ミカエリス

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ミカエリス
外国語表記 MICHAELIS
登場作品 機動戦士ガンダム 水星の魔女
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 対GUND-ARM用試作型モビルスーツ
型式番号 CFK-029
頭頂高 20.3m
重量 68.8t
開発組織 グラスレー・ディフェンス・システムズ
所属組織
主なパイロット シャディク・ゼネリ
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概要[編集 | ソースを編集]

グラスレー・ディフェンス・システムズが自社のMS開発ラインの一つである「CFライン」を用いて開発したモビルスーツ

GUND-ARMの排除を目論むグラスレー社は、GUNDフォーマットを妨害する「アンチドート」搭載機のアップデートをヴァナディース事変以降も密かに進めていた。そのアプローチの一つとして、アンチドートデバイスに攻撃力を付与させ、妨害行動に至るまでの戦闘優位性を高めるべく開発された機体がミカエリスである。

右腕のマニピュレータを排し、アンチドートデバイスを主として固定武装を集約した「ビームブレイサー」を装備する。結果、機体の汎用性は低下したものの、それを補ってあまりある機動力と攻撃力の獲得に成功している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 水星の魔女
初登場作品。第8話にベギルペンデ5機と共にグラスレー寮へと送られ、続く第9話で地球寮との決闘でシャディク・ゼネリの乗機として運用された。リーダー機ながら自ら率先して前に出て狙撃地点を確保しようとしたデミトレーナーを無力化し、ガンダム・エアリアルにアンチドートを使用して決闘を優位に進めたが、エアリアルがパーメットスコア6に到達した事でアンチドートがオーバーライドされ、状況が逆転。ベギルペンデを次々と無力化される中でそれでもエアリアルにダメージを与え追い詰めたが、エアリアルに気を取られた隙に遠距離からのデミトレーナーの狙撃を受けて敗北した。
第20話では学園に接近するドミニコス隊を妨害するためにジャベリンブレーサーを装備した状態で出撃。グエル・ジェタークダリルバルデと交戦し、接戦の果てに撃破するものの自らも四肢をもがれて無力化された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビームブレイサー
右腕のマニピュレータを排して装備された複合装備。アンチドートデバイスに攻撃力を付与する目的で開発され、ビーム発振器を内蔵したフレームとシールドコーティングが施された4枚のプレートで構成される。
ビームサーベル、ビームキャノン、ビームマシンガンの各モードへと変形する他、ユニットを分離する事で有線式の遠隔攻撃も可能。
アンチドート
ビームブレイサーに搭載されたGUNDフォーマット妨害装置。有効範囲内に存在するパーメットスコア3以下のGUNDフォーマットリンクを妨害し、その機能を停止させる。
ショートシールド
左腕に装備された小型の盾。先端部にはビームサーベルが内蔵されている。
ビームサーベル
ショートシールドに組み込まれた近接用兵器。ビームブレイサーのビームサーベルとの同時稼働による二刀流の戦闘スタイルにも対応する。
ジャベリンブレイサー
ドリルランス、ストライクブレイス、ダガーナイフで構成される複合兵装。ショートシールドに代わり左腕に装備される。
ドリルランス
ジャベリンブレイサーに装備された槍。ワイヤー接続により射出が可能。
ストライクブレイス
ジャベリンブレイサー側面に装備される小型の盾。こちらもワイヤーによって射出が可能。両脇の装甲内部にはビームマシンガンを内蔵する。
展開式ダガーナイフ
ジャベリンブレイサー下部に装備された折りたたみ式の短刀。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ベギルベウ
ミカエリス以前のアンチドート搭載機。
ベギルペンデ
ベギルベウの後継機。アスティカシアで行われた決闘でミカエリスの僚機として運用された。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 2023年5月20日に海老川氏がTwitter上でハインドリー・シュトルムのビームライフルについての裏話をツイートしている。それによると、同機のライフルは元々本機用にデザインされた物が基になっており、ミカエリスではビームブレイサーと用途が被ってしまうため没案になってしまったとの事。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]