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それ以前に配備されていた[[ザク・マシンガン]]から全体的に形状や機構が変更されている。マガジンはドラムマガジンからボックスマガジンに変更され、197mmグレネードランチャー発射機がオプションとして用意されている。口径は90mmにサイズダウンしたが、その結果命中率が向上しており、使用する90mm砲弾も初速と対MS火力に優れている。装弾数は標準装備のシングルカァラムマガジンで32発、トリプルカァラムマガジンで100発となっている。
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整備計画内で早く生産に移行した為、配備は全軍に行き届いている。しかし[[ザクII改|ザクIIFZ型]]や[[リック・ドムII]]などといった同じ計画で生み出された機体の装備としては戦争末期と大幅にずれ込む形となった。
 
整備計画内で早く生産に移行した為、配備は全軍に行き届いている。しかし[[ザクII改|ザクIIFZ型]]や[[リック・ドムII]]などといった同じ計画で生み出された機体の装備としては戦争末期と大幅にずれ込む形となった。
  
デザインは『ポケ戦』のデザインワークスを担当した出渕裕氏。モチーフ元はドイツのワルサー社が開発した「ワルサーMPL」だとされている。<br/>後に『0083』に登場したモデルはカトキハジメ氏がデザインしており、モチーフ元を第二次世界大戦時にドイツ軍が使用した短機関銃「MP40」に変更している。
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;MMP-80 (後期型)
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:戦争後期に生産されたモデル。<br/>銃身やハンドガード部が変更され、よりコンパクトな形状となった。ハンドガードの変更に伴い、グレネードの発射筒を装着する部分がオミットされ発射器自体がオプション装備化した。<br/>生産時期が戦争末期だったこともあり、戦時中よりも戦後にジオン系残党組織で運用される事例が多かった。
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:袖付きが作製した現地改修型。<br/>銃身と銃床を切り詰め、銃身の下にフォアグリップが取り付けられている。<br/>取り回しに優れており、主にサブウェポンとして運用されている。
  
 
== 登場作品 ==
 
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:初登場作品。
 
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:後期型が登場。ビーム兵器よりもメンテナンス性に優れる事から、[[デラーズ・フリート]]などのジオン残党軍で幅広く重宝された。また、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]でも接収機の装備として運用している。
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;[[機動戦士ガンダムUC]]
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;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版)
:ジオン残党軍の一部機体が前期型と後期型の両方を装備している。また、袖付きでも現地改修したモデルを使用している。
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:ジオン残党軍の一部機体が前期型と後期型の両方を装備している。また、袖付きの装備として現地改修品であるサブ・マシンガンが登場した。
 
 
== バリエーション ==
 
;MMP-80 (後期型)
 
:戦争後期に生産されたモデル。<br/>オプション装備だったグレネードランチャーが内蔵式となり、コンパクトな形状となった。<br/>生産時期が戦争末期だったこともあり、戦時中よりも戦後にジオン系残党組織で運用される事例が多かった。
 
;サブ・マシンガン
 
:袖付きが作製した現地改修型。<br/>銃身と銃床を切り詰め、銃身の下にフォアグリップが取り付けられている。<br/>取り回しに優れており、主にサブウェポンとして運用されている。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*デザインは『ポケ戦』のデザインワークスを担当した出渕裕氏。モチーフ元はドイツのワルサー社が開発した「ワルサーMPL」とされている。<br/>後に『0083』に登場したモデルはカトキハジメ氏がデザインしており、モチーフ元を第二次世界大戦時にドイツ軍が使用した短機関銃「MP40」に変更している。
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*銃の先端にはセンサー、銃口、グレネード装着部分が上から順に配置されているのだが、後期型については媒体によってこの配置が安定しておらず、『0083』作中でも一番上のセンサーにあたる部分から弾丸を発射するシーン(第4話)が見られる。
  
 
== 関連機種 ==
 
== 関連機種 ==
 
;[[シュツルム・ファウスト]]
 
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:統合整備計画で開発されたMS用装備。こちらも本銃と同じく全軍への配備がされている。
 
:統合整備計画で開発されたMS用装備。こちらも本銃と同じく全軍への配備がされている。
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2024年6月29日 (土) 15:21時点における最新版

MMP-80
登場作品
デザイナー 出渕裕 (0080)
カトキハジメ (0083)
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ用マシンガン
型式番号 MMP-80
口径 90mm
使用弾薬 実体弾
マガジン ボックスマガジン
装弾数
  • 32発 (シングルカァラムマガジン)
  • 100発 (トリプルカァラムマガジン)
開発組織 MMP社
所属組織
主な使用機体
  • ザクII改
  • ザクIIF2型
  • テンプレートを表示

    概要[編集 | ソースを編集]

    統合整備計画で開発されたモビルスーツ用のMMP社製小口径機関砲。

    それ以前に配備されていたザク・マシンガンから全体的に形状や機構が変更されている。マガジンはドラムマガジンからボックスマガジンに変更され、197mmグレネードランチャー発射機がオプションとして用意されている。口径は90mmにサイズダウンしたが、その結果命中率が向上しており、使用する90mm砲弾も初速と対MS火力に優れている。装弾数は標準装備のシングルカァラムマガジンで32発、トリプルカァラムマガジンで100発となっている。

    整備計画内で早く生産に移行した為、配備は全軍に行き届いている。しかしザクIIFZ型リック・ドムIIなどといった同じ計画で生み出された機体の装備としては戦争末期と大幅にずれ込む形となった。

    バリエーション[編集 | ソースを編集]

    MMP-80 (後期型)
    戦争後期に生産されたモデル。
    銃身やハンドガード部が変更され、よりコンパクトな形状となった。ハンドガードの変更に伴い、グレネードの発射筒を装着する部分がオミットされ発射器自体がオプション装備化した。
    生産時期が戦争末期だったこともあり、戦時中よりも戦後にジオン系残党組織で運用される事例が多かった。
    サブ・マシンガン
    袖付きが作製した現地改修型。
    銃身と銃床を切り詰め、銃身の下にフォアグリップが取り付けられている。
    取り回しに優れており、主にサブウェポンとして運用されている。

    登場作品[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
    初登場作品。
    機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
    後期型が登場。ビーム兵器よりもメンテナンス性に優れる事から、デラーズ・フリートなどのジオン残党軍で幅広く重宝された。また、地球連邦軍でも接収機の装備として運用されている。
    機動戦士ガンダムUC (OVA版)
    ジオン残党軍の一部機体が前期型と後期型の両方を装備している。また、袖付きの装備として現地改修品であるサブ・マシンガンが登場した。

    余談[編集 | ソースを編集]

    • デザインは『ポケ戦』のデザインワークスを担当した出渕裕氏。モチーフ元はドイツのワルサー社が開発した「ワルサーMPL」とされている。
      後に『0083』に登場したモデルはカトキハジメ氏がデザインしており、モチーフ元を第二次世界大戦時にドイツ軍が使用した短機関銃「MP40」に変更している。
    • 銃の先端にはセンサー、銃口、グレネード装着部分が上から順に配置されているのだが、後期型については媒体によってこの配置が安定しておらず、『0083』作中でも一番上のセンサーにあたる部分から弾丸を発射するシーン(第4話)が見られる。

    関連機種[編集 | ソースを編集]

    シュツルム・ファウスト
    統合整備計画で開発されたMS用装備。こちらも本銃と同じく全軍への配備がされている。
    MMP-78 ザク・マシンガン
    MMP社製のその他のマシンガン。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

    リンク[編集 | ソースを編集]