オオワシアカツキ
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ORB-01 オオワシアカツキ(Oowashi Akatsuki)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
- 全高:18.74m
- 本体重量:69.6t
- 全備重量:87.82t
- 主動力:不明
- 出力:不明
- 開発組織:モルゲンレーテ社
- 主なパイロット:カガリ・ユラ・アスハ、ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)
モルゲンレーテ社がオーブ軍の旗機として開発した試作型モビルスーツ。ウズミ・ナラ・アスハがカガリ・ユラ・アスハのために遺した機体であり、防御力が重視されている。ストライクガンダムと同時期に開発が行われ、そのために各部の形状が似ている他、本機もストライカーパックシステムと同じプラグを使用したバックパック換装システムが採用されている。本機最大の特徴は金色に輝く特殊装甲「ヤタノカガミ」で、ビームを跳ね返す事が可能。背部には「オオワシ」と呼ばれる空戦用のバックパックを装備しており、亜音速で飛行出来る。また、オオワシは遠隔操作や内蔵されたAIによって無人の支援戦闘機としての使用も可能である。
なお、本機のOSには「General Unilateral Neurolink Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System(単方向の分散型神経接続によって自律機動をおこなう汎用統合性システム)」が採用されており、本機もガンダムタイプMSに分類される。
実はC.E.71年の時点で既に本体は完成していたのだが、武装やOSなどの開発が間に合わなかったため、カガリはストライクルージュで実戦に参加する事となった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 当初は量産も検討されていたが、コストの問題から1機のみが開発されるに止まっている。完成した機体はアカツキ島の地下で厳重に秘匿されていたが、ザフト軍のオペレーション・フューリーの発動により、カガリ・ユラ・アスハが搭乗。多数のザフト軍MSを撃墜した。その後、本機はネオ・ロアノークに託され、月面都市コペルニクスにてキラ・ヤマトらを回収するために出撃している。
装備・機能
特殊機能
- 対ビーム防御・反射システム「ヤタノカガミ」
- 本機に採用されている金色の装甲。耐ビームコーティングなどと異なり、ビームを防ぐだけでなく反射して敵機を返り討ちに出来るという特徴がある。
その防御力は非常に高く、戦艦の陽電子砲すら防ぎきるほど。しかし、製造や維持にかかるコストも非常に高く、本機の装甲分だけでM1アストレイを20機は製造できるとされる。ただしビーム以外には通常装甲と同程度の防御力しかない上、原理上フェイズシフト装甲との併用は不可能。 - 分離
- オオワシ装備を分離する。
- 換装
- シラヌイ装備に換装する。
武装・必殺攻撃
- MSM5D12.5mm自動近接防御火器
- 頭部に2門内蔵。主に牽制などに使用される。
- 73J2式試製双刀型ビームサーベル
- 接近戦用の武装。両端からビームを発生させられる他、分離して二刀流で使用する事も可能。不使用時は左腰にマウントされる。
- 72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
- 本機の主兵装。ストライクの物を改良しており、銃口の下にビームサーベルのマウントラッチが設置されている。ここにビームサーベルを装着して銃剣として使う事も出来る。
- 73F式改高エネルギービーム砲
- 「オオワシ」に2門装備されているビーム砲。
- 試製71式防盾
- 防御用の実体盾。外縁部に「ヤタノカガミ」が施されているが、中央部は対実弾用のために施されていない。打突武装としても使用可能。