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[[地球連邦軍]]が一年戦争中に開発した、ガンダムタイプの試作MSである。<br/> | [[地球連邦軍]]が一年戦争中に開発した、ガンダムタイプの試作MSである。<br/> |
2014年8月8日 (金) 18:19時点における版
RX-78XX ピクシー (PIXY)
- 登場作品:機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク 機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:地上用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
- 頭頂高:18.3m
- 全高:19.2m
- 本体重量:39.8t
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:1,440kW
- 推力:70,500kg
- 開発組織:地球連邦軍
- 主なパイロット:ボルク・クライ 、フレッド・リーバー 、ドリス・ブラント、ダグ・シュナイド、コルテス
地球連邦軍が一年戦争中に開発した、ガンダムタイプの試作MSである。
地上戦用として開発された本機は、ガンダムに見られるコア・ブロック・システムや宇宙空間用の装備を取り除き、細身のボディになっている。また、それによる軽量化と、アポジモーターの増設により、瞬発力は当時の地上圏で最速を誇る。その機動力と高出力の2本のビーム・ダガーを用いた超近接戦闘を行う。
本機は3機生産され、1号機はベルファスト、3号機はアフリカに配備された。2号機はアルバトロス輸送中隊によってホワイトベース隊に配備される予定だったが、それを察知したジオン公国軍の特殊任務班ウルフ・ガー隊などの複数の部隊から再三攻撃を受け、届けられることはなかった。
登場作品と操縦者
- スレイブ・レイスのリッパーことフレッド・リーバー軍曹の乗機。彼の機体は、全体的に暗めのカラーリングとなっている。スレイブ・レイスにこの機機体が渡った理由として、ベルファストに配備される予定だった1号機を横取りした説と、ゴビ砂漠で2号機を回収した説とがある。キャリフォルニア・ベースにて、ジオン軍マルコシアス隊総隊長のダグ・シュナイドと共に、殿を務める。HLVを宇宙に上げる事に成功した後はイフリートと共に連邦軍と交戦するが、最後はシュナイドがリッパーに代わって乗り、回収に来た友軍を逃がす為に戦った。機体は連邦軍に回収され、後にレイスがオーガスタ研究所を襲撃した際にダイバーが増援として使用している。
- コルテス中尉の乗機。ガルマザク事件の主犯的人物、陸軍のウェイン中将が与えた機体であり、中将の邪魔者排除を請け負う掃除人(クリーナー)を引き受けていたコルテスにGアーマーと共に受領された。その戦闘力は凶悪で、ネメシス隊のジム改とジム・スナイパーII、スレイプニール隊のジム・ライトアーマーやガンタンクII、ガンキャノンIIからなるエース達を悉く殲滅してしまっている。
装備・機能
本機は重力下での白兵戦を想定して開発された。そのため、装甲は対実弾兵器用のものを使用。武装は近距離での扱いに長けるビーム・ダガー、重力下での信頼の高い実弾兵器が採用されている。また、機体にはビームステルスコートが施されているが、その効果は不明。
武装・必殺攻撃
- 60mm頭部バルカン砲
- ガンダム同様、頭部の左右に1門ずつ内蔵している。牽制程度の威力しかないが、内蔵武器という出の速さと取り回しの良さが、格闘中心の超近接戦闘が主体の本機には重要な武装である。
- 90mmサブマシンガン
- 2丁装備している本機唯一の射撃武装であり、左右で撃つことで弾幕を張れる。
- ビーム・ダガー
- 両腰部に1本ずつ2本装備している。ビーム・サーベルと比べて圧倒的に短いダガー (ナイフ)状、高出力のビーム刃を形成する。格闘スタイルは2本を逆手で持ち、斬りかかる。
対決・名場面
- ゴビ砂漠の基地に襲撃してきたイフリートと幾度と交戦。最後は一騎討ちとなり、その後の二機の結末は不明。
関連機体
- 本機と因縁の深い機体。
- パイロットフレッド・リーバーの乗り換えた機体。
- 原型機。