ユウナ・ロマ・セイラン

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ユウナ・ロマ・セイラン(Yuna Roma Seiran)[編集 | ソースを編集]

SEEDにおけるオーブ首長陣自決等により、DESTINYで下級氏族から五大氏族に繰り上がったセイラン家の後継者で、オーブ宰相ウナト・エマ・セイランの息子。22歳。

カガリ・ユラ・アスハの婚約者であり、元々父親と同じで大西洋連合寄りであったため、地球連合から世界安全保障条約への参加を求められた際は中立のカガリの方針に反して条約への参加を決め、カガリとの結婚式を執り行うことにしたが、式の最中にフリーダムで乱入してきたキラにカガリを拉致されてしまう。

後に地球連合からの要請で黒海への戦力派遣を要請された際には、自ら最高司令官としてタケミカヅチを旗艦とした部隊を派兵。しかしダーダネルス海峡では乱入してきたカガリを一方的に(しかも感情に任せて)『偽物』と断じ、攻撃させる。その後、クレタ島沖の戦いでタケミカヅチをはじめ戦力の大半を喪失し、本国に帰還していった。

その後、ヘブンズベース陥落に伴ってオーブに逃れてきたロード・ジブリールを父ウナトと共に匿うが、ザフトのオーブ侵攻の際に帰還したカガリによって国家反逆罪で逮捕されてしまう。最期は避難用のシェルターに入る途中に逃げようとしたが落下したグフイグナイテッドの下敷きとなり圧死した。

登場当初はカガリに一見すると冷静な様にも見える意見を言う場面があり、いけすかない優男だが彼なりの政治への考えがあるようにも見えた。しかし文官である反面、軍の司令官としては非常に疎く(あるいはゲームと混同していたためか)、オーブ軍の派兵の際にはネオにおだてられて良いようにオーブ軍を使われたり、カガリが戦いを止める為にストライクルージュで出て来た際には結果として正しい判断とはいえ、自分に恥をかかせるカガリは偽物と子供じみた判断を行ったり、ロゴスの存在が公となりその中心人物であるジブリールをオーブで匿った際にはオーブの立場が変わったのにもかかわらずかつてのオーブがアークエンジェルを匿った時と同じ回答を行いオーブにザフトが侵攻する口実を与え、侵攻の際には保身にばかり拘ったいい加減な指示しか出さないなど、文武両方で無能なボンボンで幼稚と言うイメージが強い。その為、先述のカガリに対しての言葉は婚約者の立場を利用して批判意見を突きつけることで、相対的に代表会における自分の発言権や評価を上げたいだけの愚行であった事が証明された。

そして、先述のことに加え国のためと謳い国の理念を捨ててかつて国を焼いた連合につき、ユニウスセブンを賢明に破壊しようとしたり、カガリをオーブまで送り届けてくれたミネルバを連合に売るなどしたこともあり、カガリとは正反対で軍人からは余り信頼されていなかったようでカガリに国家反逆罪で拘束するように指示が出たときには抵抗をする間もなくオーブ軍人から殴られて馬乗りになって拘束されている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

人間関係[編集 | ソースを編集]

ウナト・エマ・セイラン
父。
カガリ・ユラ・アスハ
五大氏族の同僚にして婚約者。
アレックス・ディノアスラン・ザラ
カガリの護衛役であり、恋人でもある。カガリとユウナの関係については影で「面白くない」とぼやき、さらには結婚が決まったと知った際には激しく動揺していた。
一方のユウナ側もカガリと親密に関係していたこと、さらにはコーディネイターということもあって、アスランの事はあまり快く思っていなかった様子。
キラ・ヤマト
結婚式に乱入し、カガリを連れ去ってしまう。カガリとの結婚が成立していれば彼と義兄弟になるところであった。
トダカ
部下だが、お互いに信頼関係は希薄。
ソガ
ネオ・ロアノーク

名台詞[編集 | ソースを編集]

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

タケミカヅチ

商品情報[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

  • 上記のように情けないボンボンという描かれ方をされてしまったが、初期の構想では優秀でしたたかな政治家として描写される予定だったとのことで、デュランダル同様、キャラクターが途中で変更された人物である。
  • 政治家として見た場合、大西洋連邦が主導する世界安全保証条約への参加は、情勢が替わった以上、選択肢としては有り得るもので、ロンド・ミナ・サハクも「正しい判断」と評価している。
    • なお、サハク家とはオーブの主導権を巡って水面下で暗闘を続けていた事が「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」で語られており、思惑はどうあれ、カガリを暗闘から守っていた一面も見受けられている。
    • また、終盤のメサイア攻防戦で、大西洋連邦の残存艦隊がオーブ艦隊に合流したのは、このときの同盟が生きていた為で、最終的にはカガリもユウナの政策を追認したとも言える。

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