り出されることとなる。犠牲を出しながらもこれを完遂しジャブローへと帰還するが、グリフォン隊の[[コウノトリ作戦]]を知ると同時に工作兵により連邦からスパイ容疑をかけられてしまう。これを阻止するためにチェイスはジャブローの戦闘の中、連邦から追われながらもグリフォン隊の面々と交戦し、ハイウェイの犠牲もあって作戦阻止に成功した。その功績により、アグレッサー中隊は[[第23独立艦隊]]に第3主力部隊として編入されることとなった。
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ジオン軍の[[ジャブロー降下作戦 (U.C.0079)|ジャブロー降下作戦]]の先行部隊に対して、ジャブロー防衛部隊の1つとして出撃した。友軍の03中隊と共に[[ダガー隊]]や親衛隊と交戦し、これを撃破する活躍を見せるが、本部の命令でジオンの奇襲を受けた04と05中隊の救出作戦に補給なしかつ03中隊抜きで駆り出されることとなる。犠牲を出しながらもこれを完遂しジャブローへと帰還するが、グリフォン隊の[[コウノトリ作戦]]を知ると同時に工作兵により連邦からスパイ容疑をかけられてしまう。これを阻止するためにチェイスはジャブローの戦闘の中、連邦から追われながらもグリフォン隊の面々と交戦し、ハイウェイの犠牲もあって作戦阻止に成功した。その功績により、アグレッサー中隊は[[第23独立艦隊]]に第3主力部隊として編入されることとなった。
  
 
== 登場作品 ==
 
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== 関連部隊 ==
 
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;03中隊
 
;03中隊
:アグレッサー中隊と共闘していた部隊。当初は険悪な関係だったが、死闘を乗り越えたことで共に酒を飲むレベルの関係となった。
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:アグレッサー中隊と共闘していた部隊。当初は険悪で度々衝突する関係だったが、共に死闘を乗り越えたことで酒を飲み交わす関係となった。
 
;[[第23独立艦隊]]
 
;[[第23独立艦隊]]
 
:ジャブローから打ち上げられた第3次おとり部隊。アグレッサー中隊は第3主力部隊として編入された。
 
:ジャブローから打ち上げられた第3次おとり部隊。アグレッサー中隊は第3主力部隊として編入された。

2024年11月14日 (木) 12:49時点における版

アグレッサー中隊

機動戦士ガンダム アグレッサー』に登場する地球連邦軍の部隊。部隊章は骸骨に突き刺さった4本の剣。通称は「アグレッサー」で、ジオン亡命隊とも呼ばれる他、ジオン側からは「裏切りのアグレッサー」と呼ばれている。ハイウェイチェイスがかつて所属していたグリフォン隊と同じ「名誉と共に生き、威厳と共に死を」という矜恃を持つ。

ジオン亡命隊と呼ばれる通り、中隊長のダグラス・トランブル以外はジオン公国軍からの亡命兵や、戦争によって流れ込んだジオン系不法居住者によって構成されている。これは連邦にとっての厄介者達は、監視付きで1つにまとめて最前線に送ることが最善の策とされたためである。またエルラン派の息がかかっていることもあって、ジャブロー麾下の部隊でありながら本部から冷遇されており、他の部隊からも吹き溜まり部隊と称されるなど友軍とは思われていない。また、ジャブロー内での行動規制も厳しくされている。

連邦内でも最も致死率の高い作戦ばかりに補給なしで駆り出されるなど危険な任務が多い部隊であるが、一方で入隊するメリットも存在しており、終戦まで生き残れば正式な居住権を獲得できる他、戦死した場合でも残された家族に地球連邦政府から一時滞在許可証が与えられることになっている。

ジオン軍のジャブロー降下作戦の先行部隊に対して、ジャブロー防衛部隊の1つとして出撃した。友軍の03中隊と共にダガー隊や親衛隊と交戦し、これを撃破する活躍を見せるが、本部の命令でジオンの奇襲を受けた04と05中隊の救出作戦に補給なしかつ03中隊抜きで駆り出されることとなる。犠牲を出しながらもこれを完遂しジャブローへと帰還するが、グリフォン隊のコウノトリ作戦を知ると同時に工作兵により連邦からスパイ容疑をかけられてしまう。これを阻止するためにチェイスはジャブローの戦闘の中、連邦から追われながらもグリフォン隊の面々と交戦し、ハイウェイの犠牲もあって作戦阻止に成功した。その功績により、アグレッサー中隊は第23独立艦隊に第3主力部隊として編入されることとなった。

登場作品

機動戦士ガンダム アグレッサー
初登場作品。

構成員

ダグラス・トランブル
中隊長。階級は大尉。ジオンのスパイだったエルランの部下だったため昇進コースから外されている。そのため自分の出世のことしか興味はない。中隊の監視役であり、指揮能力は低い。
ハインツ・ハイウェイ
隊員。階級は軍曹。実質的な中隊の指揮官で、主にスコルピオン戦車隊の指揮官を務めている。
チェイス・スカルガード
隊員。階級は伍長。試験運用部隊を救助した際に成り行きでレッドライダーのパイロットを任され、中隊で唯一のMSパイロットとして活躍する。
ロッコ
隊員。お調子者だが、家族を食わせるために入隊した。
ルドガー
隊員。救出作戦で片腕と片足を失いジャブローにて離脱した。その際に生きて帰れたことに対してチェイスとハイウェイに感謝を述べた。
サノ・カオリ
中隊と合流した試験運用部隊の責任者。階級は少尉。自身の権限でチェイスにレッドライダーを託した。トランブルに代わって中隊の指揮を行うこともある。
エルザ
試験運用部隊の技術部に所属していた技術士官。上官達が戦死したため、臨時でレッドライダーの技術主任となった。

保有戦力

関連部隊

03中隊
アグレッサー中隊と共闘していた部隊。当初は険悪で度々衝突する関係だったが、共に死闘を乗り越えたことで酒を飲み交わす関係となった。
第23独立艦隊
ジャブローから打ち上げられた第3次おとり部隊。アグレッサー中隊は第3主力部隊として編入された。
グリフォン隊
元々チェイスとハインツが所属していたジオンの特務部隊。コウノトリ作戦を巡ってジャブローにて戦闘した。

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