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0077年には機体後部にレーザー機銃3門を持つ砲座を装備したタイプが製造され、新造と改修機で合計300機ほどが開戦までに調達されている。また、ミノフスキー粒子散布下の新たな偵察機として、電子装備に代わって高性能の反射望遠鏡を装備した偵察型も開発されている。他にも機体後方に大型のカーゴスペースを追加した輸送型、固定武装の変更や兵装ステーションを増設した火力向上型など、細かな物まで加えると10数種に及んでいる。
 
0077年には機体後部にレーザー機銃3門を持つ砲座を装備したタイプが製造され、新造と改修機で合計300機ほどが開戦までに調達されている。また、ミノフスキー粒子散布下の新たな偵察機として、電子装備に代わって高性能の反射望遠鏡を装備した偵察型も開発されている。他にも機体後方に大型のカーゴスペースを追加した輸送型、固定武装の変更や兵装ステーションを増設した火力向上型など、細かな物まで加えると10数種に及んでいる。
  
[[一年戦争]]開戦後は主力の座をモビルスーツに譲ったため、戦闘ミッションの中心から外れて最前線から次第に遠ざかり、艦隊の防衛任務が主なミッションとなっていた。だが末期には、モビルスーツ支援機として再び活躍の場を得ている。兵装ステーションを仕様変更し、モビルスーツの携帯武装と弾薬類を運ぶ補給部隊として運用されたのである。これは最前線での危険な任務であったが、戦闘機からモビルスーツへの機種転換が叶わなかった熟練パイロットが参加したこともあり、損耗率は低かったとされている。
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[[一年戦争]]開戦後は主力の座をモビルスーツに譲ったため、戦闘ミッションの中心から外れて最前線から次第に遠ざかり、艦隊の防衛任務が主なミッションとなっていた。しかし大戦末期には、モビルスーツ支援機として再び活躍の場を得ている。兵装ステーションを仕様変更し、モビルスーツの携帯武装と弾薬類を運ぶ(通称デリバリー・アタック)補給部隊として運用されたのである。これは最前線での危険な任務であったが、戦闘機からモビルスーツへの機種転換が叶わなかった熟練パイロットが参加したこともあり、損耗率は低かったとされている。
  
 
良好な性能とコンパクトな機体が評価され、多くの艦隊で終戦まで使用されるという使用期間の長い機体であった。後継機の開発も計画されていたが、日々進化する空間戦闘技術の多様化に伴い、計画案は採用に至っていない。
 
良好な性能とコンパクトな機体が評価され、多くの艦隊で終戦まで使用されるという使用期間の長い機体であった。後継機の開発も計画されていたが、日々進化する空間戦闘技術の多様化に伴い、計画案は採用に至っていない。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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:出典元。「[[月刊ガンダムエース]]」2011年4月号掲載のVol.24で紹介された。掲載されている挿絵は「[[サイド3]]の宙域で行われた大規模戦闘訓練を捉えた画像」という体裁で、撮影時期は一年戦争開戦2~3ヶ月前もしくは開戦後2~3ヶ月の間と推測されている。また、装備されているミサイルは、模擬戦用に弾頭キャップが青く塗装された模擬弾頭が用いられている。
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ]]
 
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:本機の流れを汲む設計思想で開発された宇宙戦闘爆撃機。
 
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:主な母艦。前者は最大1飛行隊、後者は最大6飛行隊運用可能となっている。
 
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2022年3月24日 (木) 20:28時点における最新版

ゴブル
外国語表記 GOBLU
登場作品 MSV-R
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 宇宙戦闘攻撃機
生産形態 量産機
型式番号 FII-03
全長 7.8m
全高 6.8m
全備重量 8.75t
装甲材質 ジオニウム
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍
乗員人数 2名
主なパイロット マーカス・ストークス
ジオン兵
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍が開発した宇宙戦闘攻撃機。モビルスーツ登場以前のジオン公国軍の主力機である。

ゴブルの開発は宇宙世紀0060年代の初頭に始まり、0070年には制式採用されている。0076年には総生産数3000機を超えるベストセラー機となり、名実共にジオン軍の主力機の座についている。戦闘機としての機動性能に加えて高い対艦攻撃性能を有するため、当初は純粋な空間戦闘機として配備されたが、戦闘攻撃機としての運用が定着したという経緯がある。

コックピットは直列のタンデム構造で、前部にパイロット、後部にはミノフスキー粒子散布下の火器管制を担当する攻撃手が搭乗する。火器類は6基のミサイル発射管と機銃6門を固定武装として装備。生産時期で異なるが、各所に6〜10基の兵装ステーションを装備しており、戦闘ミッションに合わせて各種のミサイル類を装備することが可能となっている。0075年以降は安定した稼働率に加えて汎用性の高さから、様々なバリエーションが誕生している。

0077年には機体後部にレーザー機銃3門を持つ砲座を装備したタイプが製造され、新造と改修機で合計300機ほどが開戦までに調達されている。また、ミノフスキー粒子散布下の新たな偵察機として、電子装備に代わって高性能の反射望遠鏡を装備した偵察型も開発されている。他にも機体後方に大型のカーゴスペースを追加した輸送型、固定武装の変更や兵装ステーションを増設した火力向上型など、細かな物まで加えると10数種に及んでいる。

一年戦争開戦後は主力の座をモビルスーツに譲ったため、戦闘ミッションの中心から外れて最前線から次第に遠ざかり、艦隊の防衛任務が主なミッションとなっていた。しかし大戦末期には、モビルスーツ支援機として再び活躍の場を得ている。兵装ステーションを仕様変更し、モビルスーツの携帯武装と弾薬類を運ぶ(通称デリバリー・アタック)補給部隊として運用されたのである。これは最前線での危険な任務であったが、戦闘機からモビルスーツへの機種転換が叶わなかった熟練パイロットが参加したこともあり、損耗率は低かったとされている。

良好な性能とコンパクトな機体が評価され、多くの艦隊で終戦まで使用されるという使用期間の長い機体であった。後継機の開発も計画されていたが、日々進化する空間戦闘技術の多様化に伴い、計画案は採用に至っていない。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

MSV-R
出典元。「月刊ガンダムエース」2011年4月号掲載のVol.24で紹介された。掲載されている挿絵は「サイド3の宙域で行われた大規模戦闘訓練を捉えた画像」という体裁で、撮影時期は一年戦争開戦2~3ヶ月前もしくは開戦後2~3ヶ月の間と推測されている。また、装備されているミサイルは、模擬戦用に弾頭キャップが青く塗装された模擬弾頭が用いられている。
機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

兵装ステーション
降着スキッド内側に左右合計4基配置されている兵装ステーション。主に短距離射程の誘導ミサイルが標準装備される。
大型兵装ステーション
機体両サイドに合計2基配置されている大型の兵装ステーション。主に対艦攻撃用の中型ミサイル各種の他、フェリー用の大型燃料タンクやマウント式のバルカンポッドが装備される。

特殊装備[編集 | ソースを編集]

偵察用反射望遠鏡
偵察型の機体後部に装備される高性能反射望遠鏡。ミノフスキー粒子散布下の偵察活動用に開発された物で、望遠鏡の全周視界を確保するために、両サイドに設置された放熱版が撤去されている。
大型燃料タンク
大型兵装ステーションに最大2基装備可能な増槽。航続距離拡張のために用いられる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

30mmバルカン砲
機首に左右三対計6門内蔵されている機銃。
ミサイル発射管
機体左右に計6門備わっているミサイル発射管。
3連装レーザー機銃
機体後部に追加装備可能なレーザー砲。迎撃用として用意された。
短距離誘導ミサイル
兵装ステーションに装備されるミサイル。最大で12発装備可能。
対艦攻撃用中型ミサイル
大型兵装ステーションに最大2発装備可能なミサイル。
核ミサイル
大型兵装ステーションに最大2発装備可能な戦略核ミサイル。南極条約締結前に宇宙植民地攻撃に使用されたとされる。
空対地ロケット弾
大型兵装ステーションに最大2基装備可能なロケット弾。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガトル
本機の流れを汲む設計思想で開発された宇宙戦闘爆撃機。
チベ級 / ドロス級
主な母艦。前者は最大1飛行隊、後者は最大6飛行隊運用可能となっている。

リンク[編集 | ソースを編集]