「ソーマ・ピーリス」の版間の差分
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− | : | + | :ソーマの人格が再び表層化した時にアレルヤに「マリー」と呼ばれ言い返したセリフ。最初は呼ばれる度に怒っていたが、後に「マリー」と呼ばれることを受け入れた。しかしアレルヤもソーマの存在を受け入れたため、「ソーマ」の名前で呼んでいた。 |
=== 劇場版 === | === 劇場版 === |
2013年3月23日 (土) 22:58時点における版
ソーマ・ピーリス(Soma Perise)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00、劇場版 機動戦士ガンダム00
- 声優:小笠原亜里沙
- 種族・性別:超兵・女
- 本名:マリー・パーファシー
- 年齢:18歳(1st)→22歳(2nd)→24歳(劇場版)
- 所属:人類革新連盟(1stシーズン)、アロウズ→ソレスタルビーイング(2ndシーズン以降)
- 階級:少尉
- 役職・称号など:MSパイロット
- 主な搭乗機:ティエレンタオツー、ジンクス、アヘッド脳量子波対応型、GNアーチャー、ガンダムハルート
- キャラクターデザイン:高河ゆん
人革連のパイロット。「超兵機関技術研究所」で養成された「超兵」である。専用機のティエレンタオツーを駆る。
本名は「マリー・パーファシー」。無理な調整によって超兵として必要な驚異的な反射神経と脳量子波を手に入れたが、代償として五感全てを失ってしまう。アレルヤとはその当時に研究員たちの手引きによって出会い、唯一自由な脳量子波による念話でコミュニケーションを重ね、仲を深めてゆく。だが後の超兵たちの内乱によってアレルヤは研究所を去り、彼女は置いていかれてしまう。その後、研究者たちによってマリーの代わりに全身を制御する人格「ソーマ・ピーリス」が植え付けられ、マリー・パーファシーとしての記憶は封印する形で人革連へと出荷された。二つの人格が存在するという意味ではアレルヤと同様だが、彼女の場合は二重人格とは異なる。
ソーマは超兵としてのプライドもあって戦闘の際は攻撃的で、ソレスタルビーイングとは何度も交戦した。戦闘時以外は寡黙で人付き合いもほとんどなかったが、自身を常に気にかけてくれたセルゲイに少しずつ心を開いていき、やがて上官と部下を超えた「親と子」の関係となっていった。地球連邦設立後はしばらく戦いを離れてセルゲイの元で暮らしていたが、息子のアンドレイの訪問をきっかけにアロウズに転属となり、再び戦いに身を投じていく。
アレルヤを同じ研究所の失敗作である「E-57」と知り、彼が自身が育った研究所と同胞を殺した張本人ということもあって特に敵視していた。ガンダムキュリオスをセルゲイの決死の行動で撃墜した後は捕獲したアレルヤの尋問担当の一人となったが、そこで「マリー・パーファシー」という覚えのない名前で呼ばれ、当初は気にもしていなかったが、だんだんと覚えていない映像が脳裏に浮かぶようになり、動揺し始める。そして彼に道連れにされる形で墜落し、彼を殺そうと馬乗りになった時にマリーの意識が覚醒した。その後はアレルヤと再会を喜び合い、彼についていくことを決め、助けに来たセルゲイと涙ながらに別れた。しばらくはマリーとしてアレルヤの傍にいたが、セルゲイがアンドレイに殺されたショックで再びソーマの人格が表層化し、アレルヤとはギクシャクした関係になる。最終的にはソーマもマリーであるということを理解したアレルヤの態度や、マリーの存在を知覚することでソーマの態度が軟化したことから和解した。最終決戦終結後はアレルヤと共に自分たちのルーツを探すために地球を旅している。 なお、この二人、どちらも「デレデレ(アレルヤ・マリー)とツンデレ(ハレルヤ・ソーマ)」のそれぞれの人格を宿している変わり者夫婦である。
劇場版ではアレルヤと共にガンダムハルートに搭乗する。小説版によれば、普段は基本的にマリーの人格で過ごして戦闘時のみソーマの人格が出てくる、分業体制とも言える生活をしているらしい。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム00
- 序盤から登場。アレルヤのライバルとして度々ソレスタルビーイングの前に立ちはだかるが、最終回でその正体がかつて自分が知っていたマリー・パーファシーであることをアレルヤに見抜かれる。第二期序盤では軍を離れてセルゲイの養子になろうとしていたが、アンドレイの招集に応じて軍に復帰。その後アレルヤの必死の努力によってマリーの人格と記憶を取り戻し、以後はソレスタルビーイングに同行することになる。
- 劇場版 機動戦士ガンダム00
- アレルヤと共にアレルヤの故郷探しの旅に出ていたが、その旅先でELSに襲撃され、ロックオンに助けられる形でソレスタルビーイングに再合流。以後はガンダムハルートの火器管制を担当し、最終決戦へと身を投じてゆく。
人間関係
- アレルヤ・ハプティズム
- 当初は敵同士だったが、アレルヤの想い人であったマリー・パーファシーとしての人格が表層化したあとは旧交を温め、恋人として付き合うことになった。ハレルヤとソーマがどういう関係なのかは不明だが、少なくとも相手を思いやってはいる。
- セルゲイ・スミルノフ
- 恩師。父親代わりでもあり、彼がいなければアレルヤと再会して恋人となることもなかったかもしれないどころか、都合の良い兵士として利用されていた可能性もあった。
- アンドレイ・スミルノフ
- 歴史が違えば、彼と兄妹(姉弟)になっていたかもしれない。
- スメラギ・李・ノリエガ
- アレルヤの恋人という立場を認め、彼の願いもあってできるだけマリーを戦闘から遠ざけようとしていた。
- 沙慈・クロスロード
- ルイスと面識があったことと、お互い戦闘員ではないという立場から、それなりに仲は良かった。
- フェルト・グレイス
- ミレイナ・ヴァスティ
- 同年代の女性クルーということで、仲は良かった様子。ミレイナには「恋人ですか?」とアレルヤとの関係を聞かれ、真っ赤になったこともあった。
名台詞
1stシーズン
- 「できません!」
「中佐がいなくなってしまったら…私は一人になってしまう…」 - 年相応の少女としての弱さが出たセリフ。セルゲイが言うところの乙女な反応かもしれない。
2ndシーズン
- 「私の中のソーマ・ピーリスが言っています…『あなたの娘になりたかった』と」
- セルゲイと別れる際、マリーが涙ながらに訴えた言葉。セルゲイはこの言葉でマリーがソーマではないと理解するも、彼女らの根底にあるものは同じだと察したのか、抱きついてきた彼女を優しく受け止め、アレルヤに彼女を託した。
- 「これは戦いじゃないわ……命を守るための!」
- GNアーチャーに乗り、ブレイクピラーに参加した時のセリフ。マリーの意思の強さが伺える。
- 「私はソーマ・ピーリスだ!」
- 「マリーでいい。でも、私は…」
- ソーマの人格が再び表層化した時にアレルヤに「マリー」と呼ばれ言い返したセリフ。最初は呼ばれる度に怒っていたが、後に「マリー」と呼ばれることを受け入れた。しかしアレルヤもソーマの存在を受け入れたため、「ソーマ」の名前で呼んでいた。