ガンダム・シュバルゼッテ

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ガンダム・シュバルゼッテ
外国語表記 GUNDAM SCHWARZETTE
登場作品 機動戦士ガンダム 水星の魔女
デザイナー 形部一平
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 コンセプトモデル
型式番号 MDX-0003
頭頂高 18.7m
重量 73.3t
開発組織
所属組織 ジェターク・ヘビー・マシーナリー
主なパイロット ラウダ・ニール
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概要

ジェターク・ヘビー・マシーナリーが第5世代実証機であるダリルバルデの後継機として開発していた次世代コンセプトモデル。

本来は、ダリルバルデから更に推し進めたAI制御による柔軟かつ適応性に優れた高次機動の再現を目標としていたが、操縦系統の技術的問題によって開発ラインは長らく凍結状態にあった。だが、シン・セー開発公社からジェターク社へ提供されたGUNDフォーマットの導入により、事態は急展開を見せ、凍結されていたシュバルゼッテはGUND-ARM、すなわちガンダムとして生まれ変わる事になった。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 水星の魔女
初登場作品。第18話で組み立て途中だった機体が発見され、ヴィム・ジェタークの死後、新たにCEOの座を継いだグエル・ジェタークの実績作りという名目で、株式会社ガンダムとの共同開発という名目で売り出すようプロスペラ・マーキュリーから提案を受け、各部に改修が施された。
その後、ヴィムの死の真相を知りペトラ・イッタが重傷を負った事で錯乱したラウダ・ニールが機体を持ち出し、クワイエット・ゼロへ向かう途中だったミオリネ・レンブランを襲撃。グエルのディランザと交戦した。ラウダがグエルと和解した後は、スレッタ・マーキュリーILTSを無力化する目的でガンダム・ファラクトと共に無人の状態で遠隔操作され、高出力データストーム空間を発生させた後、パーメット粒子となって消滅した。

装備・機能

特殊機能

GUNDフォーマット
福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたインターフェース。シュバルゼッテの物は、操縦系統の問題を解決する目的でシン・セー社から供与された技術を使用している。全身に配されたシェルユニットは、赤と紫が混ざった独特の発色を見せる。

武装・必殺攻撃

ガーディアン
ガンダム・エアリアルのエスカッシャンを参考に作られた多目的攻防プラットフォーム。エスカッシャンと同様にガンビットで構成されており、4基の攻撃用ビットステイヴと、2基の防御用ビットステイヴの組み合わせによって機能性を大きく変化させる事が可能。防御ビットステイヴにはフォアグリップが内蔵され、取り回しの補助に用いられる。
ガーディアン・シース
近接用装備のビームブレイドを軸に、各ビットステイヴを剣の鞘のように合体させた基本モード。攻撃ビットステイヴ先端部の砲門を使用したビームガトリング、防御ビットステイヴの電磁バリアを展開するシールド機能の他にも、全てのビットステイヴの出力を開放する全方位攻撃「オムニ・アジマス・レーザー」の使用が可能。
ガーディアン・マリオネット
ビットステイヴを機体各所のハードポイントに接続する事により、防御能力を維持したままビット本体への電力や推進剤の急速補給を行えるモード。エアリアルのビットオンフォームに該当するが、ビットステイヴをマントのように装備したり、背中や腰に羽のように装備するドッキングパターンが存在する。
ガーディアン・ドロウ
ビットステイヴを展開し、群体遠隔操作兵器として運用するモード。攻撃ビットステイヴによるビーム攻撃、防御ビットステイヴによるポイントバリアに加え、シュバルゼッテ本体はビームブレイドを使用し、さらなる複合攻撃も行える。
ビームブレイド
ガーディアン・シースの基部を構成する近接用装備。主にガーディアン・ドロウ、ガーディアン・マリオネット時に使用される。
腕部キャノン砲
両前腕部に内蔵された回転弾倉式のキャノン砲。

対決・名場面

関連機体

ダリルバルデ
前世代機。AIによるドローン制御を目的とした実証実験機。
ガンダム・エアリアル
シン・セー社製のGUND-ARM。シュバルゼッテのガーディアンは、エアリアルのエスカッシャンを参考にしている。

商品情報

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