アーバ・リント

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アーバ・リント(Aber Rindt)

アロウズの実行部隊の指揮官。階級は少佐。反政府組織撲滅のためには非人道的な手段を用いる事もいとわない残忍な男。そして嫌味で、気に入らない相手を見下しては無礼な振る舞いをする。
己の戦術には自信を持っており、包囲殲滅作戦を得意としている。事実指揮官としても優秀な方で、カティでも索敵と初期行動は見事と評する程ではあるのだが『人殺しを喜ぶ』かのような面もあり、その悪名はあちこちでも知られているらしい。劇中でもプトレマイオス2の大気圏離脱を見抜けずにそれを予測して作戦を立てたカティに対して、自分は作戦に関与していないと言い保身に走った(といっても相手はスメラギ・李・ノリエガである。若干17歳で戦術士官学校を卒業し、GNドライヴの性能を熟知した彼女が相手ではさすがに比較対象が悪いと言わざるをえない)と言えるがカティとは互いに嫌いあっていたからという面もあるかもしれない。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
カティ・マネキンの副官として配属されるが、ソレスタルビーイングとの戦闘ではスメラギ・李・ノリエガの戦術に翻弄されて敗退を繰り返す。
メメントモリ攻防戦では防衛部隊の指揮を執っていたが、トランザムシステムを使った戦術で防衛網を突破されて敗北。爆発するメメントモリの破片が乗艦のブリッジを直撃して戦死した。
機動戦士ガンダム00F

人間関係

ホーマー・カタギリ
アロウズの最高司令官。
アーサー・グッドマン
アロウズの実戦部隊最高指揮官。同じく手段を選ばない彼とはウマが合う。
カティ・マネキン
同じ指揮官であるが、互いに侮蔑していた。
セルゲイ・スミルノフ
連邦軍大佐であり、彼より階級は下。しかし「アロウズの階級は特別」として、沙慈を取り逃がした彼に平手打ちをするなど横暴を働く。と言ってもカタロン構成員の疑いがある人物を逃がすなど普通に考えれば、軍法会議ものであり、非はセルゲイの方にあり、寧ろこれぐらいで済んでよかったと言える。
リヴァイヴ・リバイバル
部下。カティとの作戦会議中に自身が提案した戦術プランに異議を唱えられる。なお、彼がライセンサーだとは知らなかった模様。
ヒリング・ケア
部下だが、ライセンス持ちなので好き勝手に行動されている(リントの方も特に意に介してはいなかった)。

名台詞

「もちろん思いません。相手は反政府勢力。情けをかける必要などありませんよ」
反政府勢力の鎮圧に苦言を呈したカティに対して。
「おや、掃討戦はお嫌いですか?私は大好きですが」
序盤でカタロンの基地を殲滅した後の台詞。その戦果を「勲章もの」とカティに自慢した際、その行為に憤慨していた彼女の怒りを買うが、リントは全く動じなかった。
「何故それほどまでに興奮なさっているのですか? あなたも以前、同じようなことをやっているではありませんか」
「いやはや。あれはとても不幸な事故でした。誤情報による友軍同士の戦い。あの時あなたはAEUの戦術予報士だったはず」
「また味方に手をかけるのですか?あんなことがあれば、二度と戦争に関わりたいと思わないはず。それがなかなかどうして……」
「尊敬させて頂きますよ。マネキン大佐」
上の場面の後に「人殺しを喜ぶと言うのか」と反論してきたカティに対し、彼女の過去を皮肉たっぷりに嘲笑していた。リントの底意地の悪さが滲み出ているシーンではあるが、アロウズという自身が所属している組織の方針をカティが批判してるという点で考えれば、人間的には正しいが組織人としては問題あるのはカティの方と言える。
「失態ですね。スミルノフ大佐。カタロンの構成員に逃げられてしまうとは。これでは、わざわざ足を運んだ意味が…ない!」
セルゲイが所属している連邦軍の艦を訪れた際、まだカタロンの構成員と確定してはいないとは言え捕虜であった沙慈を逃がしたセルゲイに平手打ちを食らわせていた。
「我々は政府直轄の独立治安維持部隊。連邦軍の階級と同じにしてもらっては困ります」
上官であるはずのセルゲイを引っぱたき、怒った彼の部下に対して。階級や所属以前にセルゲイが軍法会議もののことをしているので文句は言えない。
「無礼な。上官である私を愚弄する気か!」
自身の戦術に異を唱えたリヴァイヴに対して。もっともらしい言葉だが、かつて特別な権力を笠にセルゲイを侮辱した彼が言えることでも無い。結局リヴァイブにはライセンスを盾にかわされた上。日頃から目の敵にしているカティの戦術には従うと言われてしまった。
「私は本作戦には関わっていないことを承知しておいて下さい」
上記のやり取りの後、カティの戦術でCB掃討作戦が開始され、カティに対して負け惜しみを言う。しかし彼女から「好きにすればよい」とあしらわれてしまった。
(やらせてもらいますよ。私の大好きな殲滅戦をね)
「いやああああああああ!」
死に際の台詞。第13話でメメントモリが破壊された際、爆散した破片が自身が乗っている艦の艦橋に激突してしまい…。
余談だが、矢尾氏はアフレコ前に「これで出番が終わりだなんていやああああああああ!」とか「脱!出!(乗艦爆散時に)」などと言って周囲を笑わせていたらしい。

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