「オオツキガタ」の版間の差分
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2024年4月6日 (土) 10:49時点における版
オオツキガタ | |
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外国語表記 | OOTSUKIGATA |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 高機動砲戦型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | MVF-M12A |
全高 | 17.82m |
重量 | 46.88t |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | モルゲンレーテ社 |
所属 | オーブ国防宇宙軍 |
主なパイロット |
|
概要
モルゲンレーテ社がムラサメをベースに宇宙戦闘に特化した改装を加えた派生機。M1Aアストレイと連携して敵の射程外からアウトレンジ攻撃を加え、敵防衛網を破壊することを構想して開発された。
宇宙空間では不要となる主翼は取り外され、代わりに高精度の索敵・照準用センサーとそれに連動した超長射程のレールガンが装備されている。センサーに直結した火器管制システムも新型に換装されており、128の対象を同時に識別し、32のターゲットをロックオンすることが可能となっている。ただしこの性能はニュートロンジャマーの影響を受けていない場合のカタログスペックであり、実戦での照準制度はその50%程度の性能となる。
本体部も宇宙環境下に対応した改装が加えられており、コクピット部の気密と放射線防御機構の強化が施され、フロントアーマーに内蔵されていた空対空ミサイル「ハヤテ」をオミットして追加の冷却システムが収納されている。またM1Aアストレイとの連携能力を強化するために、通信面とAIシステムのデジタルデータパスの全面改装が実行されている。
本機アウトレンジ攻撃で真価を発揮する機体であるため戦闘機形態での運用が主体とされ、MS形態での運用は副次的なものとされている。なお戦闘機形態の機首と脚部には補助フィンが残されているが、放熱版として機能する他、大気圏上層部を掠めるスキップ飛行やコロニー内などの有大気環境下で姿勢制御補助に用いられるとされる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV戦記
- Field 03に登場。メサイア攻防戦にタキト・ハヤ・オシダリ機が参戦し、プロヴィデンスザクと交戦している。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- 戦闘機形態への変形が可能。ただし、変形にはシールドの装備が必要不可欠となる。
武装・必殺攻撃
- M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
- 頭部に左右一対2門内蔵されたCIWS。イーゲルシュテルンに代わって装備された物であり、イーゲルシュテルンよりも小口径だが、威力の低下は1/2に抑えられている。
- 72式高エネルギービーム砲
- 背部垂直尾翼に内蔵されたビーム砲。戦闘機形態時のみ使用可能な固定兵装であり、その出力は72式改とほぼ同じで極めて強力。MS形態時には自動でパワーリンクが切断されるため、暴発などによって自機を損壊する恐れはない。
- 72式改ビームライフル「イカヅチ」
- ムラサメ専用に開発されたビームライフル。右腰部ターレット・マウントに装着され、戦闘機形態時も航空火器として使用する事が可能。MS形態時にライフルとして使用する際には、トリガーを引いて発射するが、航空火器時にはマウントを介して発射信号を送る為、トリガーを引く必要はない。
- 70J式改ビームサーベル
- 左腰部に1本マウントされたビームサーベル。M1アストレイの70式ビームサーベルの改良型。旧タイプから省電力化と信頼性及び整備性の向上が図られている。この改良により、70J式は従来に比べて30~40パーセントの駆動時間維持に成功している。
- シールド
- 対ビームコーティングが施された実体盾。戦闘機形態時には機首となる。内部には戦闘機形態時に使用する収納式カナード翼と、離着陸時に使用されるノーズギアが内蔵されており、戦闘機形態では欠かすことの出来ない装備となっている。反面、作戦行動中にシールドを失った機体は戦闘機形態への変形が不可能となり、以後の行動はMS形態のみに制約される。
- センサー連動式レールガン
- バックパック右側に装備された長砲身のレールガン。左側のセンサーと連動することで超長距離砲撃を実現している。この武装はMS形態、戦闘機形態のどちらでも使用可能。