「ガトル」の版間の差分
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2023年12月14日 (木) 01:28時点における版
ガトル | |
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外国語表記 | GATTLE |
登場作品 |
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デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 宇宙戦闘爆撃機 |
生産形態 | 量産機 |
推進機関 | 熱核ロケットエンジン |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
乗員人数 | 2名 |
主なパイロット |
概要
ジオン公国軍の宇宙戦闘爆撃機。ゴブル宇宙戦闘攻撃機の流れを汲んだ設計思想の元に開発されており、モビルスーツ実用化以前から広く使用されていた機体である。
機体は3つのコンポネートから構成されており、主機を含む本体にミサイル・ランチャーを内蔵したランディングギア・ボックスと、プロペラント・スペースを兼ねたユニットを左右に装着している特異なスタイルを持つ。これは高加速力を利用した敵艦隊への一撃離脱戦法を主眼に置き、本体スペースのほとんどがモビルスーツを上回る加速性能を持つ大出力の推進器で占められているためである。内蔵されたミサイル・ランチャーの他に側面の兵装ステーションには大型対艦ミサイルを装備可能であり、1機あたりの火力は同級宇宙機としては最大と言えるものであった。
コックピットはパイロットとコ・パイロット用の物が別々に独立している特殊な構造が採用されており、被弾時にコックピット自体が脱出カプセルとして分離する機能を有している。これはミノフスキー粒子散布下では誘導兵器がほぼ無力化されてしまい、命中率を高めるために標的に接近せざるを得ず、危険性が増したために搭載された機構であるとされる。
機動性を向上させるために各所に姿勢制御バーニアを搭載しているが、モビルスーツのAMBACほどの効率は期待できず、大推力により推進剤にも限りがあったため戦闘可能時間は決して長いとは言えなかった。このこともあり艦載機として戦闘艦に搭載されることは少なかったとされる。
一年戦争開戦後はモビルスーツが実戦配備され、本機は第一線から退き退役も視野に入れられていたが、ソロモンを始めとする要塞基地やドロス級に配備され、主要防衛ラインの主力として活躍することとなった。ア・バオア・クー防衛戦にも投入されており、終戦時には700以上が残存したとされている。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- 兵装ステーション
- 機体両サイドに合計2基配置されている大型の兵装ステーション。
- 分離
- 被弾時にコックピットを脱出カプセルとして分離可能。後部には推進用ロケットが設けられており、短時間の推進が可能となっている。
武装・必殺攻撃
- 機関砲
- コックピット下部にそれぞれ2門ずつ内蔵されている30mm機関砲。
- 5連装ミサイル・ランチャー
- 機体左右に内蔵されているミサイル・ランチャー。
- 大型ミサイル
- 機体左右の兵装ステーションに最大4発装備可能な大型対艦ミサイル。
- 20mm機銃
- サンダーボルト版に機体に機関砲の代わりに装備されている機銃。
- ビッグ・ガン
- サンダーボルト版の機体が使用した長距離狙撃用の固定ビーム砲。本来はモビルスーツ用の武装だが、本機でもケーブルで繋いで射撃管制を行うことが可能。