「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(4人の利用者による、間の5版が非表示)
1行目: 1行目:
== 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG(GUNPLA BUILDERS BEGINNING G) ==
+
{{作品概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用。 -->
 +
| 外国語表記 = GUNPLA BUILDERS BEGINNING G
 +
| 原作 = 矢立 肇<br/>富野由悠季
 +
| 作画 =  
 +
| 挿絵 =
 +
| 監督 = 松尾衡
 +
| シリーズ構成 =
 +
| 脚本 = 黒田洋介
 +
| キャラクターデザイン = 寺田嘉一郎
 +
| メカニックデザイン = 大河原邦男<br/>重田敦司<br/>海老川兼武<br/>阿久津潤一
 +
| 色彩設計 = すずきたかこ
 +
| 美術 = 河野次郎
 +
| 音楽 =
 +
| 音響 =藤野貞義
 +
| 撮影 = 大石英勝
 +
| 制作 = サンライズ
 +
| 編集 = 野尻由紀子
 +
| 企画 = サンライズ
 +
| 放送局 =
 +
| 配給元 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
 +
| 放送期間 =
 +
;【BS11】
 +
*2010年8月15日 (パーツA)
 +
*2010年10月31日 (パーツB)
 +
*2010年12月19日 (パーツC)
 +
| 公開日 =
 +
;【ガンダム SUPER EXPO】
 +
:2010年8月10日~8月19日
 +
| 発売日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 話数 = 全3話
 +
| 巻数 =
 +
| 次作 =
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*放送局:BS11
+
{{書籍概要
*2010年8月15日放送
+
| タイトル = コミカライズ版<br/><small>模型戦士ガンプラビルダーズA</small>
 +
| 読み = もけいせんしガンプラビルダーズエース
 +
| 外国語表記 =
 +
| 著者 =
 +
| 作者 =
 +
| 原案 =
 +
| 原作 =
 +
| 脚本 =
 +
| 作画 = 岩本佳浩
 +
| 文章 =
 +
| 企画 =
 +
| 編集 =
 +
| 企画・編集 =
 +
| 表紙カバー =
 +
| デザイン =
 +
| 装幀・デザイン =
 +
| キャラクターデザイン =
 +
| メカニックデザイン =
 +
| コミック =
 +
| イラスト =
 +
| 挿絵 =
 +
| シナリオ =
 +
| モデリング協力 =
 +
| 撮影 =
 +
| CGエフェクト =
 +
| 3Dモデリング =
 +
| カバーモデリング =
 +
| 監修 =
 +
| 協力 =
 +
| 編集・協力 =
 +
| 編集人 =
 +
| 発行人 =
 +
| 発行所 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 印刷所 =
 +
| 製本 =
 +
| 印刷・製本 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 = ケロケロエース
 +
| 発売日 =
 +
| 刊行日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 掲載期間 = 2010年8月号~2011年4月号
 +
| 刊行期間 =
 +
| 巻数 =
 +
| 話数 =
 +
| 価格 =
 +
| その他 =
 +
}}
  
=== 概要 ===
+
== 概要 ==
「ガンプラ生誕30周年」記念アニメとして製作された。全3部作の15分程度の「パーツA:ビギニング ガンダム」「パーツB:フォーエバーガンダム」「パーツC:ビギニング30」として放送。先行上映はは2010年8月10日から19日かけて「東京ドームシティプリズムホール」で開催された「ガンプラ30周年記念 ガンダム SUPER EXPO」にて上映。テレビ放送はBS11で放送。
+
「[[ガンプラ]]生誕30周年」記念アニメとして製作されたOVA作品。全3部構成。
  
月刊ホビージャパン及び電撃ホビーマガジンにて公式外伝「[[模型戦士ガンプラビルダーズJ]]」、「[[模型戦士ガンプラビルダーズD]]」が連載されていた。
+
これまでガンプラを主役とする作品は主に漫画作品に留まっていたが、本作は本格的にガンプラ製作およびガンプラバトルに焦点を絞った作品となっている。各話は10~15分程度でそれぞれ話数表記が「パーツA」「パーツB」「パーツC」と本作独自のものとなっている。先行上映は2010年8月10日から19日にかけて「東京ドームシティプリズムホール」で開催された「ガンプラ30周年記念 ガンダム SUPER EXPO」にて上映。テレビ放送はBS11で特別番組「ガンプラ作ろう!!」の1コーナーとして放送され、放送後にインターネットの動画配信サービスでも配信された。
  
== あらすじ ==
+
また、公式外伝作品として模型誌「月刊ホビージャパン」で公式外伝『[[模型戦士ガンプラビルダーズJ]]』、模型誌「電撃ホビーマガジン」で『[[模型戦士ガンプラビルダーズD]]』が連載されている。
2009年の東京・お台場で「実物大ガンダム立像」を見た少年イレイ・ハルは、ガンプラの即売所で「ビギニングガンダム」という謎のプラモデルを手に入れる。巷では「ガンプラバトル」という3DCG仮想バトルが流行っていた。ハルはビギニングガンダムを組み上げてガンプラバトルに参加するが、謎のガンプラ「フォーエバーガンダム」が突如乱入。フォーエバーガンダムを作り上げたボリス・シャウアーから更なるガンプラの奥深さを学びながらハルはガンプラを楽しんでいく…。
+
 
 +
本作はガンプラアニメの金字塔にあたる作品であり、後に『[[ガンダムビルドファイターズ]]』シリーズや『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』シリーズなどの作品が生まれ、ガンプラを製作してバトルするという本作の基本設定はやや形を変えつつ引き継がれている。
 +
 
 +
== ストーリー ==
 +
2009年の東京・お台場で「実物大ガンダム立像」を見た少年イレイ・ハルは、即売所で「ビギニングガンダム」という謎のガンプラを手に入れる。
 +
 
 +
巷では「ガンプラバトル」という3DCG仮想バトルが流行っており、ハルはビギニングガンダムを組み上げてガンプラバトルに参加するが、謎のガンプラ「フォーエバーガンダム」が突如乱入。フォーエバーガンダムを作り上げたボリス・シャウアーから更なるガンプラの奥深さを学びながらハルはガンプラを楽しんでいく…。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
;[[イレイ・ハル]]
 
;[[イレイ・ハル]]
:主人公。
+
:本作の主人公。偶然ビギニングガンダムを手に入れた事を切欠に、初めてのガンプラ製作とガンプラバトルを経験。同時にボリス・シャウアーから手痛い洗礼を受けた事で、ガンプラの奥深さを仲間と共に製作とバトルを通じて知っていく事になる。
 +
;[[サカザキ・ケンタ]]
 +
:ハルの友人。ガンプラ知識が豊富で、ガンプラ初心者であるハルを先輩格としてフォローする。なお、使用するガンプラのカラーはいずれも白で統一している。
 
;[[ノヤマ・リナ]]
 
;[[ノヤマ・リナ]]
:ヒロイン。
+
:ハルの同級生。ハル達がガンプラに熱中する姿に次第に興味を抱いていく。無類の熊好きであり、ケンタとコウジに無理矢理愛機のベアッガイを製作させる程。
;[[サカザキ・ケンタ]]
+
;[[ボリス・シャウアー]]
:
+
:「ガンプラマイスター」の称号を持つ謎の人物。[[クワトロ・バジーナ|サングラス姿]]に[[シャア・アズナブル|白馬を移動手段にする]]など、どこか赤い人を髣髴とさせる。初めてのガンプラバトルを経験したハルの前に突如として現れ、<s>初心者狩りした挙句、</s>ガンプラの出来栄えの未熟さを指摘し、ハルにガンプラの奥深さを調べさせる切欠を与えた。
 
;[[コウジ・マツモト]]
 
;[[コウジ・マツモト]]
:
+
:アイドルグループ「SGOC (スゴック)」のリーダー。熱心なガンプラコレクターであり、ハルのビギニングを一目見て、我が物にしようとガンプラバトルを挑む。
;[[ボリス・シャウアー]]
 
:
 
 
;[[店長]]
 
;[[店長]]
:
+
:ホビーショップ「AXIS」を経営する店長。店内にはガンプラバトル施設が併設されており、店内は他のビルダーとの交流の場ともなっている。
;[[イレイ・ヒノデ]]
 
:
 
 
;[[タツ・シマノ]]
 
;[[タツ・シマノ]]
:
+
:ホビーショップ「AXIS」の常連客で店長の知人。店長からは「たっつん」の愛称で呼ばれている。普段は紳士的で穏和な至って普通の性格だが、ガンプラバトルになると凶暴で好戦的な性格に豹変する二重人格の持ち主。
 +
;[[イレイ・ヒノデ]] / [[イレイ・ウララ]]
 +
:ハルの両親。共にハルのガンプラに熱中する姿に感心している。
 +
;[[ダイアン・リー]] / [[サム (GPB)|サム]]
 +
:シャウアーのチームメイト。それぞれ[[ケンプファー]]、[[ブルーディスティニー1号機]]を使用する。
  
 
== 登場ガンプラ ==
 
== 登場ガンプラ ==
 
;[[ビギニングガンダム]]
 
;[[ビギニングガンダム]]
:
+
:本作の主役機。既存のガンプラには全く当てはまらない完全オリジナルのガンプラで、複数本の[[ビームサーベル]]など独自の武器で戦う。
;[[ビギニング30ガンダム]]
+
:;[[ビギニング30ガンダム]]
:
+
::多色成形パーツ「ifs (イフス)ユニット」を用いて改造されたビギニング。多種多様な機能を持つifsユニットによって圧倒的性能を誇る。
 
;[[Hi-νガンダム GPBカラー]]
 
;[[Hi-νガンダム GPBカラー]]
:
+
:コウジが使用するオリジナルカラーのHG [[Hi-νガンダム]]。フィン・ファンネル全基が稼動する等の改造が施されているが…
 
;[[フォーエバーガンダム]]
 
;[[フォーエバーガンダム]]
:
+
:シャウアーが使用するガンプラ。HG [[ガンダム]] Ver.G30thをベースとしており、シャウアーの改造技術と操縦技術も相まって高い性能を発揮する。
 
;[[スーパーカスタムザクF2000]]
 
;[[スーパーカスタムザクF2000]]
:
+
:タツの使用するガンプラ。HGUC [[ザクIIF2型]]をベースとしており、『[[プラモ狂四郎]]』の[[フルアーマーザク]]を髣髴とさせる重装備となっている。
 
;[[ベアッガイ]]
 
;[[ベアッガイ]]
:
+
:リナがケンタと店長に無理強いをして製作させたガンプラ。HGUC [[アッガイ]]をベースに熊をモチーフにした改造が施されている。
;[[百式 GPBカラー]]
+
;[[百式 GPBカラー]] (白式)
:通称は「白式(びゃくしき)」。
+
:ケンタが使用するガンプラ。HGUC [[百式]]をベースとしており、通称は「白式(びゃくしき)」。
 
;[[サザビー GPBカラー]]
 
;[[サザビー GPBカラー]]
:
+
:白式に続いてケンタが使用するガンプラ。HGUC [[サザビー]]のホワイトカラー。
  
== 主題歌とBGM ==
+
== 楽曲 ==
 +
=== 主題歌 ===
 
;「my Proud, my Pray!」
 
;「my Proud, my Pray!」
:歌手:KAmiYU(神谷浩史&入野自由)<br />Blu-rayソフト「COLLECTOR'S EDITION」の初回限定豪華版特典CD。
+
:歌手:KAmiYU(神谷浩史&入野自由)<br />本作のテーマソング。楽曲のネット配信は行われているものの、CD単体での一般販売はされておらず、現状でCDを入手できるのはBlu-rayソフト「COLLECTOR'S EDITION」の初回限定豪華版特典のみとなっている。
 +
 
 +
== 各話リスト ==
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! 話数 !! サブタイトル !! 備考
 +
|-
 +
| パーツA || ビギニングガンダム ||
 +
|-
 +
| パーツB || フォーエバーガンダム ||
 +
|-
 +
| パーツC || ビギニング30 ||
 +
|}
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;ガンプラバトル
 
;ガンプラバトル
:自作したガンプラを全天周囲モニターで覆ったモニター内に、ガンプラを置き、仮想空間でガンプラバトルを楽しむ。「ガンプラスキャナー」と呼ばれる[[ハロ]]を模様した測定器によってガンプラの完成度を測定。ガンプラの完成度がそのままガンプラバトル内での強さとなる。<br />「素材剛性」「関節可動性」「関節保持力」「工作精度」「表面処理精度」「塗装/印字精度」<br />がその強さの度合い。
+
:自作したガンプラを全天周囲モニターで覆ったモニター内に、ガンプラを置き、仮想空間でガンプラバトルを楽しむ。「ガンプラスキャナー」と呼ばれる[[ハロ]]を模様した測定器によってガンプラの完成度を測定。ガンプラの完成度がそのままガンプラバトル内での強さとなる。<br />「素材剛性」「関節可動性」「関節保持力」「工作精度」「表面処理精度」「塗装 / 印字精度」<br />がその強さの度合い。
 
;ガンプラビルダー
 
;ガンプラビルダー
:ガンプラバトルで自作のガンプラで参加する人物をガンプラビルダーと呼ぶ。
+
:ガンプラバトルで自作のガンプラで参加する人物をガンプラビルダーと呼ぶ。その中でも特に優れた腕を持つ者には「'''ガンプラマイスター'''」の称号が与えられる。
 +
 
 +
== 関連作品 ==
 +
;[[模型戦士ガンプラビルダーズJ]]
 +
:「月刊ホビージャパン」で連載された外伝作品。主人公[[ネッキ・タケル]]を中心に物語が展開される。
 +
;[[模型戦士ガンプラビルダーズD]]
 +
:「電撃ホビーマガジン」で連載された外伝作品。主人公[[アスメ・シンゴ]]を中心に物語が展開される。
 +
;[[ガンダムビルドファイターズ]]
 +
:本作に続くガンプラを主役とするアニメ作品。本作も劇中作品の1つとして設定されており、ベアッガイのバリエーション機やビギニングが登場する。
  
 +
<!-- == 余談 == -->
 +
<!-- *説明 -->
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
*<amazon>B003ZK6DTY</amazon>
+
=== Blu-ray ===
 +
<amazon>B003ZK6DTY</amazon>
 +
 
 +
== 資料リンク ==
 +
*[https://www.gundam.info/special-series/gundam-works/special-series_gundam-works_20170301_1823p.html 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト]
  
== 話題まとめ ==
+
== リンク ===
<!-- *[[namazu:模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]] (全文検索結果) -->
+
*[[シリーズ一覧]]
  
=== 資料リンク ===
+
<!-- == 脚注 == -->
<!-- *[[一覧:模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]] -->
+
<!-- <references /> -->
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
=== リンク ===
+
{{DEFAULTSORT:もけいせんしかんふらひるたあす ひきにんくG}}<!-- 作品タイトルの読みをひらがなで記載すること。濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
*[[シリーズ一覧]]
+
[[Category:シリーズ一覧]]
 +
[[Category:模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG|*もけいせんしかんふらひるたあす ひきにんくG]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2023年10月18日 (水) 18:38時点における最新版

模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
外国語表記 GUNPLA BUILDERS BEGINNING G
原作 矢立 肇
富野由悠季
監督 松尾衡
脚本 黒田洋介
キャラクターデザイン 寺田嘉一郎
メカニックデザイン 大河原邦男
重田敦司
海老川兼武
阿久津潤一
色彩設計 すずきたかこ
美術 河野次郎
音響 藤野貞義
撮影 大石英勝
制作 サンライズ
編集 野尻由紀子
企画 サンライズ
放送期間
【BS11】
  • 2010年8月15日 (パーツA)
  • 2010年10月31日 (パーツB)
  • 2010年12月19日 (パーツC)
公開日
【ガンダム SUPER EXPO】
2010年8月10日~8月19日
話数 全3話
テンプレートを表示
コミカライズ版
模型戦士ガンプラビルダーズA
読み もけいせんしガンプラビルダーズエース
作画 岩本佳浩
掲載誌 ケロケロエース
掲載期間 2010年8月号~2011年4月号
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ガンプラ生誕30周年」記念アニメとして製作されたOVA作品。全3部構成。

これまでガンプラを主役とする作品は主に漫画作品に留まっていたが、本作は本格的にガンプラ製作およびガンプラバトルに焦点を絞った作品となっている。各話は10~15分程度でそれぞれ話数表記が「パーツA」「パーツB」「パーツC」と本作独自のものとなっている。先行上映は2010年8月10日から19日にかけて「東京ドームシティプリズムホール」で開催された「ガンプラ30周年記念 ガンダム SUPER EXPO」にて上映。テレビ放送はBS11で特別番組「ガンプラ作ろう!!」の1コーナーとして放送され、放送後にインターネットの動画配信サービスでも配信された。

また、公式外伝作品として模型誌「月刊ホビージャパン」で公式外伝『模型戦士ガンプラビルダーズJ』、模型誌「電撃ホビーマガジン」で『模型戦士ガンプラビルダーズD』が連載されている。

本作はガンプラアニメの金字塔にあたる作品であり、後に『ガンダムビルドファイターズ』シリーズや『ガンダムビルドダイバーズ』シリーズなどの作品が生まれ、ガンプラを製作してバトルするという本作の基本設定はやや形を変えつつ引き継がれている。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

2009年の東京・お台場で「実物大ガンダム立像」を見た少年イレイ・ハルは、即売所で「ビギニングガンダム」という謎のガンプラを手に入れる。

巷では「ガンプラバトル」という3DCG仮想バトルが流行っており、ハルはビギニングガンダムを組み上げてガンプラバトルに参加するが、謎のガンプラ「フォーエバーガンダム」が突如乱入。フォーエバーガンダムを作り上げたボリス・シャウアーから更なるガンプラの奥深さを学びながらハルはガンプラを楽しんでいく…。

登場人物[編集 | ソースを編集]

イレイ・ハル
本作の主人公。偶然ビギニングガンダムを手に入れた事を切欠に、初めてのガンプラ製作とガンプラバトルを経験。同時にボリス・シャウアーから手痛い洗礼を受けた事で、ガンプラの奥深さを仲間と共に製作とバトルを通じて知っていく事になる。
サカザキ・ケンタ
ハルの友人。ガンプラ知識が豊富で、ガンプラ初心者であるハルを先輩格としてフォローする。なお、使用するガンプラのカラーはいずれも白で統一している。
ノヤマ・リナ
ハルの同級生。ハル達がガンプラに熱中する姿に次第に興味を抱いていく。無類の熊好きであり、ケンタとコウジに無理矢理愛機のベアッガイを製作させる程。
ボリス・シャウアー
「ガンプラマイスター」の称号を持つ謎の人物。サングラス姿白馬を移動手段にするなど、どこか赤い人を髣髴とさせる。初めてのガンプラバトルを経験したハルの前に突如として現れ、初心者狩りした挙句、ガンプラの出来栄えの未熟さを指摘し、ハルにガンプラの奥深さを調べさせる切欠を与えた。
コウジ・マツモト
アイドルグループ「SGOC (スゴック)」のリーダー。熱心なガンプラコレクターであり、ハルのビギニングを一目見て、我が物にしようとガンプラバトルを挑む。
店長
ホビーショップ「AXIS」を経営する店長。店内にはガンプラバトル施設が併設されており、店内は他のビルダーとの交流の場ともなっている。
タツ・シマノ
ホビーショップ「AXIS」の常連客で店長の知人。店長からは「たっつん」の愛称で呼ばれている。普段は紳士的で穏和な至って普通の性格だが、ガンプラバトルになると凶暴で好戦的な性格に豹変する二重人格の持ち主。
イレイ・ヒノデ / イレイ・ウララ
ハルの両親。共にハルのガンプラに熱中する姿に感心している。
ダイアン・リー / サム
シャウアーのチームメイト。それぞれケンプファーブルーディスティニー1号機を使用する。

登場ガンプラ[編集 | ソースを編集]

ビギニングガンダム
本作の主役機。既存のガンプラには全く当てはまらない完全オリジナルのガンプラで、複数本のビームサーベルなど独自の武器で戦う。
ビギニング30ガンダム
多色成形パーツ「ifs (イフス)ユニット」を用いて改造されたビギニング。多種多様な機能を持つifsユニットによって圧倒的性能を誇る。
Hi-νガンダム GPBカラー
コウジが使用するオリジナルカラーのHG Hi-νガンダム。フィン・ファンネル全基が稼動する等の改造が施されているが…
フォーエバーガンダム
シャウアーが使用するガンプラ。HG ガンダム Ver.G30thをベースとしており、シャウアーの改造技術と操縦技術も相まって高い性能を発揮する。
スーパーカスタムザクF2000
タツの使用するガンプラ。HGUC ザクIIF2型をベースとしており、『プラモ狂四郎』のフルアーマーザクを髣髴とさせる重装備となっている。
ベアッガイ
リナがケンタと店長に無理強いをして製作させたガンプラ。HGUC アッガイをベースに熊をモチーフにした改造が施されている。
百式 GPBカラー (白式)
ケンタが使用するガンプラ。HGUC 百式をベースとしており、通称は「白式(びゃくしき)」。
サザビー GPBカラー
白式に続いてケンタが使用するガンプラ。HGUC サザビーのホワイトカラー。

楽曲[編集 | ソースを編集]

主題歌 [編集 | ソースを編集]

「my Proud, my Pray!」
歌手:KAmiYU(神谷浩史&入野自由)
本作のテーマソング。楽曲のネット配信は行われているものの、CD単体での一般販売はされておらず、現状でCDを入手できるのはBlu-rayソフト「COLLECTOR'S EDITION」の初回限定豪華版特典のみとなっている。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
パーツA ビギニングガンダム 
パーツB フォーエバーガンダム 
パーツC ビギニング30 

用語[編集 | ソースを編集]

ガンプラバトル
自作したガンプラを全天周囲モニターで覆ったモニター内に、ガンプラを置き、仮想空間でガンプラバトルを楽しむ。「ガンプラスキャナー」と呼ばれるハロを模様した測定器によってガンプラの完成度を測定。ガンプラの完成度がそのままガンプラバトル内での強さとなる。
「素材剛性」「関節可動性」「関節保持力」「工作精度」「表面処理精度」「塗装 / 印字精度」
がその強さの度合い。
ガンプラビルダー
ガンプラバトルで自作のガンプラで参加する人物をガンプラビルダーと呼ぶ。その中でも特に優れた腕を持つ者には「ガンプラマイスター」の称号が与えられる。

関連作品[編集 | ソースを編集]

模型戦士ガンプラビルダーズJ
「月刊ホビージャパン」で連載された外伝作品。主人公ネッキ・タケルを中心に物語が展開される。
模型戦士ガンプラビルダーズD
「電撃ホビーマガジン」で連載された外伝作品。主人公アスメ・シンゴを中心に物語が展開される。
ガンダムビルドファイターズ
本作に続くガンプラを主役とするアニメ作品。本作も劇中作品の1つとして設定されており、ベアッガイのバリエーション機やビギニングが登場する。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク =[編集 | ソースを編集]