ガンダム・ルブリス 量産試作モデル

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ガンダム・ルブリス 量産試作モデル
外国語表記 GUNDAM LFRITH PRE-PRODUCTION MODEL
登場作品
デザイナー JNTHED
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スペック
分類 GUNDフォーマット搭載型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 XGF-01
頭頂高 18.0m
本体重量 49.1t
開発組織
所属 オックス・アース・コーポレーション
主なパイロット
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概要

オックス・アース・コーポレーションヴァナディース機関が開発を進めていたGUNDフォーマット搭載機「ガンダム・ルブリス」の量産試作機。基本形状はルブリスと同一だが、頭部アンテナが廃され、背部にはガンビットを格納した大型ランチャーを装備する。機体色もブルーグリーンを基調としている。

あらゆる環境で発揮出来る高い戦闘能力を有した新世代モビルスーツGUND-ARM」としてリリースさた。しかし、GUNDフォーマットに起因する搭乗者の致死問題を危険視したモビルスーツ開発評議会によって、開発拠点への武力行使を敢行した「ヴァナディース事変」が発生。呪いのモビルスーツ「ガンダム」と揶揄されていたGUND-ARMは、ヴァナディースの壊滅を経てすべて処分された筈であった。しかし、それにも関わらずすでに流通していた本機の相当数が残存しており、後に宇宙議会連合によって工作組織として再編されたオックス・アースにより、コンポーネントを流用したガンダム・ルブリス・ウルガンダム・ルブリス・ソーンが生み出されている。


登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE
初登場作品。複数機がオックス・アースによって販売され、フォールクヴァングにも2機が配備されていた。ドミニコス隊の襲撃を受けた際にはナディム・サマヤウェンディ・オレントが搭乗し、運用したが、ウェンディ機はベギルベウのアンチドートによって無力化・撃墜され、ナディム機もエルノラエリィ母娘を守る為にベギルベウに特攻し、撃破されている。
機動戦士ガンダム 水星の魔女
第19話にクイン・ハーバー地下にあったオックス社の秘密格納庫でハンガーに収められている機体が複数機登場。いずれもプロスペラの乗るガンダム・エアリアル (改修型)のガンビットライフルを受け、焼失した。

装備・機能

特殊機能

GUNDフォーマット
福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたインターフェース。これを使用する事で、ルブリスは領域横断的な戦闘能力を獲得したが、量産試作モデルはデータストームの問題を解決出来ていない。

武装・必殺攻撃

ビームバルカン
頭部に2門装備されたビーム機関砲。
ビームライフル
本機の携行火器。標準的な火力性能を持つが、GUNDフォーマットを介する事により従来とは比較にならない高精度射撃が可能となり、総合的に高い攻撃力を持つ。
キローニアン
背部大型ランチャーに左右10基ずつ格納された爆雷型ガンビット。「スウォーム兵器」とも呼ばれ、一つ一つが独立した思考構造を持ちながら、群れ全体としてもまとまりのある行動を取る。GUNDフォーマットを介して直感的に指示を出す事ができ、射出後、遠隔操作で攻撃対象に直接吸着して爆発する。ただし、ガンビットが破壊された際にはそのフィードバックが搭乗者に襲いかかる。
余談だが「キローニアン」という名称は「カメ目の」を意味する「Chelonian」に由来しており、旧日本軍に存在した対戦車兵器「亀の子(九九式破甲爆雷と思われる)」から着想を得ているとの事[1]

対決・名場面

関連機体

ガンダム・ルブリス
ガンダム・ルブリスの試作タイプ。コンポガンビットシールドなど、独自性の強い装備を有する。
ガンダム・ルブリス・ウル / ガンダム・ルブリス・ソーン
量産試作モデルをベースに大幅なアップデートが施された機体。
ガンヴォルヴァ
ルブリス・ウル、ルブリス・ソーンの装備するガンビット。

余談

  • 量産試作モデルは頭部アンテナを持たない機体だが、『水星の魔女』小説版巻末に掲載されているMSアーカイブには、頭部アンテナがそのまま残された画稿が掲載されている。

商品情報

リンク

資料リンク 

ガンダム・ルブリス 量産試作モデル|機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト

脚注