ワッケイン
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ワッケイン | |
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外国語表記 | Watkein |
登場作品 | 機動戦士ガンダム |
声優 |
曽我部和行(TV版、劇場版1作目) 木原正二郎(めぐりあい宇宙) 稲田徹(特別版) 森川智之(THE ORIGIN) |
デザイナー | 安彦良和 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
職業 | 軍人 |
所属 | 地球連邦軍 |
称号 | ルナツー司令官 → 連邦宇宙軍第3艦隊司令 |
階級 |
少佐 → 大佐 少将 → 中将 (THE ORIGIN) |
主な搭乗機 |
マゼラン級マゼラン マゼラン級レナウン |
概要[編集 | ソースを編集]
軍規を重んじる性格だが、サイド7遭遇戦の後サイド7からルナツーへ入港したホワイトベースのクルーに対し、軍の機密を無断運用したという理由で拘禁し、装備も封印するなど頭の硬さも見受けられた。その後、ホワイトベースを追撃して来たシャア・アズナブルの奇襲に対し、自らマゼランで出撃。これを撃破しようと試みるが、ゲートに設置された爆弾によってマゼランはゲートを塞ぐように座礁。その後ホワイトベースの封印を解きガンダムを出撃させようとするブライト・ノアと対立するものの、パオロ・カシアスの説得を受けてホワイトベースとガンダムの出撃を許可。マゼランをホワイトベースの主砲で破壊し、その爆発を利用してシャアを退ける。その後、パオロの遺言に従いホワイトベースの運用をブライトらに任せ、リードのサラミスを護衛に付けた上で地球へと向かわせた。
その後、宇宙に上がったホワイトベース隊と再会。彼らの成長を称えたが、チェンバロ作戦に参加した後、戦死した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。当初は典型的な頭の硬い軍人として嫌われ役として描かれており、それが結果としてシャアが付け入る隙を作る形となった。再び宇宙へ上がったホワイトベースと合流し、ソロモン攻略作戦に参加。その後、残敵掃討のためにテキサス宙域でホワイトベースと合流したが、テキサスから出港したシャアの乗るザンジバル級と交戦し、乗艦を沈められた事で戦死した。
なお、劇場版ではルナツーで負傷したパオロを収容し、ホワイトベースを早々に地球へ送り出しており、戦死のタイミングもテキサスではなくソロモン攻略戦時に変更されている。 - アウターガンダム
- 漫画独自の設定として、「ヴォルフガング・ワッケイン(Wolfgang Watkein)」のフルネームが設定されている。非公式設定ながらも、同様のフルネームが一部ゲームで使用されることになった。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 少佐・大佐階級が基地・艦隊司令を務めるにしては低かったため、少将に引き上げられ、レビル傘下の提督として登場している。これらの設定変更に伴い、階級が下になったパオロを目上の人間として描くため、パオロの兵学校教官時代の教え子の一人だったという設定も追加された。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ブライト・ノア
- ホワイトベース艦長代理。ルナツーで出逢った際にブライトが未熟であった事もあり、やや軽んじていた面もあったが、後に彼を始めたホワイトベース隊の成長を認める。
- パオロ・カシアス
- ホワイトベース艦長。階級上位者として彼を敬っており、その意思を最大限尊重し、彼が戦死した際にはその損失を嘆いている。ORIGIN版では教官という設定で、パオロはワッケインに「優秀だが時として柔軟性に欠く」という評価を下している。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、学ぶべき人を次々と失っていく……寒い時代だとは思わんか…」(TV版)
- 「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、素人まで動員していく……寒い時代だとは思わんか…」(劇場版)
- TV版第4話および劇場版1作目より。TV版と劇場版でそれぞれ意図が異なっており、TV版では学ぶべき存在であるパオロ艦長を始めとするベテラン軍人の戦死を嘆いた言葉で、劇場版では素人である少年少女らにホワイトベースを託さざるをえない現状を嘆く言葉となっている。
- 「まだだ!まだ沈んじゃあならん!ミサイルを撃ち尽くすまでは!!」
- 『めぐりあい宇宙』より、ソロモン戦での台詞。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- マゼラン級
- ネームシップのマゼランに乗艦。シャアの部隊を迎撃しようとするも、メインゲートに仕掛けられた爆弾によって擱座したため、爆破処理を行ったことで轟沈。その後第3艦隊司令となった際には同級艦のレナウンへと乗り換えた。なお、小説版ではハル、『THE ORIGIN』ではルザルを座乗艦としている。
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 基地司令としては階級が低いため、一部では当直司令やメインゲートの衛兵司令であったとする説がある。