「ワッケイン」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(「名台詞」を劇場版に合わせて修正)
 
(4人の利用者による、間の4版が非表示)
1行目: 1行目:
== ワッケイン(Watkein) ==
+
{{登場人物概要
 +
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 +
| 外国語表記 = Watkein
 +
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム]]
 +
| 声優 = 曽我部和行(TV版、劇場版1作目)<br/> 木原正二郎(めぐりあい宇宙)<br/>稲田徹(特別版)<br/>森川智之(THE ORIGIN)
 +
| デザイナー = 安彦良和
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダム]]
+
{{登場人物概要
<!-- **続編、或いは個別作品に出演した作品のみ。 -->
+
| タイトル  = プロフィール
<!-- ** -->
+
| 種族 = 人間
*声優:
+
| 性別 = 男
*種族・性別:
+
| 生年月日 =
*生年月日:
+
| 年齢 =
*年齢:--歳
+
| 没年月日 =
*身長:---cm
+
| 出身 =
*体重:---kg
+
| 身長 =
*血液型:
+
| 体重 =
*所属:[[地球連邦軍]]
+
| 血液型 =
*階級:
+
| 職業 = 軍人
*役職・称号など:[[ルナツー]]司令
+
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
*主な搭乗艦:[[マゼラン級]]
+
| 所属組織 =
*キャラクターデザイン:
+
| 所属部隊 =
 +
| 称号 = [[ルナツー]]司令官 → 連邦宇宙軍第3艦隊司令
 +
| 階級 = 少佐 → 大佐<br/>少将 → 中将 (THE ORIGIN)
 +
| 主な搭乗機 = [[マゼラン級]]マゼラン<br/>マゼラン級レナウン
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[地球連邦軍]]の宇宙拠点である[[ルナツー]]の司令。当初は[[サイド7]]から逃れてきた[[ホワイトベース]]隊を拘禁するなど頭の固い軍人であったが、後に再会した時はホワイトベース隊の成長を認めた。
+
== 概要 ==
 +
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の宇宙基地[[ルナツー]]の司令<ref>基地司令としては階級が低いため、一部では当直司令やメインゲートの衛兵司令であったとする説がある。</ref>。
  
TV版ではシャアの[[ザンジバル]]と交戦しし、乗艦のマゼランを沈められて戦死。劇場版ではソロモン攻略戦で戦死した。
+
軍規を重んじる性格だが、[[サイド7遭遇戦]]の後[[サイド7]]からルナツーへ入港した[[ホワイトベース]]のクルーに対し、軍の機密を無断運用したという理由で拘禁し、装備も封印するなど頭の硬さも見受けられた。その後、ホワイトベースを追撃して来た[[シャア・アズナブル]]の奇襲に対し、自ら[[マゼラン級|マゼラン]]で出撃。これを撃破しようと試みるが、ゲートに設置された爆弾によってマゼランはゲートを塞ぐように座礁。その後ホワイトベースの封印を解き[[ガンダム]]を出撃させようとする[[ブライト・ノア]]と対立するものの、[[パオロ・カシアス]]の説得を受けてホワイトベースとガンダムの出撃を許可。マゼランをホワイトベースの主砲で破壊し、その爆発を利用してシャアを退ける。その後、パオロの遺言に従いホワイトベースの運用をブライトらに任せ、[[リード]]の[[サラミス級|サラミス]]を護衛に付けた上で地球へと向かわせた。
  
[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]」ではルナツー司令という立場から少将となっており、非公式の作品では「ヴォルフガング・ワッケイン(Wolfgang Watkein)」というフルネームが存在している。
+
その後、宇宙に上がった[[ホワイトベース隊]]と再会。彼らの成長を称えたが、[[チェンバロ作戦]]に参加した後、戦死した。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:
+
:初登場作品。当初は典型的な頭の硬い軍人として嫌われ役として描かれており、それが結果としてシャアが付け入る隙を作る形となった。再び宇宙へ上がったホワイトベースと合流し、ソロモン攻略作戦に参加。その後、残敵掃討のために[[テキサス]]宙域でホワイトベースと合流したが、テキサスから出港したシャアの乗る[[ザンジバル級]]と交戦し、乗艦を沈められた事で戦死した。<br/>なお、劇場版ではルナツーで負傷したパオロを収容し、ホワイトベースを早々に地球へ送り出しており、戦死のタイミングもテキサスではなくソロモン攻略戦時に変更されている。
 +
;[[アウターガンダム]]
 +
:漫画独自の設定として、「ヴォルフガング・ワッケイン(Wolfgang Watkein)」のフルネームが設定されている。非公式設定ながらも、同様のフルネームが一部ゲームで使用されることになった。
 +
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]
 +
:少佐・大佐階級が基地・艦隊司令を務めるにしては低かったため、少将に引き上げられ、[[レビル]]傘下の提督として登場している。これらの設定変更に伴い、階級が下になったパオロを目上の人間として描くため、パオロの兵学校教官時代の教え子の一人だったという設定も追加された。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
:ルナツーの時にはブライトが未熟であった事もあり、やや軽んじていた面もあったが、後に彼を始めたホワイトベース隊の成長を認める。
+
:ホワイトベース艦長代理。ルナツーで出逢った際にブライトが未熟であった事もあり、やや軽んじていた面もあったが、後に彼を始めたホワイトベース隊の成長を認める。
 
;[[パオロ・カシアス]]
 
;[[パオロ・カシアス]]
:ORIGIN版では教官という設定。
+
:ホワイトベース艦長。階級上位者として彼を敬っており、その意思を最大限尊重し、彼が戦死した際にはその損失を嘆いている。ORIGIN版では教官という設定で、パオロはワッケインに「優秀だが時として柔軟性に欠く」という評価を下している。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
<!-- :セリフ:説明 -->
+
;「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、学ぶべき人を次々と失っていく……寒い時代だとは思わんか…」(TV版)
;「寒い時代とは思わんか…」
+
;「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、素人まで動員していく……寒い時代だとは思わんか…」(劇場版)
:TV版と劇場版でそれぞれ意図が異なっており、TV版では学ぶべき存在であるパオロ艦長を始めとするベテラン軍人の戦死を嘆いた言葉で、劇場版では少年らにホワイトベースを託さざるをえない現状を嘆く言葉となっている。
+
:TV版第4話および劇場版1作目より。TV版と劇場版でそれぞれ意図が異なっており、TV版では学ぶべき存在であるパオロ艦長を始めとするベテラン軍人の戦死を嘆いた言葉で、劇場版では素人である少年少女らにホワイトベースを託さざるをえない現状を嘆く言葉となっている。
 
;「まだだ!まだ沈んじゃあならん!ミサイルを撃ち尽くすまでは!!」
 
;「まだだ!まだ沈んじゃあならん!ミサイルを撃ち尽くすまでは!!」
:劇場版ソロモン戦での台詞。正直、連邦軍で一番かっこよかった人である。
+
:『めぐりあい宇宙』より、ソロモン戦での台詞。
  
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
 
;[[マゼラン級]]
 
;[[マゼラン級]]
:
+
:ネームシップのマゼランに乗艦。シャアの部隊を迎撃しようとするも、メインゲートに仕掛けられた爆弾によって擱座したため、爆破処理を行ったことで轟沈。その後第3艦隊司令となった際には同級艦のレナウンへと乗り換えた。なお、小説版ではハル、『THE ORIGIN』ではルザルを座乗艦としている。
  
== 商品情報 ==
+
== リンク ==
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
+
*[[登場人物]]
  
== 話題まとめ ==
+
== 脚注 ==
<!-- *[[namazu:ワッケイン]] (全文検索結果) -->
+
<references />
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
== 資料リンク ==
+
{{DEFAULTSORT:わつけいん}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
<!-- *[[一覧:ワッケイン]] -->
+
[[Category:登場人物わ行]]
 
+
[[Category:機動戦士ガンダム]]<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 

2024年11月19日 (火) 17:52時点における最新版

ワッケイン
外国語表記 Watkein
登場作品 機動戦士ガンダム
声優 曽我部和行(TV版、劇場版1作目)
木原正二郎(めぐりあい宇宙)
稲田徹(特別版)
森川智之(THE ORIGIN)
デザイナー 安彦良和
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間
性別
職業 軍人
所属 地球連邦軍
称号 ルナツー司令官 → 連邦宇宙軍第3艦隊司令
階級 少佐 → 大佐
少将 → 中将 (THE ORIGIN)
主な搭乗機 マゼラン級マゼラン
マゼラン級レナウン
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍の宇宙基地ルナツーの司令[1]

軍規を重んじる性格だが、サイド7遭遇戦の後サイド7からルナツーへ入港したホワイトベースのクルーに対し、軍の機密を無断運用したという理由で拘禁し、装備も封印するなど頭の硬さも見受けられた。その後、ホワイトベースを追撃して来たシャア・アズナブルの奇襲に対し、自らマゼランで出撃。これを撃破しようと試みるが、ゲートに設置された爆弾によってマゼランはゲートを塞ぐように座礁。その後ホワイトベースの封印を解きガンダムを出撃させようとするブライト・ノアと対立するものの、パオロ・カシアスの説得を受けてホワイトベースとガンダムの出撃を許可。マゼランをホワイトベースの主砲で破壊し、その爆発を利用してシャアを退ける。その後、パオロの遺言に従いホワイトベースの運用をブライトらに任せ、リードサラミスを護衛に付けた上で地球へと向かわせた。

その後、宇宙に上がったホワイトベース隊と再会。彼らの成長を称えたが、チェンバロ作戦に参加した後、戦死した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初登場作品。当初は典型的な頭の硬い軍人として嫌われ役として描かれており、それが結果としてシャアが付け入る隙を作る形となった。再び宇宙へ上がったホワイトベースと合流し、ソロモン攻略作戦に参加。その後、残敵掃討のためにテキサス宙域でホワイトベースと合流したが、テキサスから出港したシャアの乗るザンジバル級と交戦し、乗艦を沈められた事で戦死した。
なお、劇場版ではルナツーで負傷したパオロを収容し、ホワイトベースを早々に地球へ送り出しており、戦死のタイミングもテキサスではなくソロモン攻略戦時に変更されている。
アウターガンダム
漫画独自の設定として、「ヴォルフガング・ワッケイン(Wolfgang Watkein)」のフルネームが設定されている。非公式設定ながらも、同様のフルネームが一部ゲームで使用されることになった。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
少佐・大佐階級が基地・艦隊司令を務めるにしては低かったため、少将に引き上げられ、レビル傘下の提督として登場している。これらの設定変更に伴い、階級が下になったパオロを目上の人間として描くため、パオロの兵学校教官時代の教え子の一人だったという設定も追加された。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ブライト・ノア
ホワイトベース艦長代理。ルナツーで出逢った際にブライトが未熟であった事もあり、やや軽んじていた面もあったが、後に彼を始めたホワイトベース隊の成長を認める。
パオロ・カシアス
ホワイトベース艦長。階級上位者として彼を敬っており、その意思を最大限尊重し、彼が戦死した際にはその損失を嘆いている。ORIGIN版では教官という設定で、パオロはワッケインに「優秀だが時として柔軟性に欠く」という評価を下している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、学ぶべき人を次々と失っていく……寒い時代だとは思わんか…」(TV版)
「ジオンとの戦いが、まだまだ困難を極めるという時、我々は、素人まで動員していく……寒い時代だとは思わんか…」(劇場版)
TV版第4話および劇場版1作目より。TV版と劇場版でそれぞれ意図が異なっており、TV版では学ぶべき存在であるパオロ艦長を始めとするベテラン軍人の戦死を嘆いた言葉で、劇場版では素人である少年少女らにホワイトベースを託さざるをえない現状を嘆く言葉となっている。
「まだだ!まだ沈んじゃあならん!ミサイルを撃ち尽くすまでは!!」
『めぐりあい宇宙』より、ソロモン戦での台詞。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

マゼラン級
ネームシップのマゼランに乗艦。シャアの部隊を迎撃しようとするも、メインゲートに仕掛けられた爆弾によって擱座したため、爆破処理を行ったことで轟沈。その後第3艦隊司令となった際には同級艦のレナウンへと乗り換えた。なお、小説版ではハル、『THE ORIGIN』ではルザルを座乗艦としている。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 基地司令としては階級が低いため、一部では当直司令やメインゲートの衛兵司令であったとする説がある。