リック・ドム (ドズル・ザビ中将専用機)
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リック・ドム (ドズル・ザビ中将専用機) | |
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外国語表記 | Rick Dom |
別表記 | ドズル・ザビ専用リック・ドム |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 宇宙戦用モビルスーツ |
生産形態 | パーソナルカスタム機 |
型式番号 | MS-09R |
全高 | 18.6m |
本体重量 | 63.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | 不明 |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍の主力量産機であるリック・ドムの内、初期生産型の通産100号機をドズル・ザビ中将専用機としてカスタマイズした機体。
ドズルの体格に合わせてコックピットが改修されている他、装飾用のスパイクが肩部に4本ずつ、手の甲に3本ずつ施されている等の追加装備が施されているものの、基本性能は通常型と変わりない。しかし、外観が大きく異なっているため、便宜上カスタム機に分類されている。
一番の特徴としてドズルの乗機である専用ザクIIと同様に、機体の各所に金色のレリーフ(エングレービング)が彫刻されている。実戦機には無用の物ではあるが、ザビ家の権威を示すシンボルとしての意匠と捉えるのが妥当である。このレリーフは専用ザクIIのカスタマイズを担当した技術士官の発案だったと言われており、本機のそれも同仕官により発注時点で織り込まれた物である。当初は軍内部からもやり過ぎとの声が上がっていたものの、兵士や一般市民の賛同の声が多かった[1]ため、軍部も認めざるを得なかったとされる。
本機は宇宙世紀0079年末に観兵式へ参加した後、ソロモン攻防戦での出撃記録を最後に記録から抹消されており、この時のパイロットは不明と記されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- MSV-R
- 出典元。「月刊ガンダムエース」2012年3月号掲載のVol.35で紹介された。同コーナーの挿絵は「0079年末に行われた観兵式の一葉を写した一枚」という体裁で、観兵式のみのスペシャルマーキングが施された2機のリック・ドムと共にグワジン級の側面をフライパスする本機の姿が大きく写っている。
この観兵式は地上での領土を失い、困窮の度合いを増しつつあった公国軍が厭戦ムードを払拭するべく急遽開催した施策の一環であり、宇宙攻撃軍の保有する総艦艇の3分の1超が参加、勇名を馳せたエースパイロット達も多く参加する大規模なものとなった。2012年12月号掲載のコミックにおいてはこの観兵式においてもドズル本人は本機に搭乗しておらず、グワジン級のブリッジから本機が飛ぶ光景を眺めている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ジャイアント・バズ
- リック・ドムの主兵装。「月刊ガンダムエース」の挿絵に描かれている物は、砲身に機体と同様のエングレービングが施されている。
- 胸部拡散ビーム砲
- 胸部左側に装備された内蔵式ビーム砲。砲身部分が金色に塗装されている。
- 専用大型ヒート・ホーク
- ドズルの専用ザクの専用装備である特製ヒート・ホーク。ドズルの要望で本機へと転用された。転用にあたり背部のヒート・サーベルのホルダーマウントが改修されており、非使用時にはそこへ懸架する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リック・ドム
- 一般機。観兵式で随伴した2機のリック・ドムには観兵式用のマーキングとして肩アーマーにライトグリーンのラインが引かれている。
- ドズル・ザビ専用ザクII
- 戦場視察時にドズルが搭乗した機体。彼の希望で本機へと専用大型ヒート・ホークが引き継がれている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 一応、金色のレリーフを施したドズル専用機に対して「下品だ」「悪趣味である」などの批判も少なくなかったが、エースパイロットの乗機と同様に高い人気を誇っていたとされる