ウイングガンダムゼロ炎
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ウイングガンダムゼロ炎 | |
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外国語表記 | WING GUNDAM ZERO HONOO |
登場作品 | ガンダムビルドファイターズ炎トライ |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 可変モビルスーツ(ガンプラ) |
型式番号 | XXXG00W0CV |
全高 | 17.0m(ビルダーの独自設定) |
重量 | 9.1t(ビルダーの独自設定) |
主動力 | プラフスキー粒子 |
装甲材質 | プラスチック |
ビルダー | コウエン・ユウセイ |
ファイター | コウエン・ユウセイ 、 コウエン・ユウカ |
概要
コウエン・ユウセイが製作したガンプラ。『新機動戦記ガンダムW』に登場するモビルスーツ「ウイングガンダムゼロ」をベースとした改造機で、この時点における彼の総決算というべき機体である。
ハイパーΖガンダム炎やデスティニーガンダム炎で得た経験や技術を基にして作り上げており、この2機の特性を併せ持っている。更にユウセイのバトルスタイルに合わせて攻撃力と機動力を大幅に強化。耐久性も若干ではあるが向上した。彼の癖や特性もフィードバックされ、特に格闘戦で無類の戦闘力を発揮できる。
シルエットこそベース機とほぼ同じだが、ユウセイの心の中で燃え上がる炎をイメージソースとしている事から各部形状はほとんど原形を留めていない。全身に配されているクリアパーツは「炎クリスタル」で、プラフスキー粒子の貯蔵や制御機能がある。
切り札として「ハイパー炎システム」を搭載し、戦闘力を大きく引き上げられるようになっている。なお、炎クリスタルはこのシステムの運用を前提として備えられた。
可変機構は残されており、高速飛行が可能な巡航形態「ネオバードモード炎」へと変形できる。
プロトタイプである初代と改良が加えられた2代目が存在し、後者はほとんど新規製作に近いとされる。各部形状がより洗練されると共に機能が整理され、完成度が上がった。
両者の外見上の相違点は前腕部とリアスカートの形状、脚部の変形機構及びハイパーカレトヴルッフの簡略化、頭部とツインバスターライフルの一部クリアパーツ化、変形時のツインバスターライフルのマウント位置となっている。
登場作品と操縦者
- ガンダムビルドファイターズ炎
- ファイターはコウエン・ユウセイ。
フジガンプラフェスティバルの最終日に投入され、4対4のチーム戦を戦い抜き、決勝戦の第1試合でマツシタ・トシカツのM1アストレイを撃破した。最終戦ではソガ・ショウタのメッサーラSSカスタムと見る者全てを魅了する程の激闘を繰り広げている(勝敗は不明)。
大学4年生になってからは2代目を使用しており、ショウタとテストバトルを行って敗北している。その後、ナルミ・イコとプロポーズを賭けて「イコ機の攻撃を全て受け切る(回避はNG)」というルールでバトルし、何とかOKを貰っている。その直後にイコから3年間のガンプラ禁止を言い渡され、ハイパーΖ炎やデスティニー炎と一緒に本機も封印される事になった。 - ガンダムビルドファイターズ炎トライ
- ファイターはコウエン・ユウセイ、コウエン・ユウカ。
当初は謎の男マスタージャパンに預けられていたが、清炎学園ガンプラ部の第2グループ「チーム arstFaige」とユウセイ顧問の第4グループがバトルする際に彼とウイングゼロ炎の参戦を条件として提示された為、急遽取り寄せられた。届くのが遅れた為にバトルには途中で参加したが、その圧倒的な戦闘力で相手のゲルググ3機の内の2機を瞬殺している。
第1グループ「チーム リアルエイジ」とのバトルではユウカに貸し出されている。
装備・機能
特殊機能
- ハイパー炎システム
- ユウセイが独自に考案した「炎システム」の改良型で、機体の運動性を限界以上に引き上げて超高速化する。ビームの攻撃力を向上させる事も可能。
起動中は関節部や炎クリスタルから炎が噴き出しているように見えるが、これは関節が過負荷で自壊するのを防ぐ為に熱をプラフスキー粒子に乗せて排出した事で起きる現象である。使用すると内部に高熱が蓄積されるので、それを外部へ放出する必要もある事から排熱機能が強化された機体でなければ搭載できず、しかも関節部等にかかる負荷は依然として大きい。
炎クリスタルによってエネルギー充填と放熱の更なる効率化が可能となった為、稼働時間は1分間へと延長された。ただしこれは関節部と炎クリスタルへの過負荷を考慮した結果であり、それを無視すれば3分まで使用可能。 - 変形
- ネオバードモード炎に変形可能。
武装・必殺攻撃
- ツインバスターライフル
- 長砲身の大型ビームライフル。スペースコロニーを一発で破壊できる威力がある。左右に分割すれば2挺のバスターライフルとしても使用可能。ユウセイが格闘戦を好むせいか、使用機会は少ない。
初代が装備している物はベース機の物と比較して特に変化はないが、2代目では一部がクリアパーツ化されている。
変形時は分割され、初代はシールド、2代目はウイングにマウントされる。この状態でも攻撃可能で、ビームを発射して相手を破壊しながら突き進む。 - ツインバスターライフルフレア
- ユウカが機体を借り受けた際、ツインバスターライフルの代わりに用意した武装。ユウセイの基礎アイディアをベースに、彼女のバトルスタイルに合わせて製作した物で、その強力な破壊力で攻撃だけでなく味方機を支援する。
砲身を更に延長してセンサーを追加し、下部にウイングガンダムゼロフレイムフェーダーのフェザーブレイド先端部と同じ形状の実体刃を追加している。分割機能も健在。
変形時にはウイングに分割してマウントする。 - ハイパーカレトヴルッフ
- 本機の主兵装となる実体剣。カレトヴルッフを改造した物だが格闘兵装としての機能に特化しており、パーツを組み替えて射撃兵装とする事は不可能となった。そのせいか、形状はカレトヴルッフともカレトヴルッフ炎とも全く異なっている。
通常はバスターソードとして機能するが、グリップのみでも大型ビームサーベルとして使用可能。また謎の男マスタージャパンとのバトル経験を活かし、余剰エネルギーを炎の衝撃波として放つ事ができる。
不使用時は背部にマウントされており、ウイングの一部となっている。
2代目では強度の向上や重量軽減の為にビームサーベル機能はオミットされていたが、ユウカが借り受けた際に取り回しを考慮して再び実装している。 - カレトヴルッフ
- ハイパーカレトヴルッフのベースとなったマルチウェポン(原作での設定は「多機能ツール」であり、武器のように見えるが武器ではない)。
砲身と機関部、エネルギーポッドを4つ備えた中央部にグリップ、ビルドカッター、ビルドナイフの計6つのパーツで構成されており、これらを組み換える事によって実体剣「Sモード」やビームライフル「Gモード」となる。ビルドカッターとビルドナイフはそれぞれ単独での使用も可能で、残りのパーツを組み合わせた状態は「ビルドトーチ」と呼ばれる。
拡張性も非常に高く、新たに武装を追加する事も出来る。
本機の標準装備ではないが、必要に応じて使用可能とされる。 - カレトヴルッフ炎
- ガトリングガン炎、グレネードランチャー炎、ビームライフル炎を追加したカレトヴルッフ。射撃性能が強化されており、これらは分離して単体の武器としても使用できる。
ビルドカッターとビルドナイフは取り外されているが格闘兵装としても使え、グリップを組み替えるだけでライフルモードからソードモードになる。ソードモードでは先端部に装着されたビームライフル炎の銃口からビーム刃を形成してロングビームサーベルとしている。またカレトヴルッフ炎自体に粒子を纏わせればバスターソードとしても機能する。
本機の標準装備ではないが、必要に応じて使用可能とされる。 - ウイングシールド炎
- 主に左腕に装備される実体盾。変形時には機首となる。
中央には大型の炎クリスタルがあり、飛行する際に消費する粒子をここから供給する事で機体の推力を向上させている。 - ビームサーベル
- シールドの裏側に1本マウントされている。ベース機の物と特に違いはない。
対象に応じてハイパーカレトヴルッフと使い分けるが、あちらにもビームサーベル機能があるせいかほとんど使用されない。 - 天地震鳴 真・炎王斬刃
- 本機の必殺技。ハイパー炎システム起動中に連続斬撃を怒涛の勢いで繰り出す。
- 天地震鳴 炎神翔斬
- 変形時に使用可能となるもう一つの必殺技。ハイパー炎システムを起動させ、機体を炎の刃と化して相手を燃やし尽くす。
対決・名場面
関連機体
- ウイングガンダムゼロフレイムフェーダー
- ソウマ・ツバサ用に設計された機体。ウイングガンダムゼロ炎をベースとしている。
- ウイングガンダムゼロ
- ベース機。
- Ζガンダム炎
ハイパーΖガンダム炎
デスティニーガンダム炎
ΖII炎
全武装武者頑駄無 - ユウセイが製作したガンプラ。