ウーイッグ
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ウーイッグ(Woowig)
『機動戦士Vガンダム』に登場する都市。チェコ共和国のプラハに位置し、立地上ポイント・カサレリアに近い。
宇宙世紀150年代には地球連邦政府によって特別区に指定されており、地球に住むことを許可された市民が居住していたが、ザンスカール戦争でリガ・ミリティアが市内に拠点を築き抵抗活動を行っていた為、ベスパによって空襲を受け壊滅。街の跡は瓦礫と死体の山で埋め尽くされる凄惨な光景となっている。
登場作品
- 機動戦士Vガンダム
- 初出作品。第1話からカテジナ・ルースの出身地として登場。第2話~第3話でザンスカール帝国のベスパのゾロ部隊から激しい攻撃を受け壊滅し、瓦礫の山と化した第1話に至る。第3話では爆撃により炎上する街の上空でウッソのシャッコーとゾロの死闘が繰り広げられた。終戦後、視力と記憶を失いウーイッグへ帰郷しようとしているカテジナにシャクティが遭遇。カテジナがシャクティから渡されたワッパのオートコンパスを使いウーイッグへ向かう所で物語は幕を下ろした。
居住者
- カテジナ・ルース
- ウーイッグに住む令嬢。ウーイッグ壊滅後はリガ・ミリティアと行動を共にしていたが、その後ザンスカール帝国に降り、ベスパのパイロットとなった。第1話の時点で、特別区の特権に縋って市民が堕落したため街が爆撃されてよかったと堂々と発言するなど、その後の動向を示唆するかのような兆候が見られた。
- テングラシー・ルース
- カテジナの父。保守的な性格であり、カテジナとの父娘仲は芳しくなかった。空爆後の生死は不明。
- カルルマン・ドゥカートゥス
- 避難中に母親をゾロ (クリス機)からの機銃掃射で殺害された赤ん坊。ウッソによりカテジナと一緒に保護され、以後、戦争終結まで行動を共にする。
- ボイスン
- リガ・ミリティアの構成員。郊外のコリーンにある自動車工場跡にMS工場を築くが、ベスパによる空襲の際、工場の存在を気取られないよう仲間たちと共に街中へ移動し、命を落とした。死体は友人であるオイ・ニュングらによって発見され、その死を悼まれた。
関連人物
- ライオール・サバト / クリス・ロイド / リー・ロン
- ウーイッグを空爆したゾロ部隊のパイロット。クリスが街中でのウッソと交戦の末、レジスタンスにより射殺され、残るメンバーも後のリガ・ミリティアとの戦闘で戦死した。
施設・地区
- 工場地帯
- ゾロ部隊に対しレジスタンスが抵抗を行っていた工場地帯。ウッソとサバトの交戦中、生き残りによりガスタンクが爆破され、ウッソの乗るシャッコーが爆発に巻き込まれている。
- ギフトショップ
- ルース親子の経営している店と家。隣には「MIEKO」という名の店がある。
- 避難場所
- 生き残った市民やレジスタンスが避難していた庁舎か駅と思わしき立派な建物。建物の前には鉄道が走っている。ウッソ達も避難していたが、地下工場の位置を探っていたサバトとリーの総攻撃に巻き込まれ倒壊。ウッソとカテジナ、カルルマンの3人が辛うじて瓦礫に潰されずに済んだ。
- 地下鉄ウーイッグ駅
- 旧世紀に使われていた地下鉄の跡地。避難先で瓦礫に閉じ込められたウッソ達が偶然発見し、外へ脱出する事に成功した。
関連用語
- ポイント・カサレリア
- ウーイッグ近傍に存在する不法居住者達の集落。食料品の物々交換によって交流があった。
- コリーン
- 郊外の森林地帯。そこにある自動車工場跡の地下にリガ・ミリティアの秘密工場が設けられていた。