フォント・ボー

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フォント・ボー (Font bo)

概要

クロスボーン・ガンダムゴースト及びクロスボーン・ガンダム DUSTの主人公。長らくクロスボーンシリーズの主人公を務めたトビアの後を告ぐ形、世代交代のような形でゴーストから主人公を勤める事となる。名前の由来は、本作と強い関連性を持つ「機動戦士Vガンダム」の主人公、ウッソ・エヴィン(嘘・鋭敏)を反転させた「本当・呆」と、フランス料理の出汁の一種「フォン・ド・ヴォー」が元となった。キャラクターの立ち位置・能力・家族関係にいたるまでウッソとは全くの正反対の人物として造形されている。

人物

サイド3旧ジオン公国)のズム・シティに住む高校生、かなりのオタク体質でありクラブ活動で作ったAIハロロを搭載したタブレット端末で歴代のガンダムの情報を収集し独自のサイトを開き公開している。

そのレベルはモビルスーツに深い造詣を持つまでに達しておりただのオタクの領域を越えている。今東西の兵器の情報を彼なりにまとめてウェブサイトに公開し、GPシリーズのような歴史から抹消された機体のデータも掲載されている。

その結果のちにザンスカール帝国の兵器「エンジェル・ハイロゥ」の情報を入手してしまい、これが災いとなりザンスカールから命を狙われてしまう。その際に木星のエージェントであるカーティス・ロスコに命を助けられ、彼から自身と親族の安全を条件に彼が率いる特殊部隊「蛇の足」への参加する事となった。

その後、幾度か戦闘を経験した後、多数の子供たちがザンスカール帝国の者たちからギロチンによる処刑を勧告された際に子供たちを救出するために敵基地にベルと共に潜入、その際に基地内で発見したファントムを奪取し、その後はそれを乗機としてザンスカール帝国と戦い抜いていく事となる。

パイロットとして

上述の通り、重度なオタク体質ではあるが、根は真面目でモビルスーツの操縦技術も習得している。ニュータイプではなく、カーティス曰く『デバイス・ツールの扱いがとても上手い者』であり、(少なくともゴースト劇中では)純粋な操縦技術はエース級には及ばないものと思われる。 特に物語序盤では全くの素人であり、パイロットとしては自軍の足手まといになることも多かった(ハッキングなどでは活躍していたのだが)。 中盤に差し掛かる頃には、持ち前の知性と知識、更に技術とAIハロロの力、豊富な機械知識を活かしたトリッキーな作戦などを駆使して、多数の敵機を撃退するまでに成長。更に、ファントムの性能を活かしきるために思考を重ねた結果、『理性が暴走した』と評される状態[2]に至る。 ファントム/ゴーストガンダムに乗り換えて以降の爆発的な活躍は、サブパイロットとして搭乗したベル(ベルナデット)の比重がかなり大きい。フォント不在時、ベル一人で出撃することが何度かあったが、彼女は問題なく一人で機体を動かせてしまったため、ひょっとするとパイロットの実力はベルよりも劣っているかもしれない。[3]

登場作品と役柄

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST

人間関係

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト

ベルナデット・ドゥガチ
カーティス・ロスコ
ハロロ

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST

アッシュ・キング

名台詞

迷台詞

搭乗機体・関連機体

ザクII〔グランパ〕
ファントム
ゴーストガンダム
ファントムV2

リンク

脚注

  1. 作中の言及がまったくないため不明ただし高校生だと言う事は作中では確定しているため16~18である事はほぼ確定している。ただし機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴーストの最後ではコールドスリープにベルナデットともどもついているためDUSTでも実年齢の変化は待ったくない
  2. 人間ゼロシステムとでも言うべき状態。終盤には未来予知じみたビジョンを見るほど。
  3. 旧式のザクに搭乗した際、本人がフォントが操縦しているのを見て覚えたと発言している(クロスボーンガンダムゴースト3巻サーカスの檻参照)。