モビルスーツ料理
ナビゲーションに移動
検索に移動
モビルスーツ料理(Mobile Sult Cooking)
傭兵で料理人のジャン・ドーヴァンが考案した、モビルスーツの可食部品を見極め、それを材料に料理を作るという調理法。発案者であるジャンはMSのパーツの原料を完璧に把握しており、一説にはMS1機で500人の村人の飢えを1ヶ月凌いだ事もあるとさえ言われている。
宇宙世紀において、かつては石油などを原料に製造されていたプラスチック等の化学製品は、スペースコロニーでは原価が高等する為、少しずつバイオマスプラスチックへと置き換わっていった。MSを構成する部品の中には、そのようなバイオ由来の物が多数存在し、工夫次第では相当な量のバイオ素材を得られる事があるという。
主な可食部品はシートのクッション(海藻)や電池(野菜)、チューブやコードの外装など。ただし、あくまでMSから採れるのは「食べられる部品」であり、味付けに必要な調味料などは別途用意する必要がある。
なお、ジャンは主にパイプやチューブの外装等を鍋でそのまま煮込むのを好んでいる[1]が、弟子のアッシュ・キングは粉状にした材料に水を加え加熱するといった工夫を見せている。
登場作品
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- 初出作品。第21話でアッシュがレオにその成り立ちを説明しながらアンカーの部品から取り出した材料で作った料理を振る舞った。その後、ジャンの登場によって彼女による本場のモビルスーツ料理も描写されたが、炊き出しでパイプやチューブを鍋で煮込む絵面は衝撃的。当然、ジャンの父親でMSを生み出す側の技術者であるフランク・オズはこれに激怒した。
やがて、この技術はDUST計画でスペースコロニーが地球に降下した後の食糧事情を解決する手段として提案される。
関連技術
リンク
脚注
- ↑ ただし、主に難民への炊き出しや、食堂での調理などが中心。