「スレイヴ・レイス (部隊)」の版間の差分
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開戦から早期に設立された部隊であり、そのために[[モビルスーツ]]を始めとする新兵器の扱いに長けているのが特徴。卓越した技術と熟練の経験と勘を持ったスタッフが集う部隊だが、支給される機体の特殊性と新兵器の実験が普段の任務であるため、目立った活躍のない地味な部隊と見られており、ムダ飯喰らいと陰口を叩かれることもある。 | 開戦から早期に設立された部隊であり、そのために[[モビルスーツ]]を始めとする新兵器の扱いに長けているのが特徴。卓越した技術と熟練の経験と勘を持ったスタッフが集う部隊だが、支給される機体の特殊性と新兵器の実験が普段の任務であるため、目立った活躍のない地味な部隊と見られており、ムダ飯喰らいと陰口を叩かれることもある。 | ||
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宇宙要塞[[ソロモン]]が陥落した頃、金と情報が集まったためオーガスタ研究所に攻撃を仕掛け、防衛していたグレイヴ指揮下の部隊の一部を味方につけたことで、最大戦力の[[ヘビィ・フォーク級]]を撃破することに成功する。そしてグレイヴの情報を入手して研究所を爆破し、レイスの全作戦記録や研究所の非人道的実験データを、反レビル派の[[ジーン・コリニー]]に密告した。その際には、レイスの戦闘記録やジオンに流した物資の出所も命令書を偽造して、全責任をグレイヴへと押し付けている。 | 宇宙要塞[[ソロモン]]が陥落した頃、金と情報が集まったためオーガスタ研究所に攻撃を仕掛け、防衛していたグレイヴ指揮下の部隊の一部を味方につけたことで、最大戦力の[[ヘビィ・フォーク級]]を撃破することに成功する。そしてグレイヴの情報を入手して研究所を爆破し、レイスの全作戦記録や研究所の非人道的実験データを、反レビル派の[[ジーン・コリニー]]に密告した。その際には、レイスの戦闘記録やジオンに流した物資の出所も命令書を偽造して、全責任をグレイヴへと押し付けている。 | ||
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:他のグレイヴ指揮下の部隊の1つ。 | :他のグレイヴ指揮下の部隊の1つ。 | ||
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:[[ジオン公国軍]]の特別競合部隊。2度に渡って交戦するが、再び邂逅した時には宇宙へ脱出するまでの間、共闘した。 | :[[ジオン公国軍]]の特別競合部隊。2度に渡って交戦するが、再び邂逅した時には宇宙へ脱出するまでの間、共闘した。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[https://bandai-hobby.net/site/acepilot/profile/profile_slavewraith.html スレイヴ・レイス隊(SLAVE WRAITH)] | ||
== リンク == | == リンク == |
2024年10月26日 (土) 20:19時点における最新版
スレイヴ・レイス (SLAVE WRAITH)[編集 | ソースを編集]
『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場する地球連邦軍の実験部隊で、正式名称は「第20機械化混成部隊」。通称は「レイス」「フタマル」など。部隊章は骸骨をモチーフにしている。
開戦から早期に設立された部隊であり、そのためにモビルスーツを始めとする新兵器の扱いに長けているのが特徴。卓越した技術と熟練の経験と勘を持ったスタッフが集う部隊だが、支給される機体の特殊性と新兵器の実験が普段の任務であるため、目立った活躍のない地味な部隊と見られており、ムダ飯喰らいと陰口を叩かれることもある。
しかし、この部隊には裏の顔があり、ワケ有り任務の際にはAAA機密の特殊部隊「スレイヴ・レイス」として活動する。連邦軍からの特命を受け、軍上層部の意向に従わない部隊を抹殺する任務を請け負う処刑部隊としての役割を持つ。便宜上は地上軍に配属されているが、命令においては部隊のトップであるグレイヴからの指令が全てにおいて優先される。そのため他部隊との連携はあまりなく、補給線自体も独自のルートを持っている。配備される機体は先行配備された強力な兵器類が多いが、これは「友軍を処刑するには友軍以上の力が必要である」というグレイヴの考えが反映されているためである。
構成メンバーは各分野のエキスパートが揃っているが、上層部の思惑で無理矢理配属された者や軍規違反で投獄された者など、スネに傷持つ者の寄り合い所帯である。部隊の性格上、お互いの素性は秘匿されており、本名も知らないため普段はそれぞれに付けられたコードネームで呼び合っている。メンバーは死罪を免れるためにグレイヴと取引して配属されており、この部隊は正しく連邦軍の死霊の王、その隷属者と言える。
グレイヴからの指令により表向きの任務をこなしながら裏の任務も行なっており、オデッサ作戦では陽動のための別働隊として投入され、どちらの任務も問題なく遂行した。ジャブローでは周囲の警戒任務を与えられるが、そこでペイルライダーに襲撃され、既にグレイヴにとって用済みになっていると勘付いた。そしてジャブロー防衛戦に参加した後に、偽の作戦によって始末されそうになったため、連邦軍から脱走して逃避行を始めることとなった。
連邦軍の基地から宇宙に上がるのは難しかったため、ジオン公国軍の特務小隊に偽装してキャリフォルニアベースからHLVを使って宇宙に上がることにしたが、以前交戦したことのあるマルコシアス隊と遭遇してしまい偽装がバレてしまう。だが敵ではないことを示した上、連邦軍の総攻撃が近づいていたためそのまま協力することとなり、殿を努めたフレッド以外のメンバーは宇宙へと上がった。
宇宙に上がったHLVは待ち伏せしていたグレイヴ指揮下のサラミス級によって撃墜されてしまうが、それは乗員のいないおとりで、実際にはマルコシアス隊のHLVを使って再突入していた。その後は敗走したジオン軍と協力して秘匿されていた物資や金塊を集めていたが、その最中に偶然モルモット隊と共闘することとなり、彼らからペイルライダーを開発したオーガスタ研究所の情報を入手する。
宇宙要塞ソロモンが陥落した頃、金と情報が集まったためオーガスタ研究所に攻撃を仕掛け、防衛していたグレイヴ指揮下の部隊の一部を味方につけたことで、最大戦力のヘビィ・フォーク級を撃破することに成功する。そしてグレイヴの情報を入手して研究所を爆破し、レイスの全作戦記録や研究所の非人道的実験データを、反レビル派のジーン・コリニーに密告した。その際には、レイスの戦闘記録やジオンに流した物資の出所も命令書を偽造して、全責任をグレイヴへと押し付けている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (ゲーム版)
- 初登場作品。
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (漫画版)
構成員[編集 | ソースを編集]
- ※()内はコードネーム。
- トラヴィス・カークランド (フィクサー)
- 隊長。階級は中尉。とこか惚けた中年の親父だが、その実は頭脳派な戦術家で、クセ者揃いの隊員をまとめ上げている。
- フレッド・リーバー (リッパー)
- 隊員。階級は軍曹。最年少ながら部隊のトップエースで、ガンダムタイプを任される程の一流の操縦技術を持つ。
- マーヴィン・ヘリオット (ボマー)
- 隊員。階級は少尉。元特殊部隊出身のエリートで、MS戦はもちろん白兵戦や工作任務などを難なくこなす頼れる人物。
- エドワード・リー (ハイヤー)
- 隊員。階級は伍長。あらゆる乗り物の操縦に精通し、装備の整備をも行う優秀なドライバー兼メカニックマンである。
- ドリス・ブランド (ダイバー)
- 隊員。階級は曹長。ナビゲーションや情報戦が主な任務だが、モビルスーツの操縦や潜入任務など、あらゆる技能を備えている。
保有戦力[編集 | ソースを編集]
- 陸戦型ジム (レイス仕様) ×3 → 1
- スレイヴ・レイス ×1
- ピクシー (フレッド機) ×1
- ガンキャノン重装型タイプD ×1
- ジム ×3
- ミデア後期型
- ミデア
- フルアーマー・スレイヴ・レイス (漫画版のみ)
- ペイルライダー・キャバルリー (漫画版のみ)
関連部隊[編集 | ソースを編集]
- 第11独立機械化混成部隊 (モルモット隊)
- 表向きの顔と同じMS実験部隊。一度偶然共闘し、グレイヴ失脚のための手掛かりとなるオーガスタ研究所の情報を入手した。
- グレイブ・ファントム
- 他のグレイヴ指揮下の部隊の1つ。
- マルコシアス隊
- ジオン公国軍の特別競合部隊。2度に渡って交戦するが、再び邂逅した時には宇宙へ脱出するまでの間、共闘した。