「タイラント・ソード改アグレス」の版間の差分

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== SX・NFR-01SES アグレス(Aggress) ==
 
== SX・NFR-01SES アグレス(Aggress) ==
  
*登場作品:[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
+
*型式番号:SX・NFR-01SES
*デザイナー:[[藤田一己]]
+
*パイロット:[[キース・マクレガー]]
*分類:[[ソード (カテゴリー)|ソード]]
 
*全高:不明
 
*重量:不明
 
*出力:不明
 
*装甲材質:[[ガンダムリウム合金|ガンダリウムγ]](推定)
 
*主動力:[[SEシステム|SEドライブ]]
 
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]]13開発局ネオ・ファリア
 
*主なパイロット:[[キース・マクレガー]]
 
  
アナザーストーリー「[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]」の後期主役機。<br />実戦において露呈した[[タイラント・ソード|タイラント]]の問題点を改修した完成機。タイラント改で、名前が「アグレス」である。
+
[[月刊ホビージャパン]]の連載企画「[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]」の主役機[[タイラント・ソード]]を改修した機体。
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パイロットは[[キース・マクレガー]]。
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デザイナーは[[藤田一己]]。
  
上層部のシナリオでは、[[タイラント・ソード|タイラント]]は[[木星師団]]の牽制任務において撃墜され、その任務を果たしつつ葬り去られるはずであった。余りにも高性能過ぎる[[ソード (カテゴリー)|ソード]]の存在は、現在のパワーバランスを崩しかねないとても危険な存在だったからである。だが、同機の能力はその予想を上回るものであり、「無事に任務を果たして帰還してしまった」のである。<br />この事態を重く見た上層部は、同機に更なる任務を与えた。それは「木星師団」の追撃・殲滅であった。つまり、1機で1勢力を殲滅せよという命である。
+
SCENE.4での戦いの反省から、信頼性に欠いていた[[SEシステム]]が問題という事が分かったので、本機はユニットの両サイドに可動式サブジェネレータを搭載。これをフィールドスタビライザーとして使用し、メインジェネレータの出力及び制御の負荷を軽減、トラブルの発生率を大幅に低下させた。
  
本機は、この不条理な命令を受けた開発チームが、これに反抗する形で作り上げたものであり、試作段階であった[[タイラント・ソード|タイラント]]に急ごしらえで最大限の戦闘能力を持たせる為の改修が行われた機体である。
+
また他のプロトタイプMSのシールド及びビームサーベルをオプションとして装備、格闘戦装備が充実した。頭部にはビーム・ライフルを改造したガンポッドが装備され、火力も増強された。
  
具体的には、不安定だったジェネレータを補う為に元々搭載されていた3基の[[SEシステム|SEドライブ]]に加えて、2基の通常サブジェネレータを搭載。頭部左右に[[Ζガンダム|Ζ]]のビームライフルを改修したビームバルカンを搭載。また、同機からビームサーベル及びシールドを流用。更に建造が間にあった2機の[[スレイヴ・ソード|スレイヴ]]、試験機である[[ネモ・ソード改]]をモビル・ファンネルへと改修し実戦投入した。
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== 登場作品 ==
 
 
決戦においては、パイロットである[[キース・マクレガー]]が[[ネクスト・ワン]]として覚醒しつつあった事もあり、[[木星師団]]を全く寄せ付けず、同師団の戦艦、巡洋艦、主力機動部隊全てを殲滅し、帰還すると言う冗談の様な戦果を上げる事となった。
 
 
 
その後、本機がどの様な経歴を辿ったかは不明である。
 
 
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
 
;[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
 
;[[TYRANT SWORD of NEOFALIA]]
:後期主役機。
+
:SCENE.5で登場。[[タイラント・ソード]]が改修されたものである。
 
 
== 装備・機能 ==
 
 
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[SEシステム]]
 
:『SE』関連の各機構を有したオーパーツとしか言い様が無い革新的システム。
 
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;メガビームポッド
+
;SEジェネレータ式ビームキャノン
:頭部に搭載されたZETAのビームライフルを改修したビームバルカン。
+
: ソード型専用ビームキャノン。数十のエネルギー弾をバラ撒き、その一つでも命中すれば敵の機体内で解放されたエネルギー粒子が致命傷を与える。
 +
:改修前の[[タイラント・ソード]]時代から引き続き使用された。
 +
;頭部ガンポッド
 +
:SCENE.5によれば、ビームランチャー。
 
;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
:ZETAから流用したビームサーベル。
+
: シールドの裏に備わっている。使用時にアグレスは格闘戦モードを取った。
;熱弾型SEキャノン
+
 
:熱弾ビームキャノンなどとも呼ばれる。[[SEシステム|SEドライブ]]によって得られる圧倒的なエネルギーを元に『火球』を高速連射する兵器であり、一般的な[[ミノフスキー粒子]]のビームでは無いらしい。対象物に着弾するとエネルギーが解放され、内部から破壊するとされている。<br />光以外の熱量発散が殆ど無い宇宙空間なら未だしも、大気のある地球上などでは使用して欲しく無い武装である。
+
;SEシステム
;SEフィールド(武装名無し)
+
:機体その物を利用した大規模破壊兵器。SEフィールドの発生ベクトルを変更し、重力や磁場の歪み、空間その物を崩壊するエネルギーで敵を殲滅する。その規模は一つの艦隊を飲み込むほど。
:SEフィールドのエネルギーや空間崩壊の奔流を放出する事で、対象を殲滅する超兵器。
 
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
;[[木星師団]]
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;対メッサーラ・ディノファウスト・アルファ
:当時の連邦軍が全力を上げても殲滅できるか分からない[[木星師団]]に単身挑み、[[ジュピトリス]][[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]を除く全部隊を殲滅するという驚異的戦果を上げる。
+
:[[スレイヴ・ソード]]二機、[[ネモ・ソード改プロト3(スレイヴ・ソード)]]を随伴させたタイラントは戦闘を開始して約五分で、[[木星師団]]の二隻の戦艦と七隻の巡洋艦を沈める。旗艦[[ジュピトリス]]を中心にして戦力を立て直そうとするが、タイラントは
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:本機の改修前の機体。
 
:本機の改修前の機体。
 
;[[スレイヴ・ソード]]
 
;[[スレイヴ・ソード]]
:本機に随伴する事を念頭に置いたモビル・ファンネル。
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:ソード型機動兵器の2番機で、タイラントのコクピットから思考制御により思うままにコントロールされる、ニュータイプ用の兵装で言えば[[ビット兵器]]に相当する機体なのである。
 
 
== 余談 ==
 
*当初のプランでは、本機1機に対して、パシケファロ×3、アパト×2、イクチオン×1、スレイヴ×2の部隊となる予定だった様である。<br />この状態を1ユニットとしたSEウェポンシステムが完成した際の本機の総合的な戦闘力は[[U.C.]]0088頃の地球圏全[[MS]]に匹敵するものである事が語られている。また、本機の前では、全ての[[MS]]がスローモーション以下に等しいとも言われている。単機の時点で、[[ΖΖガンダム|ΖΖ]](恐らく[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]搭乗時)ですら接触後5秒も持たないとされており、その戦闘力は推して知るべしである。
 
 
 
== 商品情報 ==
 
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== 話題まとめ ==
 
<!-- *[[namazu:タイラント・ソード改アグレス]] (全文検索結果) -->
 
 
 
== 資料リンク ==
 
<!-- *[[一覧:タイラント・ソード改アグレス]] -->
 
 
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 

2019年7月13日 (土) 11:28時点における版

SX・NFR-01SES アグレス(Aggress)

月刊ホビージャパンの連載企画「TYRANT SWORD of NEOFALIA」の主役機タイラント・ソードを改修した機体。 パイロットはキース・マクレガー。 デザイナーは藤田一己

SCENE.4での戦いの反省から、信頼性に欠いていたSEシステムが問題という事が分かったので、本機はユニットの両サイドに可動式サブジェネレータを搭載。これをフィールドスタビライザーとして使用し、メインジェネレータの出力及び制御の負荷を軽減、トラブルの発生率を大幅に低下させた。

また他のプロトタイプMSのシールド及びビームサーベルをオプションとして装備、格闘戦装備が充実した。頭部にはビーム・ライフルを改造したガンポッドが装備され、火力も増強された。

登場作品

TYRANT SWORD of NEOFALIA
SCENE.5で登場。タイラント・ソードが改修されたものである。

武装・必殺攻撃

SEジェネレータ式ビームキャノン
ソード型専用ビームキャノン。数十のエネルギー弾をバラ撒き、その一つでも命中すれば敵の機体内で解放されたエネルギー粒子が致命傷を与える。
改修前のタイラント・ソード時代から引き続き使用された。
頭部ガンポッド
SCENE.5によれば、ビームランチャー。
ビームサーベル
シールドの裏に備わっている。使用時にアグレスは格闘戦モードを取った。
SEシステム
機体その物を利用した大規模破壊兵器。SEフィールドの発生ベクトルを変更し、重力や磁場の歪み、空間その物を崩壊するエネルギーで敵を殲滅する。その規模は一つの艦隊を飲み込むほど。

対決・名場面

対メッサーラ・ディノファウスト・アルファ
スレイヴ・ソード二機、ネモ・ソード改プロト3(スレイヴ・ソード)を随伴させたタイラントは戦闘を開始して約五分で、木星師団の二隻の戦艦と七隻の巡洋艦を沈める。旗艦ジュピトリスを中心にして戦力を立て直そうとするが、タイラントは

関連機体

タイラント・ソード
本機の改修前の機体。
スレイヴ・ソード
ソード型機動兵器の2番機で、タイラントのコクピットから思考制御により思うままにコントロールされる、ニュータイプ用の兵装で言えばビット兵器に相当する機体なのである。