「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」の版間の差分

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本作はガンプラアニメの金字塔にあたる作品であり、後に『[[ガンダムビルドファイターズ]]』シリーズや『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』シリーズなどの作品が生まれ、ガンプラを製作してバトルするという本作の基本設定はやや形を変えつつ引き継がれている。
 
本作はガンプラアニメの金字塔にあたる作品であり、後に『[[ガンダムビルドファイターズ]]』シリーズや『[[ガンダムビルドダイバーズ]]』シリーズなどの作品が生まれ、ガンプラを製作してバトルするという本作の基本設定はやや形を変えつつ引き継がれている。
 
しかし、『[[ガンダムビルドメタバース]]』にて制作陣が「'''ガンプラビルダーズは思い出さないで欲しい'''」と本作を[[黒歴史]]に葬る発言をした。
 
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==

2023年10月18日 (水) 18:38時点における最新版

模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
外国語表記 GUNPLA BUILDERS BEGINNING G
原作 矢立 肇
富野由悠季
監督 松尾衡
脚本 黒田洋介
キャラクターデザイン 寺田嘉一郎
メカニックデザイン 大河原邦男
重田敦司
海老川兼武
阿久津潤一
色彩設計 すずきたかこ
美術 河野次郎
音響 藤野貞義
撮影 大石英勝
制作 サンライズ
編集 野尻由紀子
企画 サンライズ
放送期間
【BS11】
  • 2010年8月15日 (パーツA)
  • 2010年10月31日 (パーツB)
  • 2010年12月19日 (パーツC)
公開日
【ガンダム SUPER EXPO】
2010年8月10日~8月19日
話数 全3話
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コミカライズ版
模型戦士ガンプラビルダーズA
読み もけいせんしガンプラビルダーズエース
作画 岩本佳浩
掲載誌 ケロケロエース
掲載期間 2010年8月号~2011年4月号
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概要[編集 | ソースを編集]

ガンプラ生誕30周年」記念アニメとして製作されたOVA作品。全3部構成。

これまでガンプラを主役とする作品は主に漫画作品に留まっていたが、本作は本格的にガンプラ製作およびガンプラバトルに焦点を絞った作品となっている。各話は10~15分程度でそれぞれ話数表記が「パーツA」「パーツB」「パーツC」と本作独自のものとなっている。先行上映は2010年8月10日から19日にかけて「東京ドームシティプリズムホール」で開催された「ガンプラ30周年記念 ガンダム SUPER EXPO」にて上映。テレビ放送はBS11で特別番組「ガンプラ作ろう!!」の1コーナーとして放送され、放送後にインターネットの動画配信サービスでも配信された。

また、公式外伝作品として模型誌「月刊ホビージャパン」で公式外伝『模型戦士ガンプラビルダーズJ』、模型誌「電撃ホビーマガジン」で『模型戦士ガンプラビルダーズD』が連載されている。

本作はガンプラアニメの金字塔にあたる作品であり、後に『ガンダムビルドファイターズ』シリーズや『ガンダムビルドダイバーズ』シリーズなどの作品が生まれ、ガンプラを製作してバトルするという本作の基本設定はやや形を変えつつ引き継がれている。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

2009年の東京・お台場で「実物大ガンダム立像」を見た少年イレイ・ハルは、即売所で「ビギニングガンダム」という謎のガンプラを手に入れる。

巷では「ガンプラバトル」という3DCG仮想バトルが流行っており、ハルはビギニングガンダムを組み上げてガンプラバトルに参加するが、謎のガンプラ「フォーエバーガンダム」が突如乱入。フォーエバーガンダムを作り上げたボリス・シャウアーから更なるガンプラの奥深さを学びながらハルはガンプラを楽しんでいく…。

登場人物[編集 | ソースを編集]

イレイ・ハル
本作の主人公。偶然ビギニングガンダムを手に入れた事を切欠に、初めてのガンプラ製作とガンプラバトルを経験。同時にボリス・シャウアーから手痛い洗礼を受けた事で、ガンプラの奥深さを仲間と共に製作とバトルを通じて知っていく事になる。
サカザキ・ケンタ
ハルの友人。ガンプラ知識が豊富で、ガンプラ初心者であるハルを先輩格としてフォローする。なお、使用するガンプラのカラーはいずれも白で統一している。
ノヤマ・リナ
ハルの同級生。ハル達がガンプラに熱中する姿に次第に興味を抱いていく。無類の熊好きであり、ケンタとコウジに無理矢理愛機のベアッガイを製作させる程。
ボリス・シャウアー
「ガンプラマイスター」の称号を持つ謎の人物。サングラス姿白馬を移動手段にするなど、どこか赤い人を髣髴とさせる。初めてのガンプラバトルを経験したハルの前に突如として現れ、初心者狩りした挙句、ガンプラの出来栄えの未熟さを指摘し、ハルにガンプラの奥深さを調べさせる切欠を与えた。
コウジ・マツモト
アイドルグループ「SGOC (スゴック)」のリーダー。熱心なガンプラコレクターであり、ハルのビギニングを一目見て、我が物にしようとガンプラバトルを挑む。
店長
ホビーショップ「AXIS」を経営する店長。店内にはガンプラバトル施設が併設されており、店内は他のビルダーとの交流の場ともなっている。
タツ・シマノ
ホビーショップ「AXIS」の常連客で店長の知人。店長からは「たっつん」の愛称で呼ばれている。普段は紳士的で穏和な至って普通の性格だが、ガンプラバトルになると凶暴で好戦的な性格に豹変する二重人格の持ち主。
イレイ・ヒノデ / イレイ・ウララ
ハルの両親。共にハルのガンプラに熱中する姿に感心している。
ダイアン・リー / サム
シャウアーのチームメイト。それぞれケンプファーブルーディスティニー1号機を使用する。

登場ガンプラ[編集 | ソースを編集]

ビギニングガンダム
本作の主役機。既存のガンプラには全く当てはまらない完全オリジナルのガンプラで、複数本のビームサーベルなど独自の武器で戦う。
ビギニング30ガンダム
多色成形パーツ「ifs (イフス)ユニット」を用いて改造されたビギニング。多種多様な機能を持つifsユニットによって圧倒的性能を誇る。
Hi-νガンダム GPBカラー
コウジが使用するオリジナルカラーのHG Hi-νガンダム。フィン・ファンネル全基が稼動する等の改造が施されているが…
フォーエバーガンダム
シャウアーが使用するガンプラ。HG ガンダム Ver.G30thをベースとしており、シャウアーの改造技術と操縦技術も相まって高い性能を発揮する。
スーパーカスタムザクF2000
タツの使用するガンプラ。HGUC ザクIIF2型をベースとしており、『プラモ狂四郎』のフルアーマーザクを髣髴とさせる重装備となっている。
ベアッガイ
リナがケンタと店長に無理強いをして製作させたガンプラ。HGUC アッガイをベースに熊をモチーフにした改造が施されている。
百式 GPBカラー (白式)
ケンタが使用するガンプラ。HGUC 百式をベースとしており、通称は「白式(びゃくしき)」。
サザビー GPBカラー
白式に続いてケンタが使用するガンプラ。HGUC サザビーのホワイトカラー。

楽曲[編集 | ソースを編集]

主題歌 [編集 | ソースを編集]

「my Proud, my Pray!」
歌手:KAmiYU(神谷浩史&入野自由)
本作のテーマソング。楽曲のネット配信は行われているものの、CD単体での一般販売はされておらず、現状でCDを入手できるのはBlu-rayソフト「COLLECTOR'S EDITION」の初回限定豪華版特典のみとなっている。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 備考
パーツA ビギニングガンダム 
パーツB フォーエバーガンダム 
パーツC ビギニング30 

用語[編集 | ソースを編集]

ガンプラバトル
自作したガンプラを全天周囲モニターで覆ったモニター内に、ガンプラを置き、仮想空間でガンプラバトルを楽しむ。「ガンプラスキャナー」と呼ばれるハロを模様した測定器によってガンプラの完成度を測定。ガンプラの完成度がそのままガンプラバトル内での強さとなる。
「素材剛性」「関節可動性」「関節保持力」「工作精度」「表面処理精度」「塗装 / 印字精度」
がその強さの度合い。
ガンプラビルダー
ガンプラバトルで自作のガンプラで参加する人物をガンプラビルダーと呼ぶ。その中でも特に優れた腕を持つ者には「ガンプラマイスター」の称号が与えられる。

関連作品[編集 | ソースを編集]

模型戦士ガンプラビルダーズJ
「月刊ホビージャパン」で連載された外伝作品。主人公ネッキ・タケルを中心に物語が展開される。
模型戦士ガンプラビルダーズD
「電撃ホビーマガジン」で連載された外伝作品。主人公アスメ・シンゴを中心に物語が展開される。
ガンダムビルドファイターズ
本作に続くガンプラを主役とするアニメ作品。本作も劇中作品の1つとして設定されており、ベアッガイのバリエーション機やビギニングが登場する。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク =[編集 | ソースを編集]