「セモベンテ隊」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「== セモベンテ隊("Semovente" Phantom Element) == == 概要 == 「機動戦士ガンダム MS IGLOO -一年戦争秘録-」...」) |
(相違点なし)
|
2018年6月1日 (金) 21:47時点における版
セモベンテ隊("Semovente" Phantom Element)
概要
「機動戦士ガンダム MS IGLOO -一年戦争秘録-」において登場した、地球連邦軍所属の特殊部隊。セモベンテはイタリア語で「自走砲」を意味する。
一年戦争開戦当初、モビルスーツを保有していなかった地球連邦軍が、ジオン公国軍のモビルスーツに対抗するべく、鹵獲したザクIIを主力装備として創設した特殊部隊の1つであり、部隊名はその通称となっている。
ザクIIは鹵獲兵器の都合上、その保有数に限界があるため、不足分はザクIIと進出速度を合わせる事ができる61式戦車が宛がわれている。
鹵獲ザクで友軍を装ってジオン軍の地上部隊に接近し、強襲を仕掛ける戦法を常としており、その性質上、部隊数や作戦行動範囲は極秘事項となっている。その為、部隊に関する公式記録はほとんど残されていない。その存在が確認されているのは、ジオン軍の第603技術試験隊と交戦したフェデリコ・ツァリアーノ率いる部隊のみである。
同隊は宇宙世紀0079年4月29日、北米アリゾナの第128物資集積所を襲撃し、これを壊滅。そこで入手した通信機からコムサイ降下の情報を得た同隊は、同年5月9日に着陸ポイントである第67物資集積所を襲撃。同施設へ降下中だった第603技術試験隊のコムサイへの攻撃後に施設を壊滅させているが、その直後にコムサイから投下されたヒルドルブによる奇襲を受け、交戦状態に陥っている。
ヒルドルブとの交戦により、隊長のフェデリコ以外が全滅。残されたフェデリコもヒルドルブとの戦闘の末、相打ちとなり、同隊は全滅している。
登場作品
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO -一年戦争秘録-
- 第2話に登場。
部隊員
第1小隊
- フェデリコ・ツァリアーノ
- セモベンテ隊隊長。中佐。ザクII 321号機に搭乗。
- ペンター
- ザクII 322号機パイロット。
- ボロゴノフ
- ザクII 342号機パイロット。
- ミッチェル
- 61式戦車 142号車車長兼砲手。
第2小隊
- スチュアート
- ザクII 343号機パイロット。
- ジャクソン
- ザクII 344号機パイロット。
- クルス
- ザクII 324号機パイロット。
- フランシス・マリオン
- 61式戦車 144号車車長兼砲手。大尉。
- マルコ・サン=ロザリオ
- 61式戦車 144号車操縦手兼通信手。曹長。
保有戦力
- ザクII 3機と61式戦車1輌で構成された小隊からなる2個小隊。