「高速艇 (V)」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→登場作品) |
(→概要) |
||
38行目: | 38行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[宇宙世紀]]0150年代初頭に[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] | + | [[宇宙世紀]]0150年代初頭に[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が運用しているミサイル艇。北米[[アイルランド]]のロンドンデリー駐屯地などに配備されている。 |
高速艇の中でも全沈翼型水中翼船に分類される艦であり、水中翼船は船底の水中翼による揚力によって船体を持ち上げて水の抵抗を抑える事で、高速航行を可能としている。本艦の場合、可動式の水中翼が設けられているため、高い航行性能を有している。また、船尾にはハイドロジャットと思わしきノズルが設けられており、水中翼を含め、速力を重視した設計であると思われる。 | 高速艇の中でも全沈翼型水中翼船に分類される艦であり、水中翼船は船底の水中翼による揚力によって船体を持ち上げて水の抵抗を抑える事で、高速航行を可能としている。本艦の場合、可動式の水中翼が設けられているため、高い航行性能を有している。また、船尾にはハイドロジャットと思わしきノズルが設けられており、水中翼を含め、速力を重視した設計であると思われる。 |
2022年6月15日 (水) 17:45時点における版
高速艇 (V) | |
---|---|
外国語表記 | Battle Speed Ship |
登場作品 | 機動戦士Vガンダム |
スペック | |
---|---|
分類 | 水上艇 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンドンデリー隊 |
主な搭乗員 | 連邦兵 |
概要
宇宙世紀0150年代初頭に地球連邦軍が運用しているミサイル艇。北米アイルランドのロンドンデリー駐屯地などに配備されている。
高速艇の中でも全沈翼型水中翼船に分類される艦であり、水中翼船は船底の水中翼による揚力によって船体を持ち上げて水の抵抗を抑える事で、高速航行を可能としている。本艦の場合、可動式の水中翼が設けられているため、高い航行性能を有している。また、船尾にはハイドロジャットと思わしきノズルが設けられており、水中翼を含め、速力を重視した設計であると思われる。
武装は艦体の各部にミサイル・ランチャーやマルチ・ディスチャージャー、機関砲が設けられており、小型艇でありながら火力に秀でるが、ミノフスキー粒子散布下ではミサイルの誘導が不可能となるため、ミサイル艇の利点である射程能力の高さが失われている。コックピットは艦体中央の上面に設けられており、前方180度をカバーした窓から外部を直接視認する事が可能。側面に設けられているドアから出入りを行う。
登場作品
- 機動戦士Vガンダム
- 初出作品。第37話に登場し、ジュネス島付近でドゥカー・イク率いる部隊に襲撃されたホワイトアークからの救援要請を受け、ロンドンデリー隊の2隻が援軍として到着した。戦闘中、トップファイターで出撃していたウッソが機転を利かせて前部甲板にV2ガンダムの上半身を乗せ固定砲台代わりにしており、Vガンダムのマーベットもそれに倣っている。直後にマーベット機を載せた側が撃沈されているものの、V2ガンダムらとの連携戦術でリシテア級「M」に損傷を与え、撤退させる事に成功。戦闘後、近海の警戒に当たった。
装備・機能
特殊機能
- 水中翼
- 艦尾に設けられているコの字型の水中翼。艦体との接続部分を支点にして可動する構造となっている。後方へ可動させる事で急減速が可能。
武装・必殺攻撃
- 10連装ミサイル・ランチャー
- 艦尾の両舷に搭載されているミサイル・ランチャー。ミノフスキー粒子散布下では誘導性能が失われるものの、20発を一斉射する事で高い制圧力を発揮する事ができる。
- マルチ・ディスチャージャー
- 両舷に3基ずつ搭載。前方に向けて弾頭を水平発射する。多目的ランチャーと思われる。
- 機関砲
- 艦首に2基、コックピット後方に1基の計3基設けられているCIWS。ターレットの上部に照準用のセンサーを備えている。機関砲とはいえ、『V』作中ではツインラッドを側面からの攻撃で破壊する程の威力を見せている。