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2018年10月31日 (水) 00:28時点における版
EMS-04/EMS-10 ヅダ(Zudah)
- 登場作品:機動戦士ガンダム MS IGLOO
- デザイナー:出渕裕
- 分類:汎用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:超硬スチール合金
- 頭頂高:17.3m
- 本体重量:61.0t
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:1,150kW
- スラスター総推力:58,700kg
- 開発組織:ツィマッド社
- 所属:ジオン公国軍
- 主なパイロット:ジャン・リュック・デュバル(1番機)、ヒデト・ワシヤ(2番機)、オッチナン・シェル(3番機)、モニク・キャディラック(予備機)、ウォルフガング(専用機)
概要
ツィマッド社が開発したジオン公国軍の試作機。新型の「土星エンジン」を搭載しているとされる。加速性能は当時のMSの中でも最高クラスであり、最大推力はガンダムをも上回る。原型である「EMS-04 ヅダ」はかつてジオニック社製のザクIとの制式採用をかけたトライアルで争った。性能はこちらが上回ったが、コストが1.8倍もかかる上、空中分解を起こし不採用となった。本機はそれをを改良した機体である。外観が若干変更され武装が追加されているが、基本的には同じ物であり、高速移動時に方向転換を行った場合に機体が負荷に耐え切れずに空中分解するという欠点(というより設計ミス)は改善されていなかった。軍のプロパガンダの一環として、ゴーストファイターとなった。
しかし、オデッサ陥落と同時に連邦によってその事実が暴露され、プロパガンダは脆くも失敗した。だが、デュバル少佐の操縦によってジムを5機も撃破するという異例の結果を残す事にもなった。
また、『黒衣の狩人』の異名で知られる低軌道パトロール艦隊の隊長ウォルフガング少佐は、組みたて途中で眠っていたヅダを専用機として受領し、サラミスやジム改を撃破するという戦果も残している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 『一年戦争秘録』 第3話「軌道上に幻影は疾る」から登場。
- 機動戦士ガンダム 黒衣の狩人
- 低軌道上パトロール隊の隊長であるウォルフガング少佐の専用機。シールドにパーソナルマークを刻み、全身が漆黒に彩られている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。
- ザク・バズーカ
- 対艦用のバズーカ。口径は280mm、または240mm。
- シュツルム・ファウスト
- 命中率は低いが威力の高い使い捨てのロケットランチャー。
- ヒート・ホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
- シールド
- 左腕に装備されている防御兵装。マウントレールに接続されているため前後に移動する。裏面にはシュツルム・ファウストを装備可能。
- シールド・ピック
- シールド表側に装備されている打撃用のピック。本機の高機動力と合間って高い威力を発揮する。
- 135mm対艦ライフル
- 対艦攻撃を目的としたライフル。その大きさはモビルスーツに匹敵する。
対決・名場面
関連機体
- ザクI
- 開発当初の競合機。
- ドム、リック・ドム、ギャン
- 同じツィマッド社の開発したMS。
- ヅダF
- 一年戦争後期に開発されたヅダの改良型。弱点であった土星エンジンのリミッターを強化しており、少数が生産されている。
余談
PSP用ソフト「ガンダムアサルトサヴァイブ」に登場した際、「ブーストは使い放題だが、ゲージがなくなるとHPが削られていく」というなんとも言えない特性を与えられた。無改造でAIに使わせると10秒程度で消滅する。
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