ザクII〔グランパ〕

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ザクII〔グランパ〕
外国語表記 Zaku II〔Grandpa〕
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
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スペック
愛称 グランパおじいちゃん
分類 デモンストレーション用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MS-06
主動力 熱核融合炉
開発組織 ジオン公国軍
所属 ズム特別戦争博物館 → 蛇の足
母艦 林檎の花
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

サイド3 ズムシティズム特別戦争博物館に展示されているザクII。主に終戦記念日に行われるデモンストレーションで使用されている機体であり、左肩のシールドには嘗ての旧公国軍エース部隊「キマイラ」のエンブレムがマーキングされている。宇宙世紀0150年代には完全に骨董品と呼べる機体であり、コックピットの内装も当時のままとなっている。

蛇の足にスカウトされたフォント・ボーがサイド3から脱出する目的で持ち出し、コロニー脱出後も戦力不足を理由に何度か実戦で運用されている。その際、バックパックへの大型タンクの増設といった改修が施されたが、ザンスカール戦争時のモビルスーツとの性能差は大きく、「一撃でも攻撃を受けたら終わり」とまで言われている。しかし、70年前の機体が実戦で運用される事を敵が想定している筈もなく、予想外の戦果を上げる事もあった。

なお「グランパ」とはカーティス・ロスコが本機を実戦投入する際に用いた比喩がそのまま愛称として定着したものであり、英語で「Grandpa(お爺ちゃん。Grandfatherの口語表現)」の意。機体が70年以上も前の旧型機であるため親しみを込めて呼ぶのも頷ける。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
初出作品。サイド3から脱出する為にフォント・ボーが持ち出し、続く月面での戦闘でザンスカール帝国アドラステア級からデータを奪取する為に運用された。この際、カーティスから「グランパおじいちゃん」と呼ばれている。ミート・オブ・トゥーンではフォントを追いかける為にベルが乗り込み、敵に発見されるのを防ぐ為に一旦機体は放棄され、戦闘終了後に回収された。最後はマリアシティでの作戦でファントムの偽装に本機の外装を流用する目的で解体されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ザク・マシンガン
ザクのメインウェポンを模したハリボテ。博物館の展示物故に、武器として使えない事は言うまでもない。
サイド3からの脱出時、襲撃してきたサンドージュの1機を動揺させる為に使用しており、そのまま相手を殴りつけたため捻じ曲がった。
シールド
右肩部に装着されている防御用の実体盾。表面にはかつてのエース部隊「キマイラ隊」のエンブレムが描かれている。
ビーム・ライフル
携行式のビーム砲で、バックパックとエネルギー供給用のチューブらしき物で接続されている。ドク・オック用の装備に似ており、これを流用していると思われる。
作中では使用していないが、コミックス第1巻の裏表紙等で装備している姿が描かれている。
ゲルググ投擲
文字通りゲルググ(外装だけのハリボテ)を投擲する。サイド3からの脱出時、デスフィズ相手に投擲し、カーティスに反撃する機会を与えた。なお、頭部にはブレードアンテナが付いている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

デスフィズ
『ゴースト』第3話より。カーティスと共にサイド3からの脱出を試みるフォントだったが、デスフィズに一瞬で追いつかれてしまう。しかし、18m級の機体を初めて目の当たりにした相手は本機を15m級のモビルスーツと誤認。距離感を見誤って攻撃を空振りしため運良く撃墜を免れる。このサイズ差による錯覚に対し、フォントは機転を利かせ展示用のゲルググで反撃。この反撃が功を制し、フォント達は無事サイド3からの脱出に成功した。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ザクII
旧ジオン軍の量産機。本機以外にも展示用としてザクIIF型が博物館内に展示されている。
ファントム
この機体を偽装する為の外装として本機が流用された。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

デカール[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]