ドム高速実験型
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ドム高速実験型 | |
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外国語表記 | Dom High Mobile Prototype |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 地上用試作型モビルスーツ |
型式番号 | YMS-09J |
頭頂高 | 18.6m |
本体重量 | 68.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | マサ・オーカー |
概要
ジオン軍上層部がドムの性能向上型に提示した要求項目は主に機動性の向上であり、稼働時間を現在の90%のまま最大速度を50%アップさせ、最大速度までの到達80秒以内と言うもので、火力については触れなかった。
この無理難題とも思える要求を満たすべく開発チームは先行していたグフ飛行試験型の開発チームからデータを入手し、これを基に可動式のスタビライザーを備えるジェット推進パックを開発。これを推進器を増設した改造ドムに装着し、高速実験機1号機が完成した。
1号機は一回目の試験で最高速127%増記録していたが、二回目の試験でバランスを失い横転し喪失。続いて製作された2号機では高速ターンのバランス維持のためにスタビライザーを0.8m延長、脚部にエアブレーキを追加した。試験では最高速140%増を記録したが、最高速到達は115秒と要求項目には届かなかった。
本機は全9機製造されたが正式採用されず、ヨーロッパ戦線の激化に伴い開発は中止された。
登場作品と操縦者
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ヒート・ランサー
- 本機の試験に伴い運用された次世代重MS用の試作近接武装。折り畳み機構により戦況に応じて長さを変えることが可能であり、対陸上戦艦やトーチカだけでなく、対MS戦にも有効であると判明した。運用試験ではおおむね良好な結果であったが、正式採用には至らなかった。
- ジャイアント・バズ
- 主にドム系列機に装備される大口径バズーカ。
- 拡散ビーム砲
- 胸部左側に1門内蔵されているビーム砲。