「ガンダム・エアリアル (改修型)」の版間の差分
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− | グラスレ―寮との決闘を終えたエアリアルの損傷度は、[[地球寮]]の設備・予算で対応する事が難しいレベルにあった。抜本的な改修を行うため、開発元である[[シン・セー開発公社]]に引き渡され、[[GUND-ARM]] | + | グラスレ―寮との決闘を終えたエアリアルの損傷度は、[[地球寮]]の設備・予算で対応する事が難しいレベルにあった。抜本的な改修を行うため、開発元である[[シン・セー開発公社]]に引き渡され、[[GUND-ARM]]の基本構造を維持しつつ、外部装甲や装備類の刷新・追加など、以前の素地を活かした上で大幅な改修が行われた。 |
装甲形状の更新によりシェルユニットの露出範囲が拡大している他、背面に専用オプションとしてフライトユニットが追加された。 | 装甲形状の更新によりシェルユニットの露出範囲が拡大している他、背面に専用オプションとしてフライトユニットが追加された。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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− | :福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたインターフェース。これを使用する事で、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体を「[[GUND-ARM]] | + | :福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたインターフェース。これを使用する事で、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体を「[[GUND-ARM]]」と呼ぶ。スレッタが搭乗した際に一線を画する性能を発揮し、情報の負担も[[エリクト・サマヤ|エリクト]]が肩代わりしているため、機体とリンクしてもデータストームが発生しない。 |
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:ビットステイヴを機体各所のハードポイントに接続した形態。ビット本体への電力・推進剤の急速補給を行う他、エアリアル自体にも機動力や防御力の性能向上をもたらす。 | :ビットステイヴを機体各所のハードポイントに接続した形態。ビット本体への電力・推進剤の急速補給を行う他、エアリアル自体にも機動力や防御力の性能向上をもたらす。 | ||
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− | : | + | :同上。「逃げたら一つ、進めば二つ」。人が死ぬ光景を目の当たりにしてショックを受けながらも母の励ましとその言葉で戦う決意を固めたスレッタは新たなエアリアルの力でフォルドの夜明けを退けた。一方、深手を負った父を運んでいたミオリネは生き残りの敵兵に見つかり襲われそうになるが、すんでのところでエアリアルが駆けつける。しかし、直後にエアリアルが見せたのは'''生身の人間を躊躇無く叩き潰す'''というおぞましい光景だった。そして血の海の上に降り立ち、'''笑顔を見せながら血塗れの手を差し伸べる'''スレッタにミオリネは「人殺し」と戦慄する。<br/>「逃げたら一つ、進めば二つ」。祝福の言葉は着実に呪いの言葉へと変わりつつあった……。<br/>第1クールのラストかつ改修型のお披露目回でありながら衝撃的かつグロテスクな展開に、視聴者やネットは大きな衝撃を受ける事になった(衝撃的すぎるあまり逆にネタにもされる事に)。他にも、言葉巧みに娘を着々と復讐の道具に仕立て上げる母の狂気や意を決した途端、床に飛んだ血の上に足を置くスレッタ、エンドカードが終わる寸前にセンサー類が全て消灯するエアリアル等々、この先の不穏な展開を予感させる要素がこの12話に詰め込まれている。 |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[ガンダム・エアリアル]] | ;[[ガンダム・エアリアル]] | ||
:ベース機。改修に伴い直線的かつ攻撃的なシルエットになっており、交戦した[[ソフィ・プロネ]]からは「前の方が良かった」と言われている。 | :ベース機。改修に伴い直線的かつ攻撃的なシルエットになっており、交戦した[[ソフィ・プロネ]]からは「前の方が良かった」と言われている。 | ||
+ | ;[[ガンドノード]] | ||
+ | :エアリアルのデータストームネットワークを拡張する目的で開発されたMS型ガンビット。 | ||
<!-- == 余談 == --> | <!-- == 余談 == --> | ||
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2023年7月11日 (火) 20:45時点における最新版
ガンダム・エアリアル (改修型) | |
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外国語表記 | GUNDAM AERIAL REBUILD |
作中名称 | エアリアル |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 水星の魔女 |
デザイナー | JNTHED |
スペック | |
---|---|
分類 | GUNDフォーマット搭載型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | XVX-016RN |
全高 | 18.2m |
重量 | 53.2t |
開発組織 | シン・セー開発公社 |
開発拠点 | プラント・クエタ |
所属組織 | |
主なパイロット |
|
概要[編集 | ソースを編集]
グラスレ―寮との決闘の後、ダメージの修繕を兼ねてプラント・クエタで改修が施されたガンダム・エアリアル。
グラスレ―寮との決闘を終えたエアリアルの損傷度は、地球寮の設備・予算で対応する事が難しいレベルにあった。抜本的な改修を行うため、開発元であるシン・セー開発公社に引き渡され、GUND-ARMの基本構造を維持しつつ、外部装甲や装備類の刷新・追加など、以前の素地を活かした上で大幅な改修が行われた。
装甲形状の更新によりシェルユニットの露出範囲が拡大している他、背面に専用オプションとしてフライトユニットが追加された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 初登場作品。第11話より登場し、続く第12話でスレッタ・マーキュリーが乗り込みプラント・クエタを襲撃したフォルドの夜明けと交戦。ガンダム・ルブリス・ウルと刃を交え、その後実戦仕様ではないもののガンビットライフルの一撃を見せた上でこれを退けた。その後も決闘で学園最強の機体として君臨し、ルブリス・ウルとの再戦も退け、パーメットスコア8に到達するが、プロスペラ・マーキュリーがクワイエット・ゼロを進める目的でスレッタから取り上げ、機体に宿ったエリクト・サマヤの意思もスレッタを突き放し、彼女の下から去った。
以降はプロスペラの操縦で特使として地球へ赴いたミオリネ・レンブランの護衛として同行するが、クイン・ハーバーで破壊活動を行う。オックス・アース・コーポレーションの秘密格納庫を破壊した後、宇宙へ上がりクワイエット・ゼロの中枢として使用された。
スレッタの乗るガンダム・キャリバーンが現れた際にはエリクトの操作で出撃し、キャリバーンに対して終始優位に立ち続けるが、その最中にILTSからのレーザー砲撃を察知し、プロスペラやスレッタを守るためにその身を盾にして大破。その後、ILTSを止めるためキャリバーンにエスカッシャンを託した後、他のGUND-ARMとともに高出力のデータストーム空間を発生させ、クワイエット・ゼロとともにパーメット粒子となって消滅した。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- GUNDフォーマット
- 福祉工学を端とする革新的身体機能拡張技術「GUND」をMS用に発展させたインターフェース。これを使用する事で、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体を「GUND-ARM」と呼ぶ。スレッタが搭乗した際に一線を画する性能を発揮し、情報の負担もエリクトが肩代わりしているため、機体とリンクしてもデータストームが発生しない。
- ビットオンフォーム
- ビットステイヴを機体各所のハードポイントに接続した形態。ビット本体への電力・推進剤の急速補給を行う他、エアリアル自体にも機動力や防御力の性能向上をもたらす。
- フライトユニット
- 背面に追加された専用のオプション装備。回転式展開翼の採用により、飛行時の旋回能力が向上している。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビームバルカン
- 頭部のこめかみ部分に2門装備された小型ビーム砲。
- ビームサーベル
- グリップのセンサーと連動し、ビーム刃を発生させる近接戦闘用の兵器。バックパックに2基をマウントする。
- ビームライフル
- 新型の専用携行火器。ガンビットとの連携を重視した設計が行われ、バレルを伸長し、長距離狙撃に対応するロングレンジモードに加え、全てのビットステイヴを銃身に接続し、対艦級の火力までビーム出力を引き上げるガンビットライフルへの機能向上が可能になった。
非使用時はバックパック中央部にマウントされる。 - エスカッシャン
- 11機のビットステイヴによる多目的攻防プラットフォーム。防御兵装のシールドだけでなく、ガンビットと呼ばれる次世代群体遠隔操作兵器へ分離し、更に機体全身にビットステイヴを接続したビットオンフォームなど、様々な運用が可能。機体の改修に合わせて外装のリニューアルが行われ、ビームライフルとの接続も可能になった。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 逃げ出すよりも進むことを
- 第12話より。フォルドの夜明けの襲撃によって離れ離れになったミオリネを助けるため、改修されたエアリアルに乗り込みルブリス・ウルと交戦。デスルター、ルブリス・ソーンの増援によって数的不利に立たされるが、ガンビットライフルの砲撃によってデスルターを退け、ドミニコス隊の助成もあって事なきを得る。
そして、エスカッシャンの力を借りて仲間たちの無事とミオリネの居場所を探知し、彼女の下へと駆けつけるスレッタであったが……。 - 祝福は呪いへと
- 同上。「逃げたら一つ、進めば二つ」。人が死ぬ光景を目の当たりにしてショックを受けながらも母の励ましとその言葉で戦う決意を固めたスレッタは新たなエアリアルの力でフォルドの夜明けを退けた。一方、深手を負った父を運んでいたミオリネは生き残りの敵兵に見つかり襲われそうになるが、すんでのところでエアリアルが駆けつける。しかし、直後にエアリアルが見せたのは生身の人間を躊躇無く叩き潰すというおぞましい光景だった。そして血の海の上に降り立ち、笑顔を見せながら血塗れの手を差し伸べるスレッタにミオリネは「人殺し」と戦慄する。
「逃げたら一つ、進めば二つ」。祝福の言葉は着実に呪いの言葉へと変わりつつあった……。
第1クールのラストかつ改修型のお披露目回でありながら衝撃的かつグロテスクな展開に、視聴者やネットは大きな衝撃を受ける事になった(衝撃的すぎるあまり逆にネタにもされる事に)。他にも、言葉巧みに娘を着々と復讐の道具に仕立て上げる母の狂気や意を決した途端、床に飛んだ血の上に足を置くスレッタ、エンドカードが終わる寸前にセンサー類が全て消灯するエアリアル等々、この先の不穏な展開を予感させる要素がこの12話に詰め込まれている。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ガンダム・エアリアル
- ベース機。改修に伴い直線的かつ攻撃的なシルエットになっており、交戦したソフィ・プロネからは「前の方が良かった」と言われている。
- ガンドノード
- エアリアルのデータストームネットワークを拡張する目的で開発されたMS型ガンビット。