「レクイエム」の版間の差分
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2022年2月1日 (火) 11:52時点における版
レクイエム(Requiem)
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する地球連合軍の反射衛星砲。
月面基地「ダイダロス基地」にビーム砲を設営。各宙域にはあらゆる方向から攻撃するために廃棄スペースコロニーを中継点に設置し、そのコロニーは中を空洞化して超大型のゲシュマイディッヒ・パンツァーを設置。基地から発射されたビームを、各廃棄コロニーを中継点で方向を変えながら目標を狙い打つ。この兵器に対する設置は実に巧妙で、実際発射されるまでロード・ジブリール以下の地球連合軍の一部しか知らなかった。
登場作品
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 1度目の照射でプラントのヤヌアリウス・ワンとフォーが直撃し、その余波でディセンベル・セブンとエイトが破壊されて数百万の住民が無差別殺害された。これに対し、ザフト軍は発射阻止のため全戦力を投入し、発射点であるダイダロス基地にはミネルバ隊を投入。この一連の攻撃によりレクイエムの中継点の一つと、コントロールが破壊された。
その後、デュランダルの指示でコントロールを修復。今度はザフト軍が使用して、月の地球連合軍アルザッヘル基地を破壊。この兵器を巡り、クライン派とオーブ連合首長国、地球連合軍の残存艦隊との連合軍の総攻撃で、インフィニットジャスティスガンダムとアカツキにより完全破壊。メサイアも破壊された事でザフト軍の敗北に終わった。
関連用語
メモ
この兵器の元ネタは『宇宙戦艦ヤマト』に登場した「反射衛星砲」である。原理は全く同じだが、ビームの中継を人工衛星で行うため規模は小さく(それでも設置された冥王星全土をカバーできる射程を持つ)、拠点防衛兵器として用いられた。
続々編にあたる『宇宙戦艦ヤマトIII』では、反射ミラーを装備した有人航宙機でビームの中継を行う「新反射衛星砲」が登場している。