ハロ (00)
ハロ(HARO)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00シリーズ
- 声優:小笠原亜里沙(オレンジ他)、高山みなみ(赤)、入野自由(HARO)、佐藤有世(青)
- 所属:ソレスタルビーイング
- 役職・称号など:各種サポート
- 主な搭乗機:ガンダムデュナメス→ケルディムガンダム(オレンジ)、ガンダムサバーニャ(オレンジ、青)、ガンダムスローネドライ→リィアン(HARO)、ダブルオーライザー→ダブルオーライザー (粒子貯蔵タンク型)(赤)、他
ソレスタルビーイングが所有する自律稼働の小型ロボット。
ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専用の小型ロボットによるメンテナンスなど、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。
登場するハロは皆兄弟機として認識されている。最もよく登場するハロは、ロックオン・ストラトスの相棒として登場する黄色がかったオレンジカラーのハロで、他のカラーから「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在となっている。その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。
ネーナ・トリニティが所有する紫の「HARO」はロックオンのオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれているが、HAROには同型機のデータが無いため兄弟機として認識していない。また所有者の調整のためか目つきや口が悪く、挑発的な言動を取る。
公式外伝『00I 2314』において、2196年から木星探査船「エウロパ」で太陽炉の開発に携わったスカイ・エクリプスの手により製作され、その1台がGNドライヴと共に地球に送られ、それを発見したCBのメンバーがコピーしていった、という経緯が明らかになった。
宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さくバレーボールの球よりやや大きいサイズの複数体が登場。モビルスーツ・パイロットのサポート機器として使用されるという点で、『機動戦士Vガンダム』に登場したハロと性質的に近いものがある。手足のギミックが内蔵されているが、特に足のギミックに関しては、他のガンダムシリーズに登場するハロと異なり、足首が付いている。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム00
- ソレスタルビーイングが多数開発・運用する自律ロボットとして登場。組織の人員を抑えるための自律サポートメカとして運用されており、サポートメカ「カレル」と合体してプトレマイオスや各MSの整備に当たることも可能。足には足首がついているが、跳ね回って移動することも多い。他作品よりも知能が向上しているようで、気まずい空気になったマイスターたちの中に入っていって和ませようとする(そして波にさらわれかける)、誰に言われなくとも整備作業にあたろうとするなど独自行動の描写も多い。
- オレンジハロ
- 2人のロックオン・ストラトスの相棒として共に行動した個体で、他の個体から「兄」と呼ばれるリーダー格の存在。ガンダムデュナメス、ケルディムガンダムの操縦補助を担う。
- 赤ハロ、青ハロ
- それぞれ『2nd』、『劇場版』に登場。赤ハロは沙慈・クロスロードとともに行動してオーライザーの操縦補助などを担い、青ハロはビットの搭載に伴って管制が複雑化したガンダムサバーニャのサポートをオレンジハロとともに担当。
- HARO
- ネーナ・トリニティの相棒として行動を共にし、ガンダムスローネドライのサポートも行う紫色のハロ。目つきが鋭くややガラが悪い。CBのハロよりも先に作られたためオレンジハロからも「兄」と呼ばれるが、CB側のハロの情報を持たないためそれらを同型機として認識はできない。『2nd』ではリボンズがネーナに対するメッセージを送る際に利用され、その直後にスローネが撃墜されてからは宇宙を漂っていた。ELS戦役直後にデブリ回収業者によって回収され、メモリに残っていた写真が流出したことでネーナがネット上の一部界隈で人気になる原因になったとされる。
- 劇場版 機動戦士ガンダム00