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[[ミノフスキー粒子]]が充満している空間。一定以上の濃度で散布されたミノフスキー粒子は、立体格子状に正負の電磁波が整列する性質を持ち、この立体格子状の場のことを「Iフィールド」と呼ぶ。この立体格子はミノフスキー粒子の間にのみ働く特殊な転換相互作用「タウ・フォース」と静電入力によって形成される。
 
[[ミノフスキー粒子]]が充満している空間。一定以上の濃度で散布されたミノフスキー粒子は、立体格子状に正負の電磁波が整列する性質を持ち、この立体格子状の場のことを「Iフィールド」と呼ぶ。この立体格子はミノフスキー粒子の間にのみ働く特殊な転換相互作用「タウ・フォース」と静電入力によって形成される。
  
Iフィールドは空間そのものが電荷を持つ性質を得ており、特殊電磁場効果によってIフィールドを通過しようとする電磁波の多くは遮断・減衰<ref>Iフィールドを形成していないミノフスキー粒子では、この効果は発生しない。</ref>される。この性質を軍事転用し、ジャミングなどに活用される。ただし、ミノフスキー粒子自体にはIフィールドを維持する性質はなく、この効果を維持するにはミノフスキー粒子を継続散布する必要がある。
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Iフィールドは空間そのものが電荷を持つ性質を得ており、特殊電磁場効果によってIフィールドを通過しようとする電磁波の多くは遮断・減衰<ref>Iフィールドを形成していないミノフスキー粒子では、この効果は発生しない。</ref>される。この性質を軍事転用したものがミノフスキー粒子を用いたジャミングである。ただし、ミノフスキー粒子自体にはIフィールドを維持する性質はなく、この効果を維持するにはミノフスキー粒子を継続散布する必要がある。
  
[[熱核融合炉]]ではIフィールドを電磁的に圧縮した超結晶格子構造を炉心に展開することでプラズマを封じ込め、炉心の維持を行っており、他にも[[ビーム・ライフル]]や[[ビーム・サーベル]]の実現にも用いられている。
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[[熱核融合炉]]ではIフィールドを電磁的に圧縮した超結晶格子構造を炉心に展開することでプラズマを封じ込め、炉心の維持を行っており、他にもメガ粒子ビームの収束やビーム・サーベルの刀身形成、フィールド・モーターなど様々な技術に幅広く応用されている。
  
また、ビーム兵器がIフィールドに依存した兵器であることを逆に利用し、異なるIフィールドの間に作用する斥力を利用してメガ粒子ビームを防ぐIフィールド・ジェネレーターも開発されている。ただし、発生源の外側へIフィールドを展開するには膨大なエネルギーが必要であり、搭載例は概ね一部の大型MAや高出力MSに限られている。
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また、ビーム兵器がIフィールドに依存した兵器であることを逆に利用し、異なるIフィールドの間に作用する斥力を利用してメガ粒子ビームを防ぐIフィールド・ジェネレーターも開発されている。ただし、発生源の外側へIフィールドを展開するには膨大なエネルギーが必要であり、搭載例は概ね一部の大型MAや高出力MSに限られている。また、Iフィールドバリアはフィールドの外側から発せられたビームを無力化するが、その内側のビームまでは防御することは出来ない。
  
 
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;Iフィールド・ジェネレーター
 
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:Iフィールドを発生させる装置。メガ粒子ビームを受け付けない。
 
:Iフィールドを発生させる装置。メガ粒子ビームを受け付けない。
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:地球連邦軍系のMSが主に採用している小型モーター。Iフィールドとミノフスキー粒子の相互作用を利用している。
 
;[[エネルギーCAP]]
 
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:フィールドを用いてメガ粒子化前の高圧高エネルギー状態のミノフスキー粒子を保持する事でMS側のジェネレーター負担を下げビーム兵器をダウンサウジングさせた機構。
 
:フィールドを用いてメガ粒子化前の高圧高エネルギー状態のミノフスキー粒子を保持する事でMS側のジェネレーター負担を下げビーム兵器をダウンサウジングさせた機構。
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:『∀』に登場する技術。Iフィールドを操作することで、物体を自在に動かす。
 
:『∀』に登場する技術。Iフィールドを操作することで、物体を自在に動かす。
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;ビーム撹乱幕
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:Iフィールドバリアとは別の対ビーム防御用装備。これを充填したミサイルやロケット弾を発射し、戦闘エリアにビーム撹乱幕を展開しビームを無力化する。
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:時間経過によって霧散し、また撹乱弾が有限の為、ビームを無力化出来る限度には制限があるが、Iフィールド・ジェネレーターのように搭載機のジェネレーター出力に依存しないという利点がある。
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;ビーム・コーティング
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:主にMSのシールドに施されているビームを弾く特殊塗料。物によって多少の差はあるが、数発程度はビームを弾くことができる。
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2019年7月17日 (水) 07:22時点における版

Iフィールド(I Field)

ミノフスキー粒子が充満している空間。一定以上の濃度で散布されたミノフスキー粒子は、立体格子状に正負の電磁波が整列する性質を持ち、この立体格子状の場のことを「Iフィールド」と呼ぶ。この立体格子はミノフスキー粒子の間にのみ働く特殊な転換相互作用「タウ・フォース」と静電入力によって形成される。

Iフィールドは空間そのものが電荷を持つ性質を得ており、特殊電磁場効果によってIフィールドを通過しようとする電磁波の多くは遮断・減衰[1]される。この性質を軍事転用したものがミノフスキー粒子を用いたジャミングである。ただし、ミノフスキー粒子自体にはIフィールドを維持する性質はなく、この効果を維持するにはミノフスキー粒子を継続散布する必要がある。

熱核融合炉ではIフィールドを電磁的に圧縮した超結晶格子構造を炉心に展開することでプラズマを封じ込め、炉心の維持を行っており、他にもメガ粒子ビームの収束やビーム・サーベルの刀身形成、フィールド・モーターなど様々な技術に幅広く応用されている。

また、ビーム兵器がIフィールドに依存した兵器であることを逆に利用し、異なるIフィールドの間に作用する斥力を利用してメガ粒子ビームを防ぐIフィールド・ジェネレーターも開発されている。ただし、発生源の外側へIフィールドを展開するには膨大なエネルギーが必要であり、搭載例は概ね一部の大型MAや高出力MSに限られている。また、Iフィールドバリアはフィールドの外側から発せられたビームを無力化するが、その内側のビームまでは防御することは出来ない。

登場作品

機動戦士ガンダム
ガンダムセンチュリー
機能設定の初出。
機動戦士ガンダム MS大図鑑 (「PART.1 一年戦争編」など)
Iフィールドの原理設定の初出。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムUC
機動戦士ガンダムF91
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
機動戦士Vガンダム
∀ガンダム

関連技術

Iフィールド・ジェネレーター
Iフィールドを発生させる装置。メガ粒子ビームを受け付けない。
フィールド・モーター
地球連邦軍系のMSが主に採用している小型モーター。Iフィールドとミノフスキー粒子の相互作用を利用している。
エネルギーCAP
フィールドを用いてメガ粒子化前の高圧高エネルギー状態のミノフスキー粒子を保持する事でMS側のジェネレーター負担を下げビーム兵器をダウンサウジングさせた機構。
ミノフスキークラフト
粒子が充満する中で、フィールドを発生させると空中浮揚能力を得る。
IFBD
『∀』に登場する技術。Iフィールドを操作することで、物体を自在に動かす。
ビーム撹乱幕
Iフィールドバリアとは別の対ビーム防御用装備。これを充填したミサイルやロケット弾を発射し、戦闘エリアにビーム撹乱幕を展開しビームを無力化する。
時間経過によって霧散し、また撹乱弾が有限の為、ビームを無力化出来る限度には制限があるが、Iフィールド・ジェネレーターのように搭載機のジェネレーター出力に依存しないという利点がある。
ビーム・コーティング
主にMSのシールドに施されているビームを弾く特殊塗料。物によって多少の差はあるが、数発程度はビームを弾くことができる。

資料リンク

リンク

脚注

  1. Iフィールドを形成していないミノフスキー粒子では、この効果は発生しない。