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+ | ユニオンのMSWADの前身である対ガンダム調査隊に技術主任として招聘された際には「上層部(うえ)はそれだけ事態を重く見ているということだ」と称された。 | ||
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+ | パイロット達にもその高名は知れ渡っているようで、[[ダリル・ダッジ]]はエイフマンのチューン機体が採用されると聞いて歓喜の声を上げていた。 | ||
+ | ところが一方、手ずからチューンした[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]は新素材や試作段階の武装をさも当然のように採用し、出来上がったものは[[グラハム・エーカー]]ですら完全には使いこなせないほどの魔改造が施されているなど、その気になればかなりぶっ飛んだこともできてしまうようだ。 | ||
独自に調べた[[GN粒子]]の資料から[[GNドライヴ]]自体の研究を進め、木星のような高重力下の環境のみでしか作れない代物であることを解明し、遂には「この永久機関は、紛争根絶ではない[[イオリア・シュヘンベルグ]]の真の目的を達成するために作られたもの」であるという結論にまで至ったが、それを知った[[アレハンドロ・コーナー]]の指図で[[チームトリニティ]]の攻撃により死亡した。 | 独自に調べた[[GN粒子]]の資料から[[GNドライヴ]]自体の研究を進め、木星のような高重力下の環境のみでしか作れない代物であることを解明し、遂には「この永久機関は、紛争根絶ではない[[イオリア・シュヘンベルグ]]の真の目的を達成するために作られたもの」であるという結論にまで至ったが、それを知った[[アレハンドロ・コーナー]]の指図で[[チームトリニティ]]の攻撃により死亡した。 | ||
− | 後にカタギリは[[トランザムシステム]] | + | 後にカタギリは[[トランザムシステム]]の再現を行っているが、それはエイフマンが遺したGN粒子に関連した手書きメモを元にしたもの。彼の遺した資料が何処までGN粒子の特性に迫っていたかは不明だが、彼が死亡した時点ではGN粒子の情報はほとんどなかったはずで、トランザムは存在すら明らかにされていなかった。エイフマンの死後、彼が行った検証・考察の一切合切のデータは全てのネットワークを監視・掌握する量子型コンピュータ「ヴェーダ」(≒アレハンドロ・コーナーと、それに従うリボンズ・アルマーク)によって破棄されている。しかし彼はトランザムの基礎理論だけはあえて手書きのメモで遺していることから、ソレスタルビーイングの最高機密のひとつである<b>ヴェーダの存在にも気づいていた</b>ふしがある。これらの事柄から見ても、エイフマンは技術者としても勿論、様々な面でも[[イオリア・シュヘンベルグ]]に迫るほどの天才的な人物だったことが伺える。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。代表的な台詞のみにしてください。 --> | <!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。代表的な台詞のみにしてください。 --> | ||
− | ; | + | ;「おそらく、火器にも転用されているじゃろうて…恐ろしい男じゃ。わしらより何十年も先の技術を持っておる。」 |
− | : | + | :初登場時に。ガンダムの隠密性、機動性などの高すぎるスペックを世界中が注目していることを印象づける。 |
;「ほう?無茶を言う男じゃ」 | ;「ほう?無茶を言う男じゃ」 | ||
− | : | + | :グラハムにフラッグのチューンの希望を尋ねたところ「パイロットへの負担は無視してくれ」「1週間で仕上げてくれ」と無茶な注文をつけられて。視聴者も全く同じ意見だったと思われるが、エイフマン教授はむしろ不敵にニヤリと笑った。そのくらいの気概があるパイロットでなければ面白くないと言わんばかり。そうして希望通りに仕上がったカスタムフラッグは、最大加速旋回時に12Gというグラハムが吐血するほどのムチャクチャな仕上がりを見せた。いくらそういうリクエストだからといって無茶なパイロットの負担を本当に無視してしまう無茶なお人だったりする。 |
+ | ;「やめておけ」/「わしは麻薬などというものが心底嫌いでな…。焼き払ってくれるなら、ソレスタルビーイングを支持したい」 | ||
+ | :[[アレルヤ・ハプティズム]]の駆るガンダムキュリオス出現の報を受け、出撃に色めき立つグラハムへ。クスリ、ダメ。ゼッタイ。 | ||
;「紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する、人類への警告。そうわしは見ておるがな」 | ;「紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する、人類への警告。そうわしは見ておるがな」 | ||
:GN粒子の解析を終えた研究室で、ビリー・カタギリとの会話中に。なんとこの時点でイオリア・シュヘンベルグの計画の大部分を見抜いていた。恐るべき慧眼だが、結果として「知りすぎた」ためにトリニティに始末されてしまう…。 | :GN粒子の解析を終えた研究室で、ビリー・カタギリとの会話中に。なんとこの時点でイオリア・シュヘンベルグの計画の大部分を見抜いていた。恐るべき慧眼だが、結果として「知りすぎた」ためにトリニティに始末されてしまう…。 | ||
;「私の仮説通り、ガンダムのエネルギー発生機関がトロポジカルディフェクトを利用しているなら、すべてのつじつまが合う。ガンダムの機体数が少ない理由も、200年以上の時間を必要としたことも……。<br>あのエネルギー発生機関を作れる環境は木星……。……!120年前にあった有人木星探査計画……!?あの計画がガンダムの開発に関わっておったのか…?<br>だとすれば、やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的とは『戦争根絶』などではなく……!」 | ;「私の仮説通り、ガンダムのエネルギー発生機関がトロポジカルディフェクトを利用しているなら、すべてのつじつまが合う。ガンダムの機体数が少ない理由も、200年以上の時間を必要としたことも……。<br>あのエネルギー発生機関を作れる環境は木星……。……!120年前にあった有人木星探査計画……!?あの計画がガンダムの開発に関わっておったのか…?<br>だとすれば、やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的とは『戦争根絶』などではなく……!」 | ||
− | : | + | :1st17話で。この時点でGNドライヴのほぼすべてが解き明かされており、ソレスタルビーイングが秘密裏に行ってきた様々な活動さえも暴かれつつあった。そして彼がたどり着いた「イオリアの真の目的」は「人類の変革」そして「来たるべき対話」であるところにまで手がかかっていた。しかし世界の統一にはまだ遠く、ソレスタルビーイングはまだまだ世界の敵とならなければならなかった。イオリア・シュヘンベルグを「恐ろしい男」と称しながらも、ほぼ手探りの状況から全貌を暴いてしまうレイフマン教授の頭脳もまたイオリア・シュヘンベルグに勝るとも劣らないものであったことが伺える。 |
+ | ;「まさか…狙いはこの私か!」 | ||
+ | :ソレスタルビーイングの武力介入は地ならしの段階に過ぎず、イオリア計画の真の目的を知られては都合が悪い。200年前の天才が生み出した計画の本質に到達すると同時に、今代不世出の天才の命運も尽きた…。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == |
2020年4月11日 (土) 00:24時点における版
レイフ・エイフマン(Leif Eifman)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00、機動戦士ガンダム00N
- 声優:土師孝也
- 種族・性別:人間・男性
- 年齢:73歳
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 所属:ユニオン
- 役職・称号など:教授
- キャラクターデザイン:高河ゆん
世界中に有名なユニオンの技術者でビリー・カタギリやリーサ・クジョウの恩師。材料工学や機械工学にも詳しく、劇中でもその技術力と洞察力を様々な場面で発揮している。 ユニオンのMSWADの前身である対ガンダム調査隊に技術主任として招聘された際には「上層部(うえ)はそれだけ事態を重く見ているということだ」と称された。
パイロット達にもその高名は知れ渡っているようで、ダリル・ダッジはエイフマンのチューン機体が採用されると聞いて歓喜の声を上げていた。 ところが一方、手ずからチューンしたグラハム専用ユニオンフラッグカスタムは新素材や試作段階の武装をさも当然のように採用し、出来上がったものはグラハム・エーカーですら完全には使いこなせないほどの魔改造が施されているなど、その気になればかなりぶっ飛んだこともできてしまうようだ。
独自に調べたGN粒子の資料からGNドライヴ自体の研究を進め、木星のような高重力下の環境のみでしか作れない代物であることを解明し、遂には「この永久機関は、紛争根絶ではないイオリア・シュヘンベルグの真の目的を達成するために作られたもの」であるという結論にまで至ったが、それを知ったアレハンドロ・コーナーの指図でチームトリニティの攻撃により死亡した。
後にカタギリはトランザムシステムの再現を行っているが、それはエイフマンが遺したGN粒子に関連した手書きメモを元にしたもの。彼の遺した資料が何処までGN粒子の特性に迫っていたかは不明だが、彼が死亡した時点ではGN粒子の情報はほとんどなかったはずで、トランザムは存在すら明らかにされていなかった。エイフマンの死後、彼が行った検証・考察の一切合切のデータは全てのネットワークを監視・掌握する量子型コンピュータ「ヴェーダ」(≒アレハンドロ・コーナーと、それに従うリボンズ・アルマーク)によって破棄されている。しかし彼はトランザムの基礎理論だけはあえて手書きのメモで遺していることから、ソレスタルビーイングの最高機密のひとつであるヴェーダの存在にも気づいていたふしがある。これらの事柄から見ても、エイフマンは技術者としても勿論、様々な面でもイオリア・シュヘンベルグに迫るほどの天才的な人物だったことが伺える。
登場作品と役柄
人間関係
- ビリー・カタギリ
- 教え子。その後もラボにて、新型機やGNドライヴの研究をしている。
- スメラギ・李・ノリエガ
- 教え子。AEU時代の事件を気にしていた模様。
- グラハム・エーカー
- 彼の要望を受け、ビリーと一緒にフラッグを改修する。
名台詞
- 「おそらく、火器にも転用されているじゃろうて…恐ろしい男じゃ。わしらより何十年も先の技術を持っておる。」
- 初登場時に。ガンダムの隠密性、機動性などの高すぎるスペックを世界中が注目していることを印象づける。
- 「ほう?無茶を言う男じゃ」
- グラハムにフラッグのチューンの希望を尋ねたところ「パイロットへの負担は無視してくれ」「1週間で仕上げてくれ」と無茶な注文をつけられて。視聴者も全く同じ意見だったと思われるが、エイフマン教授はむしろ不敵にニヤリと笑った。そのくらいの気概があるパイロットでなければ面白くないと言わんばかり。そうして希望通りに仕上がったカスタムフラッグは、最大加速旋回時に12Gというグラハムが吐血するほどのムチャクチャな仕上がりを見せた。いくらそういうリクエストだからといって無茶なパイロットの負担を本当に無視してしまう無茶なお人だったりする。
- 「やめておけ」/「わしは麻薬などというものが心底嫌いでな…。焼き払ってくれるなら、ソレスタルビーイングを支持したい」
- アレルヤ・ハプティズムの駆るガンダムキュリオス出現の報を受け、出撃に色めき立つグラハムへ。クスリ、ダメ。ゼッタイ。
- 「紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する、人類への警告。そうわしは見ておるがな」
- GN粒子の解析を終えた研究室で、ビリー・カタギリとの会話中に。なんとこの時点でイオリア・シュヘンベルグの計画の大部分を見抜いていた。恐るべき慧眼だが、結果として「知りすぎた」ためにトリニティに始末されてしまう…。
- 「私の仮説通り、ガンダムのエネルギー発生機関がトロポジカルディフェクトを利用しているなら、すべてのつじつまが合う。ガンダムの機体数が少ない理由も、200年以上の時間を必要としたことも……。
あのエネルギー発生機関を作れる環境は木星……。……!120年前にあった有人木星探査計画……!?あの計画がガンダムの開発に関わっておったのか…?
だとすれば、やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的とは『戦争根絶』などではなく……!」 - 1st17話で。この時点でGNドライヴのほぼすべてが解き明かされており、ソレスタルビーイングが秘密裏に行ってきた様々な活動さえも暴かれつつあった。そして彼がたどり着いた「イオリアの真の目的」は「人類の変革」そして「来たるべき対話」であるところにまで手がかかっていた。しかし世界の統一にはまだ遠く、ソレスタルビーイングはまだまだ世界の敵とならなければならなかった。イオリア・シュヘンベルグを「恐ろしい男」と称しながらも、ほぼ手探りの状況から全貌を暴いてしまうレイフマン教授の頭脳もまたイオリア・シュヘンベルグに勝るとも劣らないものであったことが伺える。
- 「まさか…狙いはこの私か!」
- ソレスタルビーイングの武力介入は地ならしの段階に過ぎず、イオリア計画の真の目的を知られては都合が悪い。200年前の天才が生み出した計画の本質に到達すると同時に、今代不世出の天才の命運も尽きた…。
関連機体
メカニックだけあって関連機体は多い。
- ユニオンフラッグ
- ユニオンのMS。次世代主力機のコンペに勝利し、採用されることに。
- グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
- グラハム・エーカーの要望を受け1週間で改修。彼の要望に応えて改修された機体は、高性能化の反面、パイロットへの負担を無視したとんでもない機体になった。
- オーバーフラッグ
- グラハム専用フラッグカスタムを参考に、安全性を重視して「オーバーフラッグス」のフラッグ十四機を改修。
- マスラオ
スサノオ - 直接は関わっていないが、彼が残した資料で擬似的だがトランザムシステムの実装に成功。
- ブレイブ
- こちらも直接かかわってはいないが、搭載されているOSにLEIFの名前が入っている。