GNドライヴ[Τ]

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疑似太陽炉から転送)
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GNドライヴ[Τ](GN Drive Tau)[編集 | ソースを編集]

コーナー家が苦心の末に入手したGNドライヴの設計データを基に開発した疑似太陽炉。

GNドライヴの設計データはヴェーダの内部で厳重に管理されており、これを盗み出すことは事実上不可能であった。そのため、GNドライヴ[Τ]の開発は、太陽炉の開発が行われた木星まで出向き活路を見出すことになった。残されていた宇宙船内から回収されたHAROの中にGNドライヴのデータを発見する。しかし、特殊なコア(TDブランケット)を持つオリジナルの太陽炉を完全再現することはできず、完成したドライヴはオリジナルと違い永久に動くことはなく、電力を入れることで稼働する。言い換えれば、電気をGN粒子に作り変える変換炉である。

エンジンユニットとして見た場合、永久機関であるオリジナル太陽炉の方が優れているが、量産が容易という点では疑似太陽炉にも優位性がある。GN粒子を使用したモビルスーツ用エンジンユニットという点では同等であり、これによって世界のMSに大きな変革をもたらし、更に「数を作れる」という利点を活かして複数の疑似太陽炉を搭載した大出力モビルアーマーの開発も行われている。

疑似太陽炉で作られたGN粒子は、オリジナルの粒子が緑なのに対して赤く輝いている。また、これをビーム兵器などに転用した場合、人体に対して強い毒性を示す。これは粒子の圧縮率に関係しており、後に改良され無毒化されている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00(1stシーズン)
初登場作品。ガンダムスローネシリーズや国連軍のジンクスに搭載され、疑似太陽炉搭載機の登場が物語の大きな転換期として据えられた。
機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
地球連邦軍アロウズ)やイノベイターイノベイド)が運用するモビルスーツに搭載されており、疑似太陽炉自体の性能向上も行われている。物語後半ではビリー・カタギリによって疑似太陽炉によるトランザムシステムも使用可能となるが、トランザム使用後は太陽炉が焼ききれて停止状態となってしまう欠点があった。
機動戦士ガンダム00外伝
主に国連軍(地球連邦軍)やイノベイドによって運用している。
00I 2314」ではフェレシュテが連邦軍から1基盗み出して運用していた。
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
引き続き連邦軍の機体の動力炉として使用されている他、コロニー公社ジンクスIII (コロニー公社型)など民間の疑似太陽炉搭載機も登場している。

関連する用語[編集 | ソースを編集]

GNドライヴ
本技術の基となったオリジナルのGNドライヴ。
GN粒子
GNドライヴから放出される原初粒子。
トランザムシステム
GN粒子を全面開放する事で機体性能を一時的に向上させるシステム。

リンク[編集 | ソースを編集]